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サザン・ソウル(南部のソウル)メンフィスあたりのソウルメインコンテンツの方でも初期のソウルと、『マラコ』レーベルのアルバムを紹介しましたが、70年頃をあまり取り上げなかったので、ここで取り上げます。 まずはディープなソウルのオムニバス盤から始めます。ブルースに最も近いソウルと言えば、サザンソウルと言う事になりますが、いずれも南部ルーツと言う事で、通じるものがあります。 60年代に盛んになったソウルのスタイルで、50年代にR&B、ゴスペルの流れを汲む『サム・クック』により形作られたスタイルです。 近々にオムニバス盤を特集的にご紹介します。 ソウル・ディープ VOL.1SOUL DEEP VOL.1(ATLANTIC)アトランティックから出た有名なオムニバス盤です。『ジェームス・カー』『Z.Z.ヒル』『オーティス・クレイ』あたりが聞き物ですが、全部が良いです。ブルース好きなら気に入ると思います。70年前後の録音から選ばれています。 アトランティック・レーベルは大手で、傘下にいろんなレーベルを持っています。好みとかけ離れたものも多いですが、スタックスなどもアトランティックから出ているものが多いので、迷わないで下さい。 このシリーズは後にVOL.3までありますが、今は『2in1』CDがあるかもしれません。 と2年前に書いていて、今回調べましたが、この手のアルバムは探すのが難しいですね。結局見つからず、あらためてじっくりと探します。オムニバス盤も多数出ていて、さらに新しいものが内容(収録曲や曲数)を変えて出ていますから同じものは無いかもしれません。 ゴールド・ワックス・ベストGOLDWAX COLLECTION VOL.1上よりも少し古い録音で、『パーシー・ミレン』の曲が中心に選ばれています。この人はこのアルバムでしか知りませんが、かなりのシンガーです。 元々は『O.V.WRIGHT』のデビュー2曲が目当てで買いましたが、このアルバムでは『パーシー・ミレン』の方が聞き物でした。『O.V.WRIGHT』は後の70年代を代表するソウルシンガーで、下で紹介する2枚の頃を聞いて欲しいです。 スタックスレコードには、有名な『オーティス・レディング』がいましたが、同じメンフィスのマイナーレーベルであるゴールドワックスからデビューした『ジェイムス・カー』は、よりディープな感じがします。レーベル自体がディープで、メジャーレーベルには無い徹底したものがあります。このシリーズは2枚ありましたが、『ジェイムス・カー』は入っていません。VOL.2では、『スペンサー・ウィギンス』が2曲入っています。 上のアルバムと比べると、こちらは似た内容のが出ていました。 ザ・ゴールドワックス・スト...
ジェームス・カーYOU GOT MY MIND MESSED UP (GOLDWAX) JAMES CARR70年代にジェームス・カーのアルバム(ゴールドワックス・レーベル)がまとめて3枚(日本盤)出されましたが、そのうちの2枚はサザン・ディープ・ソウルの中でも、最高と言えるものかも知れません。 昨年(2001年)亡くなってしまいましたが、後期のよりも初期の60年代後半あたりが良いです。以下の『ジェームス・カー』『スペンサー・ウィギンス』の3枚は『ゴールドワックス』の代表的な作品です。特にこのアルバムは人気があります。 これも下のもありますが、曲数は追加されていますね。取り合えず1枚聴いて、気に入ったら追加して買っても良いと思います。セットで買うと少し安くなりますね。 ジェームス・カー・2A MAN NEEDS A WOMAN (GOLDWAX) JAMES CARR上と同じくらいの良いアルバムです。「ゴールド・ワックス」と言うレーベルは最も重い感じのサウンドで、これくらいディープな歌い手じゃないと、バランスがとれません。
スペンサー・ウィギンスSOUL CITY U.S.A (GOLDWAX) SPENNCER WIGGINSこの人も素晴しいシンガーで、特にタイトル曲のリズム・ナンバーはカッコいいの一語。ゴールド・ワックスの2枚看板です。「ジェームス・カー」と比較すると、バラード・ナンバーよりもリズム物の方が良い感じがしますが、勿論どちらもディープな上での話です。 このアルバムは見つかりませんでした。上で紹介のオムニバスベスト盤に3曲入っていました。 以下は再確認しますが、入っているかも?です。 O V ライトA NICKLE AND A NAIL AND THE ACE OF SPADES (BACKBEAT) O.V.WRIGHTア・ニッケル・アンド・ア・ネイル・アンド・エース・オブ・スペーズ(紙ジャケット仕様)[初回限定生産] 男性ソウル・シンガーの中では、ジョニー・テーラーと並んで好きな人です。70年代のディープなソウルを代表する人で、40才くらいで亡くなってしまいました。 来日した時はすでに心臓を悪くしていたようで、少し苦し気な歌い方の日本ライブ盤(日々雑聴の1に紹介しました)も良く聴く一枚です。 これは、彼のベストに上げられるアルバムです。ブルース・フィーリングもたっぷりあり、70年前後の、『ハイ・レコード』のメンバーのサウンドに乗った絶頂期の一枚です。 ベスト盤としてありました。内容は充分なものがありますが、この人は他にも沢山聴いて欲しいですね。 O V ライト・2MEMPHIS UNLIMITED (BACKBEAT) O.V.WRIGHT (1973)上のすぐ後の頃で、ストリングスが気になりますが、やはり歌は最高です。『ハイ・レコード』も段々と甘いサウンドになって行くのですが、この辺までならば行けるかなと思います。 それにしても、当時のメンフィスのソウルは『スタックス』にしても、最高ですね。60年代後半から70年代の前半頃です。
