パワーブルース

ブルース名盤:ブギ・ウギ~リズム・アンド・ブルース

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 リズム&ブルースと言う言葉は様々な使われ方がされていて難しいのですが、最初に使われたのは1947年ビルボード誌の「ジェリー・ウェクスラー」によるとされています。

 それまでは黒人音楽は「レイス(人種)ミュージック」と呼ばれていました。つまり、ランキングも「レイス・ミュージック・チャート」と呼んでいました。

 音楽的にはブルースと言う名があるように、ブルースにリズムのバリエーションがついたものです。当時のジャンプ・ブルースが進化したものが「リズム&ブルース」の最初です。

 さらに50年代には「ロックンロール」が生まれ、また60年代にかけてはゴスペルと融合しながら「ソウル・ミュージック」へと進化していきました。

 

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名盤:ブルース全体が見えてくるルバムブギ・ウギの名盤・R&Bの名盤・ニューオリンズの名盤compilation

1990年代以降の名盤・好盤ロックン・ロール / ブルース・ロック

 

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ブルースマン Tシャツ

ブギ・ウギ
(boogie-woogie)
の名盤
シカゴ~デトロイト周辺
(1920年代~)

 

 ブギ・ウギはハウス・レント・パーティーやジューク・ジョイントでよく演奏されました。不況下でレコードの製作が数年間中止されていて、再開されたのが33年頃とされてますから、レコードとして聴かれるのは1930年代の中頃からが多くなります。

 ブギ・ウギ以前の音楽なのでしょうが、1920年代のジャグ・バンドのレコードなどを聴くと、ブルースもかなりやっていたりします。楽器が面白いですから、ちょっとは聴いてみるのも良いと思います。

 このような多様な音楽から、ブルースの王道とも言えるブギ・ウギのリズムが生まれてきたんでしょうね。シカゴではピアノが主流のようでしたが、南部などに行けば、ギターを抱えたブルースマンもブギのリズムを演奏してたんでしょう。いずれにしても、ブギ・ウギと言う言葉はこの頃に使われ始めたようです。

 ちなみに、ハウス・レント・パーティーというのは、間借りをしている人が家賃を捻出するために、自分のアパートの部屋なりをパーティー会場にして、会費を集め、酒を出し、ピアニストの一人二人に演奏をしてもらい、そのアガリを家賃にしたものです。南部時代から慣習的にやられていたようです。

 

クリップル・
クラレンス・ロフトン
CRIPPLE CLARENCE LOFTON

The Complete Decca Recordings
1937年

クリップル・クラレンス・ロフトン

Complete Recorded Works (1935-39)
Complete Recorded Works (1939-43)

パイントップ・スミス
Pinetop Smith

BoogieWoogie & BarreelHouse Piano 1928年~1932年

パイントップ・スミス他

扱い無し

カウ・カウ・
ダヴェンポート
Cow Cow Davenport

Charles "Cow Cow" Davenport
1926-1938

Cow Cow Davenport

Cow Cow Davenport 1926-1938

ジミー・ヤンシー
Jimmy Yancey

Jimmy Yancey Vol 1 1939-1940

WYNONIE HARRIS

Jimmy Yancey Vol 1 1939/40

ミード・ルクス・ルイス
MEADE LUX LEWIS

MEADE LUX LEWIS
1927-1939年

ミード・ルクス・ルイス

Meade Lux Lewis: 1927-1939

 

無い場合は

The First Day

ピート・ジョンソン
PETE JOHNSON

SOME DAY BLUES
1938-39

ピート・ジョンソン

1938-1939

アルバート・アモンズ
Albert Ammons

Albert Ammons : Classics,
1936-1939

アルバート・アモンズ

The Chronological Albert Ammons1936-1939

コンピレーション
カウ・カウ・ダベンポート他

Boogie Woogie,
Vol. 1
: Piano Soloists

Boogie Woogie, Vol. 1: Piano Soloists

Boogie Woogie, Vol. 1: Piano Soloists

   

リズム・アンド・ブルース (R&B)(JUMPBLUES)の名盤
カンザス・シティ
(1930年代~)

