BOBBY BLAND

大御所と言う感じがぴったりのブランドですが、凄く良いなと思うのは、やはり初期から"Here's The Man"(1960年頃)までで、以降は私の苦手なストリングスが甘く絡むようになり、あまりターンテーブル(古い?)には乗らなくなりました。

80年代になりマラコ・レーベルから出た、「メンバーズ・オンリー( Members Only)」とアフター・オール(After All)」を聴いて、大物の復活に大いに喜びました。(その間にも、レコードは山ほども出ているのですが、気に入ったのは少なかったです)

メンバーズ・オンリー

メンバーズ・オンリー

メンバーズ・オンリー 
マラコ盤でも一番良いと思います。

MEMBER'S ONLY (MALACO)

1. MEMBERS ONLY
2. IN THE GHETTO
3. I'VE JUST GOT TO KNOW
4. STRAIGHT FROM THE SHOULDER
5. SWEET WOMAN'S LOVE
6. CAN WE MAKE LOVE TONIGHT
7. SWEET SURRENDER
8. I NEED YOUR LOVE SO BAD
9. HEART OPEN UP AGAIN
10. BLUES YOU CAN USE

ゆったりとした、余裕のブランド節が心地良い。ブルース界屈指のボーカリストの貫禄充分。 「MEMBERS ONLY」などは、彼でなければここまで名曲には聴こえないような気がします。

AFTER ALL MAL (MALACO)

1. SECOND HAND HEART
2. AFTER ALL
3. WALKIN' & TALKIN' & SINGIN' THE BLUES
4. I HEAR YOU THINKIN'
5. THERE AIN'T NO TURNIN' BACK
6. LOVE ME OR LEAVE ME
7. ANGEL
8. SUNDAY MORNING LOVE
9. I STAND ACCUSED

同じく、上の次に出たアルバム。ウェイン・ベネットのギターも渋い。これ以降もマラコからのリリースが何枚かありますが、聞いていません。2枚ともCDあり。日本盤は?。

デューク・レコード

ヒアーズ・ザ・マン

ヒアーズ・ザ・マン

このアルバム自体は無かったですが、これを含むデューク時代のベスト盤。かなり充分な内容です。
The Anthology

HERE'S THE MAN!!!

A:
PRESENTING DYNAMIC BOBBY BLAND
1:36-22-36
2:YOU'RE THE ONE(THAT I ADORE)
3:TURN ON YOUR LOVE LIGHT
4:WHO WILL THE NEXT FOOL BE
5:YOU'RE WORTH IT ALL
6:BLUES IN THE NIGHT
B:
1:YOUR FRIENDS
2:AIN'T THAT LOVING YOU
3:JELLY JELLY JELLY
4:TWISTIN' UP THE ROAD
5:STORMY MONDAY BLUES

これがデュークレコード75番のわたしの一番好きなブランド。R&Bの流れの中から、彼のボーカルスタイルを築いたアルバムで、最初から最後まで全曲良いです。

ツーステップ・フロム・
ザ・ブルース

ツーステップ・フロム・ザ・ブルース

これも何とか見つけました。評価としては、最も高いアルバムです。
Two Steps From the Blues [Bonus Tracks]

TWO STEPS FROM THE BLUES

A:
1:TWO STEPS FROM THE BLUES
2:CRY CRY CRY
3:I'M NOT ASHAMED
4:DON'T CRY NO MORE
5:LEAD ME ON
6:I PITY THE FOOL
B:
1:I'VE JUST GOT TO FORGET YOU
2:LITTLE BOY BLUE
3:ST.JAMES INFIRMARY
4:I'LL TAKE CARE OF YOU
5:I DON'T WANT NO WOMAN
6:I'VE BEEN WRONGS SO LONG

同じくデュークの、大傑作と言われた意欲作。タイトルにあるように、ブルースからソウルへの試み的なアルバムです。ソウル・シンガーにも彼のフォロワーが大勢いるのもわかります。ミルトンやZ・Z・ヒルもそうです。やはり、大御所なのです。

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