ブルース:ブログのまとめ1

第4話: 2005.06.04 Saturday

10年も20年もアッと言う間・・

ちょうど10年前になるかな、十二指腸潰瘍で通院していた時でしたが、病院の帰路に何となく、駅と駅の中間くらいにある(場所からして中途半端)、デパートのような大きなスーパーのような、中途半端な店に入ったんですが、そこにCDコーナーがあって、ブルースが5枚くらい置いてあったわけです。

その中に、「アルバート・コリンズ」があって、やっぱり売れてんだなと思ったのですが、それが何と「追悼盤」で、かなり驚きました。当時(10年前)は、CDもLPもほとんど買ってなくて、雑誌なども見てないし、亡くなったのも全然知らなかったです。

でも、相変わらずレコードは良く聴いていて、アルバート・コリンズのビデオも繰り返し見ていたんですが、まさか亡くなっていたとは・・・

でもその時は情報も少なくて、そのアルバムは聴いていなかったわけです。ライブ盤だったので、沢山あるから「昨日見たビデオと同じライブじゃないか」とか考えたわけです。

最近のお気に入りThe Iceman at Mount Fuji

アルバート・コリンズ

それから10年経ちましたとさ・・・

このアルバムは92年の「マウント・フジ」でのもので、最近聴いて、音も良いし、問題の歌も何か良く聴こえるんですね。もちろんギターはすさまじいです。

それで調べてみたら、偶然にも上の「追悼盤」と同じものでした。気になってたんですよね、けっこう。

追悼盤の方は、92年(マウント・フジ)と93年(場所不明)の2つのライブから5曲ずつくらいの選曲で、下のはマウント・フジの2ステージ分みたいです。(全部英語解説文で疲れます)

同じ曲が何曲か入ってますが、ベースが替わってるみたいで、まあ、それはどうでも良いかなと。

かなりホーン・セクションが厚いので、ゴージャスな音ですが、その辺りは好みの問題なので・・・

私はAC・リードのサックスが1本でいいのですが。サイド・ギターがかなりソロを弾いています。これがいけてます。コリンズ相手に、しっかり弾いてるなと感じますね。

最近のお気に入り。毎日5回くらい聴いてます。

アルバート・コリンズの詳しくはこちらでも。

第3話: 2005.05.27 Friday

最近は濁ってる方が良いかな

私の場合、自発的に聴く(CDであれLPであれ)音楽と言うと、90%くらいはブルースです。残り10%がサザン・ソウル(60年代頃)とかビ・バップのジャズ(60年代頃)です。あとロック(これも60年代)を少々と言った感じですが、そんなに意識しているのではないのですが、60年代が多いですね。元々60年代のロックからレコードを聴き始めたので、結局良い時代だったような気がします。

もちろん70年代も80年代も、その当時のフージョンやファンク・ソウルなんかも聴いているのですが、2000年を過ぎた頃からは、リアルタイムで聴きたいものが無くなったと言うか、50歳も近くなったから、好きな音楽だけを聴いていたいという考えになってしまったんですね。人間いつどうなるかも分らないので、せめて好きな音楽だけは、好きなものを聴いた方が良いと思うわけです。

そんなブルースの中でも、その時々で好みと言うのは微妙に変わるもので、最近は濁ったのが良いです。とは言え、ほとんどのブルースは濁った感じがするんですが、印象(イメージ)として、特に濁ったのがあるわけです。まあ代表格と言うと、前回書いた「ハウリン・ウルフ」とか、マディ・ウォーターズです。(マディなどは名前からして、そのまま濁ってますが)

でも、それを上回ると感じる中で、特に好きなのが「ハウンド・ドッグ・テイラー」と言う、狂気のスライド・ギターを弾く人です。

どれもいいけど、これが一番!ナチュラル・ブギ

かれのバンド「ハウスロッカーズ」のメンバーは、彼を入れて3人と言うもので、ドラムスとギターとギターです。あれ、ベースがいない?