ザ・ソウル・チルドレンGENESIS (STAX) THE SOUL CHILDREN (1972)それぞれがソロ・シンガーでやれる実力派4人のグループで、とにかくカッコ良いです。やはり注目は「ジョン・コルバート」でしょうか。後に「J・ブラックフット」の名でソロアルバムも出しています。 4人のディープな絡みは魂を揺さぶられます。70年代初期のソウル・アルバムの中でも特に好きな一枚です。 どちらも2枚分の曲数で、お得だと思います。 ステイプル・シンガーズRESPECT YOURSELF (STAX) THE STAPLE SINGERS (1972)こちらはファミリーの4人です。父と娘達ですが、三女の「メイビス・ステイプル」のディープさを持った歌が魅力です。父の「ルーバック・ステイプル」は南部デルタ出身で、ブルースを聴いて育った割にはブルースっぽさはあまり無く、ほのぼのとした歌い方をします。子供達はゴスペルで育っているので、そちらの雰囲気が強く感じます。 ルーサー・イングラムI DON'T WANT TO BE RIGHT (KOKO) LUTHER INGRAM (1972)この当時で気になる人は沢山いるのですが、独特の雰囲気で、特別に気になるのがこの人です。下のジャケットに顔が出ていますが、少し怖い顔ですね。逆に歌は線の細い感じで、絞り出すような歌い方です。 「ココ」と言うレーベルはスタックス傘下で、メンフィスのソウルと言う感じです。ソングライターとしても有名みたいです。ステイプルズのタイトル曲「RESPECT YOURSELF」もこの人だったと思います。 16曲入りで、下のアルバムからも入っています。本当にいい歌い手です。 これもありますが、上の在庫が無い時はどうぞ ルーサー・イングラム・2DO YOU LOVE SOMEBODY (KOKO) LUTHER INGRAM (1977)曲により、それほど好みでは無いものもあるのですが、タイトル曲の切ない感じなどは、この人で無いと出せない雰囲気があります。キーの設定を高くし過ぎて、本当に苦し気に歌っていたりしますが、狙いなのでしょうか。 全体に軽めのノリで安らげます。他にも「ココ」からは3枚くらい出ているようですが、残念ながら聴いていません。その後の事もわかりません。あしからず。 スタックス・ベスト・オムニバスMEMPHIS SOUL RARE COLLECTION VOL.1〜5(STAX)スタックスの5枚シリーズのオムニバス盤で、70曲(約38アーティスト)入ってます。取り合えず、「ジョニー・テーラー」と「ソウル・チルドレン」が4曲づつ聴かれますが、ばらばらに入っているので、全部買ってしまいました。 70年頃の録音がほとんどで、スタックスのメンフィスソウルがたっぷりと聴かれます。やはり、前出の2アーティストが良いです。別格と言う感じですね。 他に有名(単に私が知っていると言うだけですが)なところでは、「メジャー・ランス」が5曲、「エディ・ジャイルズ」が2曲、「ジーン・ナイト」が2曲、「ナイチンゲイルズ」が3曲、「フレデリック・ナイト」、「マック・ライス」、「ジュディ・クレイ」あたりが各1曲づつと言った感じで入ってます。 『ステファン』と『シャック』と言う人は知らなかったのですが、各6曲と4曲も入っています。誰が、彼がと言うよりも、スタックスのソウルをランダムに聴くと言う事で良いですね。どの盤も平均して良いです。 スタックスのアルバムは多数あるので、後に別の形でご紹介したいと思います。 フレデリック・ナイトI'VE BEEN LONLY FOR SO LONG (STAX) FREDERICK KNIGHT(1972)上で1曲入っていた「フレデリック・ナイト」のソロです。ヒットしたアルバムですが、これ以降はわかりません。アラバマの歌手で、ローカルで活動していたかも知れません。 ファルセットで歌う曲が多い人ですが、普通にテナー・ヴォイスでも歌う人です。迫力とかディープと言う感じは薄いですが、ジンワリと染みる歌い手です。 エディ・ジャイルズI'M A LOSING BOY (MURCO) EDDIE GILES (1972)こちらは2曲入っていた『エディ・ジャイルズ』です。マラコではなく、マーコ・レーベルです。スタックスでの「LOSING BOY」(71年)ヒットの後だと思いますが、詳しくはわかりません。アルバムはかなり良いです。 残念ながら、これは見つかりませんでした。 |
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