ブルースと言う音楽はアメリカの黒人音楽です、アメリカ合衆国で奴隷制度が終わり、奴隷解放される事で生まれてきた音楽です。解放されて自由を得たのですが、それにより個人となり、そこから生まれる孤独や自活して生きていく苦難などが歌われます。
ブルースの名盤はアルバムで考えるならば、昔(1960年頃以前)はシングル盤がある程度まとまったらアルバムとしてまとめてリリースされる事が普通でした。ブルースは一話完結的な音楽なので、アルバムの名盤と言うと、良い曲が多数入っていて、全体的に雰囲気が良いアルバムと思います。ここで取り上げたのはどれを聴いてもブルースの魅力が伝わるものばかりです。1アーティストにつき1枚を取り上げました。
主にシカゴに近い北部出身の人が多かったピアニスト達ですが、サニーランド・スリム、エディ・ボイドと言った南部出身の人も活躍しました。ちなみに南部はギターやハープをやる人が多かったです。
移動して演奏する事が多いと、いくらジュークジョイントなどにピアノが設置してあっても、手軽な楽器の方が良いですから、当然と言えば当然です。
さらに南部からは、後にバンド・ブルースの電気化で一世を風靡した人達がどんどんやってきます。
やはりシティ・ブルースと南部からの移住者が持ってくるエネルギーのようなものが、シカゴ・ブルースを作ったと言えます。
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→2013年から23年の バックナンバー
ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ
シカゴ・バウンド
Otis Spann Is~(輸入盤)
オーティス・スパン~(国内盤)
ステディ・ローリン・マン
His Best : The Chess 50th Anniversary Collection
ダウン・アンド・アウト・ブルース (+2)
The Sky Is Crying : The History of Elmore James
モーニン・イン・ザ・ムーン...
I'm Jimmy Reed
ハーモニカ・ブルース・キング
メッシン・ウィズ・ザ・キッド~ザ・チーフ/プロファイル/USAレコーディングス1957-63
Blues Harp
Live & On the Move
Earthshaker
I Am the Blues
ナチュラル・ブギ
モダンブルース・ギターの父とも呼ばれる、ティー・ボーン(T・ボーン)・ウォーカーのアルバムは、どれもそれなりに良いものばかりです。
時代とともに変化していくのは当然ですが、ファンキーにしても彼一流のスタイルがあり魅力的です。 特に、1940年代の録音での、エレクトリック・ギターのフレーズの完成度には、ただ驚くのみです。
現在のブルースやロックのギタリストにも、彼のフレーズがいたるところに残っています。ビー・ビー・キング、アルバート・キングなどに代表される、アーバン・ブルース・スタイルのギターは、彼無しには生まれなかったでしょう。
チャック・ベリーのロックン・ロール・ギターも、彼のフレーズをアレンジしたものと感じます。また、常に斬新でもありながら、正確なフレージングで、「パーフェクト」と言える人です。さらには、アクロバチックなステージもできるスーパーマンのような人です。
モダン・ブルース・ギターの父
Live at the Regal
Born Under a Bad Sign
Somebody Loan Me a Dime
Two Steps From the Blues
アイ・キャント・クィット・ユー・ベイビー
The Gate of the Horn
Sings
Original Peacock Recordings
Junior's Blues : The Duke Recordings, Vol. 1
Original Ganster of Love 1953-59
Driftin' Blues-Best of
Trash Talkin'
West Side Soul
グランド・マスター・オブ・...
I Was Walking Through the Woods
Going to Chicago
トランプ(紙ジャケット仕様)
Blues 'N Soul
Spider in My Stew
サムデイ・ユール・ハヴ・ディーズ・ブルース
Been Gone Too Long
Now You Can Talk About Me
アイ・フィール・ソー・バッド(紙ジャケット仕様)
1890年頃に商業的なレコードが可能になり、1900年頃には世界的にレコードは発売されていたようです。1925年になりマイクロフォンが出来て、電気的に録音が可能になりました。
そして、最初にブルースが録音の対象になったのは、MA RAINEY(マ・レイニー)などの女性歌手のレコードからでした
Complete Recorded Works, Vol. 1(1923-1924)
Essential Bessie Smith
ブラック・エンジェル・ブルース
DINAH WASHINGTON SINGS BESSIE SMITH
1900年頃迄のブルースは、ギターやバンジョーを弾きながら歌うカントリー・スタイルが普通でしたが、バンドをバックに歌う歌手も出てきました。この様な、バンドをバックにして歌う歌手は女性がほとんどで、男性は弾き語りが多かったのも特徴です。
The Best of Blind Lemon Jefferson
ブルースの巨人(3)パットン
キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーズ VOL.2(紙ジャケット仕様)
伝説のデルタ・ブルース・セッション1930
Vol. 1-Texas Alexander
Tommy Johnson: 1928
Aberdeen Mississippi Blues
Complete Recorded 1
Complete Early Recordings
ザ・コンプリート・レコーディングス [初回限定盤]
モージョ・ハンド(コンプリート・セッション)(紙ジャケット仕様)
ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー
それまでの女性ボーカルがメインであった「古典ブルース」などの商業的な状況が、「シティ・ブルース」や「ブギ・ウギ」の登場で、がらりと様相が変わってきます。
この頃に形成されてきたスタイルにはブギ・ウギと、ピアニストの「リロイ・カー」に代表されるシティ・ブルースがあります。ブギ・ウギはブルースにとっての、普遍的とも言える演奏スタイルです。
シティ・ブルースのページへ
ジャズの初期の頃から活動をし、ルイ・アームストロングをはじめテキサス・アレクサンダーやビクトリア・スピヴィー、クララ・スミス、スペンサー・ウィリアムスなどの伴奏・録音もあります。ブルース・サイドから見ればブルースマン(シティ・ブルース)としてリスペクトされていて・・・
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ブルース・ビフォア・サンライズ
King of the Chicago Blues Piano
Young Big Bill Broonzy 1928-1935
When the Sun Goes Down, Vol. 8: Bluebird Blues
Vol. 1-Johnnie Temple 1935-1938
The Story of the Guitar Wizard
Hoodoo Lady 1933-37
Harlem Hamfats 2
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