そう、ベースなしです。それが何故かドライブしたサウンドを作り出しているから凄い!

第2話: 2005.05.24 Tuesday

あらためて、フェイバリット

ビッグ・ネームのセッションザ・スーパー・スーパー・ブルース・バンド+5

 マディ・ウォーターズ&ハウリン・ウルフ&ボ・ディドリー &リトル・ウォルター

今年が2005年で、30年くらいブルースを聴いていると言う事は、1975年頃からと言う事になるのかな?
実際は、黒人ブルースは72年頃から聴いていて、その前は白人ブルース(白人ブルースって変な言葉だな)を聴いていましたね。

と言うか、黒人のレコードと言うと、ジャズとソウルはかなり売ってましたが、ブルースとなると「BBキング」くらいしか記憶に無いですね。聴きたくても聴けなかったわけです。もしかすると、機が熟するまで聴けなかった事が幸いだったのかも・・・
もし早くに(15歳くらいで)黒人ブルースを聴いていたら、逆に深みにはまる事は無かったかもね。拒絶反応の方が強くて・・・

このアルバムは特別に好きと言うのではなかったです。30年近く前から聴いてますが、あくまでも「企画もの」として、「こんなのがあっても良いかな」くらいのものでした。


それが最近になって、この三人(ウォルターがいました。四人)がセッションしてる事自体が凄いなと言うふうに思い、改めて聴いているのですが、「いいんだな~、これが」

昔は「ピュアー」でないと良くなかったんでしょうね。マディ・ウォーターズならマディの単独アルバムが良く、ハウリン・ウルフならウルフのアルバムと言うふうにですね。(もちろんボ・ディドリーもです。)

この二人に限らず、多くのブルースマンは若いロックプレイヤーとのセッションをやっていて、かなりのアルバムが出ているのですが、それはそれで楽しめます。

しかし、50年代のシカゴブルース(この辺りもこっちのサイトにあります)を代表する二人(それほど仲がいいとも思えない)が、企画物とは言え掛け合いで歌ったりしているのは、夢のような事でもあるわけです。古いブルースファンとしては・・・

蛇足のようですが、このアルバムが成立しているのは、ボ・ディドリーの存在があるからなんだと今になって気が付きました。彼の良い意味での軽さがクッションになっていて、堅物二人だけでは作れない、なごやか?なセッションを実現しているのではないかなと思うのです。

それに、マディやウルフには似合わない、ボ・ディドリーのお抱え女性コーラスの嬌声が、ミスマッチングの極致みたいで、ひじょうに面白いと感じるこの頃です。

と言うわけで、あらためてフェイバリットの一枚にしたいアルバムです。

本家サイトのハウリン・ウルフのページで取り上げてます。気が向いたら見て下さい。

第1話: 2005.04.27 Wednesday

ブルース

試しのブログその1

ブログについては、まだ何も解らないのですが、サイト製作は一応プロなので、やってるうちに慣れると思います。今迄「ブログ」は「BBS」のようなものなのかなと思ってました。

自分でサイトを作っていると、このようなテンプレート式の方が、かえって面倒に感じてしまうものです。(俺だけ?)

でもカレンダーが付いてたり、自分でデザインなどを考えずに済み、記事に専念するには便利かなと思い始め、取り合えずやってみようと言う次第です。

きままに更新していきますので、よろしくお願いしますね。

パワー・ブルース・サイトのメニュー

アルバート・キング (Albert King)

フレディー・キング(Freddie King)

ビー・ビー・キング(B.B.King)

パワー・ブルース・サイトのメニュー

マジック・サム(MAGIC SAM)

オーティス・ラッシュ(OTIS RUSH)

フェントン・ロビンソン (FENTON ROBINSON)

ティー・ボーン・ウォーカー (T-BONE WALKER)

クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン (Clarence"Gatemouth"Brown)

アルバート・コリンズ (ALBERT COLLINS)

ジョニー・ギター・ワトソン(JOHNNY GUITAR WATSON)