キャッシュボックス・ヒット・シングル

1968年

※何日かに分けて書いているので、文章が重複したり、何か変だと感じる事があるかも知れません。このコーナーを終えたら見直し、修正します。

1968年の米国「キャッシュボックス誌」のランキングです。かなり懐かしく感じる方もいるかと思います。私はひじょうに懐かしいです。

何でこの年かと言いますと、先の1964年チャートは後で見たもので、リアル･タイムで見ていたのはこの年が最初だからです。

それまでは兄が持っていたのや、先輩から借りてきて聴くだけで、自分でレコードを買う事は無かったのですが、この年に、やっと自分で選んで買い始めたわけです。

最初はラジオのリクエスト番組で聴いたり、隔週で出ていた「FMファン」「週間FM」と言った雑誌で、チャートを見たりして決めたので、このような表を見ると昨日の事のように、映像的に思い出します。

もっとも、これはキャッシュボックスのチャートで、日本のランキングやラジオでかかる曲は、必ずしも一致しません。それに、集計方法はどうやってるんだろうと言う疑問もありましたから、あくまでも目安程度に見ていました。

かなり昔の事ですから、曖昧な記憶もありますが、実際に曲名などを見ると思い出せるものですね。「Love Is Blue (L’Amour Est Bleu)」などは7週もトップだったんですね。確かによく聴きました。

邦題は「恋は水色」でしたが、原題は「ブルー」だったんですね。もしかして、曲のイメージを勘違いして聴いていたかもしれません。

すごくスガスガシイ感じの曲と思っていましたが、本当は寂しい感じを表現した曲なのかもしれませんね。でもインストゥルメンタルの良い曲でした。

余談ですが、私は邦題が好きではありません。一部は良いのもありますが、後からアルバムを買う時に、輸入盤だったりすると、邦題の記憶が邪魔をして、混乱するからです。それに、邦題のタイトル名自体のセンスが悪いと最悪です。

肝心のビートルズですが、前年からの続きで1週目から「Hello Goodbye」がトップにいます。これはラジオでよくかかってました。しばらく後にアルバムを買いますが、この時はラジオだけで聴いてました。

9月頃から7週連続で「Hey Jude」がトップを取っていますね。これはシングル盤を買いました。おそらくこれが最初（ゲット･バックは1年ほど後です）に買ったレコードだった気がします。

サイモンとガーファンクルの「ミセス･ロビンソン」も同じ頃に買ってます。あとは知り合いの所で聴いたりしてました。

「Hey Jude」の次にトップを取っているメリー･ホプキンの「Those Were The Days 」も、確かポール・マッカートニーがプロデュースしていたと思います。

邦題は「悲しき天使」で、これも買ったような気がします。確か、「アップル･レコード」だったような記憶があります。それもあって買ったような・・・

ローリング･ストーンズは「ジャンピン･ジャック･フラッシュ」が、7月に1位になっています。先輩が持ってて、しょっちゅう聴きにいってました。

当サイトでは随分取り上げている、ソウル･ミュージックも沢山トップを取っていますね。年末頃はデトロイトのモータウン･レコードが毎週のようにトップですね。

まあ、今だからこんな事を書いてますが、当時の私のメインは「ビートルズ」でした。あと、同じソウルでもモータウン･レコードはそれほど好きではなかったですね。この頃のモータウンではマービン・ゲイが好きでした。