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ジェームス・コットン(JAMES COTTON)のスタイル
伝説的な熱いライブ
Born:1935
マディ・ウォーターズなどのアルバムでも聴かれますが、やはりリーダーアルバムも取り上げておきます。ハーピストではジュニア・ウエルズ、ジュニア・パーカー(リトル・ジュニア・パーカー)とこの人が特に好きで、70年代のファンクを基盤としたブルースはインパクトがありました。80年代のライブも最高!
ミシシッピー州テューニカ出身ですが、すでに13歳頃にはメンフィスで活動をしています。まだメンバーにはなれませんが、ハウリン・ウルフのバンドの周辺で動いていたようです。1953年、17歳の時にはウルフのバンドにもいた、アグレッシブ・ギターで有名なパット・ヘアのサポートで「コットン・クロップ・ブルース」を録音しています。 54年には、マディ・ウォーターズ・バンドのハーピスト「ヘンリー・ストロング」の不慮の急死で、ジェームス・コットンが後釜として加入しました。この頃に「アイム・レディ」「フーチー・クーチー・マン」のハープをやってます。
Verveでの1967-1968年のアルバム |
ジェームス・コットン・バンド
ライブ・アンド・オン・ザ・ムーブ 1976年
これは70年代を代表するライブ盤です。本当によく聴きました。
Live & On the Move [Bonus Track]
ボーナス・トラックがありますね。私も聴きたいです。また買おうかな・・・ |
LIVE & ON THE MOVE
THE JAMES COTTON BAND
A:
1:COTTON BOOGIE
2:ONE MORE MILE
3:ALL WALKS OF LIFE
4:BORN IN MISSOURI
5:FLIP FLOP & FLY
B:
1:MOJO
2:ROCKETT 88
3:GOODBYE MY LADY
4:I DON'T KNOW
5:CALDONIA
C:
1:BOOGIE THING
2:GOOD MORNING LIL' SCHOOL GIRL
3:OH BABY YOU DON'T HAVE TO GO
4:HELP ME
5:FANNIE MAE
D:
1:HOT 'N COLD
2:TEENY WEENY BIT
3:BLOW WIND BLOW
4:HOW LONG CAN A FOOL GO WRONG 70年代にファンクなブルーズで話題になった2枚組です。マット・マーフィー(ブルース・ブラザーズのマット・ギターがこの人)が参加していた頃です。何曲かで彼の火を吹くようなギターが聞かれます。当時は本当に凄いアルバムでした。 |
ライブ・フロム・シカゴ 1986年
これがあったのは嬉しいですね。私としては上のアルバムと甲乙つけがたいです。
Live from Chicago Mr. Superharp Himself
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LIVE FROM CHICAGO ! (ALLIGATOR)
THE JAMES COTTON BAND
A:
1:HERE I AM (KNOCKING AT YOUR DOOR)
2:PART TIME LOVE
3:JUST TO BE WITH YOU
4:HARD HARDED
B:
1:WHEN IT RAINS IT POURS
2:CROSS YOUR HEART
3:COME BACK,BABY
4:BORN IN CHICAGO
5:THE MIDNIGHT CREEPER 私は80年代の、このライブが一番好きです。とにかく熱い!!。いつでも熱い人なのです。先日テレビでブルーズの特番を見ていたら出ていました。手術をして声も苦し気でしたが、長くやって欲しいです。 |
100%コットン 1974年
これもありました。スタジオ盤です。
100% Cotton
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100% COTTON (BUDDAH )
THE JAMES COTTON BAND
A:
1:BOOGIE THING
2:ONE MORE MILE
3:ALL WALKS OF LIFE
4:CREEPER CREEPS AGAIN
5:ROCKETT 88
B:
1:HOW LONG CAN A FOOL GO WRONG
2:I DON'T KNOW
3:BURNER
4:'FATUATION
5:FEVER
一番上のライブは、このアルバムと下のアルバムから主に選曲されています。もしライブ盤が入手出来ない場合にどうぞ。 |
ハイ・エナジー 1975年
HIGH ENERGY
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HIGH ENERGY (BUDDAH )
THE JAMES COTTON BAND
A:
1:HOT'N COLD
2:CHICKEN HEADS
3:HARD TIME BLUES
4:I GOT A FEELIN'
5:WEATHER REPORT (THE WEATHER MAN SAID)
B:
1:KEEP COOKING MAMA
2:FANNIE MAE
3:CALDONIA
4:ROCK'N ROLL MUSIC (AIN'T NOTHING NEW)
5:JAMES' THEME |
マイティ・ロングタイム 1991年
Mighty Long Time |
Mighty Long Time
1. Straighten Up, Baby 2. Everything Gonna Be Alright 3. Black Nights 4. Blow Wind Blow 5. Sugar Sweet 6. Moanin' at Midnight 7. Baby Please 8. Hold Me in Your Arms 9. Call It Stormy Monday 10. Three Hundred Pounds of Joy 11. Northside Cadillac 12. Mighty Long Time ********* 豪華なバックでの90年代の円熟コットン。ギターには、おなじみのマット・マーフィー、ヒューバート・サムリン、ルーサー・タッカー、さらにストーミー・マンデーでは、ボビー・ブランドをリスペクトしてか、ウエイン・ベネットまで呼んだ。 ベテラン達のオーソドックスなブルース・プレイがいいです。 |
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ソロ初録音
Chicago Blues Today 2 1966年
サミュエル・チャーターズの企画で録音された3枚のシリーズ。この中のVol.2に5曲入っています。これが、実質のソロデビューになります。(以前には、マディの録音には何度か参加しています)このシリーズでは、コットンはとても良いです。
オーティス・スパンがピアノです。スパンは同じシリーズのVol.1でドラムの「S・P・リアリー」と二人だけでやっていますが、それも素晴らしいテイクだと思います。
100%コットン以前
Cut You Loose!
(Vanguard:1967年 )
マディ・ウォーターズ のバンドで、長年ハープとして在籍していて、ソロ・アルバムは1967年に「Vanguard」から「Cut You Loose!」をリリースしています。
私は、100%コットンあたりから聴いたので、このアルバムはちょっとインパクトに欠ける印象でしたが、以下のヴァンガード・ベスト盤だと、「Chicago Blues Today」の5曲も一緒に入っているので、良いと思います。
Verve
The James Cotton Blues Band 1967年
さらに、同じ年に「Verve」から「The James Cotton Blues Band」をリリースします。
私の感じでは、「Cut You Loose!」は、コットンにしてはおとなしいと思いますので、「Verve」の「The James Cotton Blues Band」の方が気に入ってます。
この時期のホーン・セクションを入れた重厚な作りもそうですが、ギターの「Luther Tucker 」がアグレッシブで、本来のコットンの好みが反映されているなと思います。
ドラムには、前の年に ポール・バターフィールド・ブルース・バンド を脱退した「Sam Lay」が入っていて、この人のパワフルさも良いです。
Pure Cotton 1968年
この後に「Verve」からは1968年に2枚をリリースしますが、2枚目の「Pure Cotton」ではスローをじっくりと歌って、3枚目の「Cotton In Your Ears」では、マイク・ブルームフィールドとマーク・ナフタリンの参加などもあり、楽しめるアルバムと思います。
Cotton In Your Earsは見つからず、Verveのベスト盤がありましたが、20曲(もとは3枚で29曲)入ってるので、かなりカバーできてますね。
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