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ブルース1980年代のおすすめ盤

私の印象で1980年代と言うと、録音のクオリティが、ほとんど頂点までいった年代だと考えています。特に85年頃になると、ライブ盤もスタジオ録音と変らない程良い音で聴かれるようになった感じがしていました。

それと共に、技術の進歩なので仕方のない事なのですが、デジタル機材による録音も増えてきて、ブルースのように人間臭い音楽は、かなり厳しい状況だったような気がします。私も当時は、フュージョンやファンク系を主に聴いていました。

ただ、常に「良いブルースレコードは無いかな~」と言う事は、その頃もずっと念頭にありました。そんな時期に"MALACO"レーベルの一連のベテラン達のレコードを見つけて、かなりハマッたわけです。

でも、マラコの音と言うのも、時代に合わせた洗練された音で、ブルースの持つ野性的魅力は少ないですから、時々は80年代の音で粗いブルースも聴きたくなるものです。以下のアルバムは、そんな時に聴いていました。

ロイ・ゲインズ

ロイ・ゲインズ (ROY GAINES)

ロイ・ゲインズ
ザ・ファンク・ブルース・ギター 

GAINELINING (RED LIGHTNIN)
ROY GAINES(1981)

当時のクルセイダーズの準メンバー(?)とのセッションアルバム。ファンク・ブルーズが聴かれます。

ゲイトマウス・ブラウンのオーキー・ドーキー・ストンプもやってます。粗い演奏もありますが、『それもライブ的で良いじゃないですか』と言う感じです。

ラリー・デェイビス

ラリー・デェイビス (LARRY DAVIS)

これがありました。
Funny Stuff

FUNNY STUFF(ROOSTER)
LARRY DAVIS(1982)

古くはフェントン・ロビンソンと仲間だったラリーの力作。

フライング・ブイを使うブルーズマンを3人しか知りませんが、いずれも良い音を出すと思います。ブルーズ向きギターなのかな、などと感じた次第です。

丁寧に一曲、一曲をやっている感じがします。

ロニー・ブルックス

ロニー・ブルックス (LONNIE BROOKS)

これもありました。
Hot Shot

Sweet Home Chicago

Live from Chicago 

HOT SHOT(ALLIGATOR)
LONNIE BROOKS(1983)

ロック的なアプローチのパワフルなアルバムです。ミディアム、スローなどに良さを感じます。

ブルーズブラザーズ2000で、ジュニア・ウェルズのバックをやってたのがこの人だと思うのですが(すいぶん太ってたので、?ですが)、良い音を出してました。

あの映画の中でも印象に残っているところです。・・・彼でなかったらすみません。

マジック・スリム

マジック・スリム (MAGIC SLIM)

これはありませんでしたが、いくつか良さそうなのがありました。
グラヴァル・ロード

スカッフリン

グランド・スラム 

BLUES FROM THE ZOO BAR(BLUE DOG)
MAGIC SLIM(1984)

ジャケットの雰囲気から期待させてくれるライブ盤ですが、4人とも決まっていて、良いライブです。

この人はアルバート・キングと同じくらい大きいですね。ストレートで豪快です。同じ頃のスタジオ盤はもう一つでしたが、最近の雑誌などでは好評価のアルバムがあるので、これから最近のを聴いてみたいと思います。

ジミー・ジョンソン

ジミー・ジョンソン (JIMMY JOHNSON)

これがありました。
Bar Room Preacher

BAR ROOM PREACHER(ALLIGATOR)
JIMMY JOHNSON(1984年頃)

これはかなり良いと感じた一枚です。スタジオ録音のブルーズでは、80年代では一番気に入ってます。

このジャケットから良いと思いました。カラフルな配色の中に、地味なシャツのジミーがいる(シャレじゃないです)というのが気に入りました。中身も勿論良いです。

バックのリズムが格好良いですし、それに乗る、ジミーの頼り無いボーカルと、それにマッチしたギターのバランスが何とも言えません。

ちなみに、この人の弟はメンフィスのソウルスター、シル・ジョンソンです。ほとんど、正反対のボーカルです。

ボビー・ラッシュ

ボビー・ラッシュ (BOBBY RUSH)

ディープ・サウス・ファンク~ザ・ベスト
ディープ・サウス・ファンク...

ハンディ・マン
在庫1 

GOTTA HAVE MONEY(LA JAM)
BOBBY RUSH(1984)

この人は70年頃もファンキーなブルーズから、ストレートなブルーズまで良かったのですが、80年代もファンクなブルーズを押し進めて、成功した人だと思います。

見た通りのワイルドな感じが持ち味だと思いますが、このアルバムは少し整い過ぎかなと言う気もします。後にマラコに移籍したようですが、まだ聴いてません。

エディ・クリアウォーター

エディ・クリアウォーター (EDDY CLEARWATER)

これはありませんでしたが、2枚ほど良いのがありました。
Blues Hang Out

Help Yourself

FLIM DOOZIE(DOUBLE TROUBLE)
EDDY CLEARWATER(1985年頃)

オーティス・ラッシュがゲスト参加しているので買ってみたのですが、この人の、ぶっきらぼうで迫力ある歌い方がなかなか良いです。

ふざけた感じのジャケットも良いです。サウスポー用のストラトキャスターに、右利き用のネックを付けているというところにも、何となく性格がうかがえます。

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