ソウル・好みのアルバム追加
シカゴあたりのソウル
前ページからの続きでシカゴのソウルからです。『モータウン』で有名なデトロイトとシカゴ・ソウルをノーザンソウルなどと呼びますが、はっきりとした区別は???です。 サザン・ソウルを主に聴いてきましたが、厳密に区別してはいません。良いと感じれば聴きます。でも、知らずに気に入って、後で知ったらシカゴの人だったと言う人も結構いたりします。
ジーン・チャンドラー
THE DUKE OF EARL (VEE JEY)
GENE CHANDLER (1963頃)
60年代初期にヒットした人ですが、アーリー・ソウル的な曲とかがとても良いです。張りと透明感のある声で、それほでディープではありませんが上手い歌い手だと思います。 良い曲が揃ったアルバム(ベスト盤?)です。前ページの『ハロルド・バラージュ』、『マッキンリー・ミッチェル』あたりと聴き比べると面白いです。 今、予約受付してますね。2/21発売です。これは人気あったんです。 Duke of Earl
ベスト盤がありました。曲数も20曲入っています。このアルバムとの重複はそれほど無いようでした。半分以上は忘れていますが・・・ Greatest Hits
カーティス・メイフィールド
CURTIS IN CHICAGO (BUDDAH)
CURTIS MAYFIELD (1974)
カーティスは60年代はインプレションズと言うコーラスグループをやっていました。その頃のメンバーや上掲のジーンなどをゲストにセッションした、スタジオ・ライブのようなアルバムです。 ヒット曲や有名曲が聴けて、大好きなライブ盤と言う事で気に入っています。すでにこの頃はソロで、コンスタントにリリースをしていました。どれも良いアルバムですが、同じ感じと言えばそうも言えそうです。 ファルセット・ヴォイスにワウワウを使ったギターカッティングは非常にカッコ良いです。 これは見つかりませんでした。3枚組のベスト盤がありましたので、ご紹介します。 People Get Ready: Curtis Mayield Story
これは良いです。
見つからないと書きましたが、タイトルだけは一致するアルバムがありました。情報が書いていなくて判断出来ませんが、おそらくこれだと思います・・・ Curtis in Chicago
カーティス・メイフィールド・2
LIVE! (BUDDAH)
CURTIS MAYFIELD (1971)
こちらは2枚組でソロになった頃ですね。これもライブです。『ピープル・ゲット・レディ』、『ジプシー・ウーマン』もやってます。この人はソングライターとしても凄いです。『アイム・ソー・プラウド』とかも聴いた事ある人は多いでしょう。 自分のバンドでストレートにシンプルに、相変わらずのカッコ良い歌とワウワウですね。あと、『セイブ・ザ・チルドレン』と言う、チャリティー・ライブが70年代の半ば頃にあったのですが、そのライブ盤で1曲だけですが『ギブ・ミー・ユア・ラブ』と言う曲をやってます。 その曲は物凄くカッコいいです。見つけたら是非聴いてみて下さい。ソウルではお馴染みの人が多数出ています。『マービン・ゲイ』『グラディス・ナイト』『ビル・ウィザース』他です。 ライブはストレートでシンプルなカッコ良さがあります。 Curtis/Live!