 

 1930年代から40年代は、すでにビッグ・バンドが全米で活動していて、特に南西部(テキサス、カンサスあたり)はブルース色を強く残していました。このようなブルースを、ジャンプ・ブルースと呼んだりします。

 また、バンド構成が大人数になり、ホーンセクションのリフをバックに歌うスタイルが多く、バックの音に負けないように、ボーカルも絶叫する歌い方になり、『シャウター』などと呼ばれる人もいます(全部が叫んでばかりではないですが)。そんな中で私が聴いているものをいくつか上げてみます。年代的には40年代の半ばから50年頃までが良いと思います。

 

 

    

カウント・ベイシー
COUNT BASIE

The Complete Decca Recordings
1937年

カウント・ベイシー

The Complete Decca Recordings: 1937

ジミー・ラッシング
JIMMY RUSHING

Essential
1954年~1957年

JIMMY RUSHING

Complete Goin' to Chicago & Listen to the Blues

ビッグ・ジョー・
ターナー
JOE TURNER

Classic Hits
1938-52 年

JOE TURNER

Classic Hits 1938-52

ワイノニー・ハリス
WYNONIE HARRIS

WYNONIE HARRIS
1944-1947年

WYNONIE HARRIS

1947-49

ワイノニー・ハリス1944-1945

ワイノニー・ハリス1945-1947

ルイ・ジョーダン
LOUIS JORDAN

THE BEST OF
1941-1954年

ルイ・ジョーダン

ルイ・ジョーダン:1939-1954 

ロイ・ミルトン
ROY MILTON

ORIGINAL R&B HITS FROOM THE 40'S & 50'S
(1940年代-1950年代)

ロイ・ミルトン

Legends of Specialty : Roy Milton

ジミー・
ウィザースプーン
JIMMY WITHERSPOON

AIN'T NOBODY'S BUSSINESS
1948-1951年

JIMMY WITHERSPOON PLUS

ジェイ・マクシャン
JAY McSHANN

Kansas City Blues
1944-1949

Kansas City Blues 1944-1949

Kansas City Blues 1944-1949

 

コンピレーション盤
The Roots of
Rock 'n' Roll

1946-1954

The Roots of Rock 'n' Roll: 1946-1954

The Roots of Rock 'n' Roll: 1946-1954

リズム・アンド・ブルース
(R&B) の名盤
ウエスト・コースト
(1930年代~)

 

 ウエスト・コーストのR&Bは、イースト・コーストよりもブルース色が強く、私はテキサスや中西部とともに好きです。その代表が「ジョニー・オーティス」です。白人ながら多くの人とバンドをプロデュースした、とても影響力のある人です。

 

 

ジョニー・オーティス
COUNT BASIE

Original Johnny Otis Show
1947-1952

Johnny Otis

Original Johnny Otis Show

アイボリー・ジョー・
ハンター
Ivory Joe Hunter

1945-1947

Ivory Joe Hunter

1945-1947

リトル・エスター
LITTLE ESTHER

BAD BAAD GIRL!
1951-1952

LITTLE ESTHER

1951-52

ジョー・リギンス
JOE LIGGINS

ESSENTIAL RECORDINGS
1950-1954

JOE LIGGINS

Legends of Specialty : Joe Liggins & the Honeydrippers

エイモス・ミルバーン
AMOS MILLBURN

CHICKEN SHACK BOOGIE MAN
1946-1950

CHICKEN SHACK BOOGIE

Chicken Shack Boogie Man

パーシー・メイフィールド
PERCY MAYFIELD

POET OF THE BLUES
1950-1954

PERCY MAYFIELD 1950-1954

Legends of Specialty : Percy Mayfield

ロイ・ブラウン
Roy Brown

GOOD ROCKIN' BROWN
1947-1949

GOOD ROCKIN' BROWN

GOOD ROCKIN' BROWN

ローウェル・フルスン
Lowell Fulson

Classic Cuts
1946-1953

Lowell Fulson 1946-1953

1946-1953 Classic Cuts

ジミー・マックラグリン
Jimmy McCracklin

Blues Blasters Boogie
1946-1955

Jimmy McCracklin Blues Blasters Boogie 1946-1955

Blues Blasters Boogie 1946-1955

マックスウェル・
デイヴィス
Maxwell Davis

Best of Maxwell Davis
1945-59

The Roots of Rock 'n' Roll: 1946-1954

Wailin' Daddy:Best of Maxwell Davis 1945-59

ジャック・マクビー
Jack Mcvea

THE COMPLETE 1944-1952 VOL.2
(1945-1946)