エスター・フィリップス
ALONE AGAIN,NATURALLY (KUDU) ESTHER PHILLIPS (1972)
エスター・フィリップス・2
YOU'VE COME A LONG WAY, BABY (MERCURY) ESTHER PHILLIPS (1977)
あまりに素晴しい人なので、もう少し追加します。
クドゥでは"What a Difference a Day Makes "のヒットなどもあり、彼女自身は一番良い頃と言ってます。 クドゥでは7枚のアルバムがありますが、徐々にマンネリ感もあります。その後に移籍したマーキュリーでの一枚目のこれが良いです。 一曲目のデニス・ラサールの曲と、次のスローブルースだけでも『良いな〜』と思ってしまいます。『うまい!』『エグイ!』『渋い!』 マーキュリー時代の好みのものが無かったので、「コンフェンション・ザ・ブルース」と言うアルバムをご紹介します。ジョニー・オーティスのライブで歌った曲とかも聴けます。 Confessin' the Blues
少しボーナスのついたアルバムもありました。こっちがお得ですね。 Burnin'/Confessin' the Blues
エスター・フィリップス・3
A WAY TO SAY GOODBYE (MUSE) ESTHER PHILLIPS (1986)
84年に40代半ば(47才?)の若さで亡くなってしまいましたが、録音年も84年になっています。製作途中で亡くなったのか?、彼女のラスト録音となったアルバム。 この頃はシンセの打ち込みなども入ってきて、サウンドには不満(特にスネアドラムの音が大きすぎるし、嫌いな音です)もありますが、60年代的な曲を多く取り上げています。ラスト録音と言う心情も込めてお薦め。 残念ながら、これは見つかりませんでした。
アーマ・トーマス
IRMA THOMAS LIVE! IRMA THOMAS
よく「The Soul Queen of New Orleans」なんて言われる、特にニュー・オリンズでは根強い人気を持つ人です。日本でも人気があります。なんか雰囲気がすごく良い感じの人です。 これも雰囲気が良いライブ盤です。「Breakaway」「It's Raining 」「Time Is on My Side 」「Wish Someone Would Care」あたりは、ライブではお馴染みの曲。 別のライブですがありました。曲数も多くて良いですね。 Live! Simply the Best
アーマ・トーマス・2・3
Wish Someone Would Care IRMA THOMAS
タイトル曲は大ヒットしました。ローリング・ストーンズで有名な「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」のオリジナルも入ってます。良い雰囲気の曲が多くて、よく聴いたアルバムです。
「エスター・フィリップス」とは反対にさらりとストレートに歌うタイプで、声もハスキーで良いです。静かにじっくり歌い上げていくタイプで、ブルース・ナンバーもやってくれます。
CD版は24曲も入っています。聴き応え充分!
Time Is on My Side
Something Good
IRMA THOMAS
多くのソウル・シンガーがマッスルショールズ(アラバマ州)のフェイム・スタジオで録音しましたが、アーマ・トーマスもなかなかの出来です。アレサ・フランクリン、エタ・ジェームス、キャンディ・スティトン、ローラ・リーあたりと比較して聴くのもいいです。
Something Good
アーマ・トーマス・4・5
After The Rain (Rounder) IRMA THOMAS
1980年代の中頃から、「ラウンダー・レーベル」からかなりのリリースがあります。2000年になってからはほとんどリリースがなく寂しいですが、2006年に5年ぶりくらいにリリースされたこのアルバムは、南部っぽさ、ニューオリンズっぽさが良いです。上の2枚とは40年近い開きがありますが、あまり変わってませんね。
After The Rain
Simply Grand (Decca/Rounder)
IRMA THOMAS
2008年にリリースで、今度はゲストを多数迎えたコラボものです。彼女もBB・キングの「ブルース・サミット」参加や、テキサスの白人女性シンガー達とコラボ・アルバムを出してますが、こんどはホスト側でと言うことで良いですね。何となく持ち回り的なきもしますが、この手のアルバムはけっこう好きです。特に、ベテランの方がいろいろと楽しめます。
Simply Grand
ゲスト陣
1. River is Waiting (featuring Henry Butler)
2. If I had Any Sense I'd Go Back Home (featuring Dr. John)
3. Too Much Thinking (featuring Jon Cleary)
4. Early in the Morning (featuring Tom McDermott)
5. What Can I Do (featuring David Torkanowsky)
6. Underground Stream (featuring David Egan)
7. Thinking About You (featuring Norah Jones)
8. Be You (featuring Dr. John)
9. This Bitter Earth (featuring Ellis Marsalis)
10. Cold Rain (featuring David Torkanowsky)
11. Somebody Told You (featuring John Medeski)
12. Overrated (featuring Davell Crawford)
13. Same Old Blues (featuring Marcia Ball)
14. I Think It's Going to Rain Today (featuring Randy Newman)
グラディス・ナイト
Imagination (Buddah 1973) gladys knight & the pips
女性ソロ・ボーカルの「グラディス・ナイト」はハスキー・ボイスが魅力のソウル・シンガーですが、80年代頃はテレビのクリップでもよく登場してました。 あまりにも有名な1973年の「夜汽車よジョージアへ」は、どこかで聴いた事があると思います。元々、「モータウン・レコード」にも居たほどで、ポップな面もありますから、デジタル・サウンド時代になっても、良いアルバムがあったりします。 とにかく良い声してます。私がご紹介してる中では、ほとんどブルースっ気のない人です。61年からアルバムがあります。 沢山アルバムのある人なので混乱しますが、やはりベスト盤と言う事になりますね。 Gladys Knight & The Pips - Greatest Hits
これよりも曲が多い2枚組がありました。選曲も文句なしですが、
「夜汽車よジョージアへ」が何故か入っていません。お約束の曲なのですが・・・、でも本当に良い選曲です。 VH1 Behind the Music: The Gladys Knight...
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