Jack Mcvea

THE COMPLETE 1944-1952 VOL.2(1945-1

エディ・ヴィンソン
Eddie 'Cleanhead' Vinson

Cleanhead Blues
1945-1947

Eddie 'Cleanhead' Vinson

Cleanhead Blues 1945

ポール・ウィリアムズ
Paul 'Hucklebuck' Williams

COMPLETE RECORDINGS
1949-1952

Paul Williams

COMPLETE RECORDINGS 1949-1952 VOL.2

ビッグ・ジェイ・
マクニーリー
Big Jay McNeely

Deacon Unabridged
1948-1950

Vol. 1-Deacon Unabridged: 1948-50

Vol. 1-Deacon Unabridged: 1948-50

リー・アレン
Lee Allen

Walkin With Mr Lee
1958

Walkin With Mr Lee

Walkin With Mr Lee

リズム・アンド・ブルース
(R&B) の名盤
メンフィス
(1950年代~)

 

 メンフィスは南部と北部の都市の中継点で、いろんな人が行き来した都市ですから、きっと面白い状況が沢山あったのではないでしょうか。スタイルを見ても、ブルースは勿論の事、ウエスト・コースト的な感じがあったり、泥臭さと都会的な感覚が一緒になったような感じがします。60年代になって出てくるソウルも『スタックス』『ハイ』に代表されるように、洗練されきれていないところが魅力です。

 メンフィスではR&Bの少し後の世代が多く活躍しました。カンサスやテキサスのジャンプ・ブルース、「ルイ・ジョーダン」や「T・ボーン・ウォーカー」は1910年頃の生まれです。、それよりも一回り以上年下の、B・B・キングと同じ世代の1925年前後生まれの人達です。1950年頃に多くの優れたブルースマンが集まります。

 ただ、日本ではシカゴ・ブルースほどには紹介されなかったですね。B・B・キングだけは有名でしたが、ボビー・ブランド、ジュニア・パーカーと言った人は、日本盤が出るのはかなり遅かったと思います。私のもほとんど輸入盤でした。

 1940年代のウエストコーストから始まったR&Bは、全国に広がりながらも、土地がらでその度合いが異なります。イーストコーストの「ジョー・モーリス」やニューオリンズの「デイブ・バーソロミュー」などのバンド(楽団)リーダーが牽引役となり、アフター・ビートの強いリズムに進化し、早い時期にR&B化していったのに対し、メンフィスなどの南部都市では、ブルースの人気が高くて、なかなかR&Bへと移行するのには、時間がかかりましたし、逆にその事がメンフィスの良い所かもしれません。

 

ロスコー・ゴードン
ROSCO GORDON

VERY BEST OF
1951年~1953年

ロスコー・ゴードン Rpm Years

Bootin: Best of the Rpm Years

ジョニー・エース
JOHNNY ACE

Memorial Album
1952年~1954年

Johnny Ace

Memorial Album

アイク・ ターナー
IKE TURNER
& His Kings Of Rhythm

Rhythm Rockin' Blues
1954年~1956年

IKE TURNER & His Kings Of Rhythm

Rhythm Rockin' Blues

ビッグ・ママ・ソートン
Big Mama Thornton

Hound Dog
(1952-1958録音)

Big Mama Thornton

Hound Dog-Peacock Recordings

ボビー・ブランド,
ジュニア・パーカー,
B.B.キング

The Best Of Bobby Bland, B. B. King & Junior Parker
1955年頃

ルイ・ジョーダン

The Best Of Bobby Bland, B. B. King & Junior Parker

リズム・アンド・ブルース
(R&B) の名盤
ニューオリンズ
(1950年代~)

 

 いつの時代にも多くのミュージシャンを輩出してきた都市で、そのスタイルも洗練度の高いものから、南部的な荒削りなものまで、実に多彩な面を持っています。「キング・オリバー」「ルイ・アームストロング」「ジェリー・ロール・モートン」「シドニー・ベチェ」などの、ジャズの初期のミュージシャンも、この都市から沢山出ています。 

  何をやっても独特の重量感があり、とてもエグイ土地柄です。この時代のキーマンは、やはり『デイブ・バーソロミュー』と『ファッツ・ドミノ』でしょうか。ニューオリンズのR&Bにおける中心人物は、トランペッター・バンドリーダーの デイブ・バーソロミューで、自身の録音もさることながら、スマイリー・ルイスやロイド・プライス、さらにはファッ・ドミノの製作に関与し、他にもリトル・リチャード、などのロックン・ロール歌手のバッキングもし、多くの影響を与えました。

 ポール・ゲイトゥンの楽団(一応、ビッグ・バンドの事です)も、やはり当時の定番とも言える女性ボーカルのアーニー・ローリーをフィーチャーし、1947年の「シンス・アイ・フェル・フォーユー」、さらに1950年「アイル・ネバー・ビー・フリー」とヒット曲を出します。

 デイブ・バーソロミューもやはり、最初は女性の「ジョエル・キング」をボーカルにしていましたが、男性ボーカルの「トミー・リッジリー」のレコーディングもしています。この頃(1949年)は、まだジャンプ・ブルース的なスタイルでしたが、同じ頃の「ファッツドミノ」のレコーディングでは、ファッツ・ドミノの持ち味である、ゆったりしたバラード(ウエストコーストのチャールズ・ブラウン風)やカントリー(白人のC&W)的なボーカルスタイルでヒットを連発していきます。

 また、ニューオリンズはピアニストの宝庫ですが、その中でもルンバ的なリズムを取り入れた、プロフェッサー・ロングヘアーの存在は大きく、アラン・トゥーサンやヒューイ・スミス、ドクター・ジョンなどを通じて後々まで影響を与えています。

 ※ニュー・オリンズ音楽のキーワード「セカンド・ライン」「ブラス・バンド」「マルディグラ」「ジャズ」「ファンク」

デイブ・バーソロミュー
Dave Bartholomew

Dave Bartholomew
1947年~1950年

デイブ・バーソロミュー

Dave Bartholomew 1947-50

ファッツ・ドミノ
FATS DOMINO

Rock & Rollin/Million Sellers
1949年~1961年

Rock & Rollin/Million Sellers

Rock & Rollin/Million Sellers

スマイリー・ルイス
Smiley Lewis

I Hear You Knockin: Best of
1950年~1956年

I Hear You Knockin: Best of Smiley Lewis

I Hear You Knockin: Best of

シャーリー&リー
SHIRLEY & LEE

Legendary Masters Series 1
1952-1961年

SHIRLEY & LEE

Legendary Masters Series

ポール・ゲイトゥン
Paul Gayten

Regal Records in New Orleans
1949年~1951年

Paul Gayten

Regal Records in New Orleans

プロフェッサー・
ロングヘアー
PROFESSOR LONGHAIR

New Orleans Piano
1949年~1953年

c

New Orleans Piano: Blues Originals 2

ヒューイ・スミス
HUEY "PIANO" SMITH

HAVING A GOOD TIME
1953年~195*年

HAVING A GOOD TIME

Having a Good Time

ギター・スリム
GUITAR SLIM

THE THINGS I USED TO DO
1953年

THE THINGS I USED TO DO

Things That I Used to Do

アール・キング
EARL KING

Earl's Pearls
1955年~1960年

EARL KING

Earl's Pearls Very Best of

スヌークス・イーグリン
Snooks Eaglin

Complete Imperial Recordings
1960年~1963年

Complete Imperial Recordings

Complete Imperial Recording

 

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