ブルース・ギター(Blues Guitar)

ブルース・ギターを弾こう!(2)

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●ブルース・ギターを弾こう (2)●

■「ブルースの特徴って何だろう」と考えた時、最初に出てくるのは「12小節定型コード進行」だと思います。勿論、様々なバリエーションがありますが、基本的にこのスタイルがブルースです。

■他には8小節、16小節のバラッド進行のような曲も沢山あります。(後に触れます)
バラッドは中世からヨーロッパ各地で歌われてきたもので、当然の如くアメリカでも歌われてきたようです。本来のバラッドがどのようなものかは分かりません。物語を歌にしたもののようです。叙事詩、あるいは吟遊詩人と言った人達が創ってきたものかもしれません。(私はバラードと言ってます)


■まず、コード3個で、12小節(ワンコーラス)を繰り返しで弾いてみましょう。
キーは(E)でやってみましょう。前出しているコードを参考にして下さい。B(B7)だけは下に追加で描きました。

■大雑把に言えば、この12小節スタイルとブルーノート・スケール(マイナースケールに近い)がブルースらしさになるのだと思います。メジャー・コード上にマイナー・メロディーが乗っかる不自然さ、曖昧さみたいなものが良いのだと思います。
参考図:12小節ブルース進行


※Bのコードは押さえやすい下の「B7」のフォームで良いです。

■ベース・ラインを弾いてみる  (4/17)
 
緑の点を順番に弾いてみて下さい。何となくブルースのベースに使われるラインが分ると思います。
往復で弾いてもいいです。
 
上の図の矢印だけを1弦下にずらしただけですが、これはAの時に使えます。
Bの時は、Aを2フレット分上げればいいです。

●取り合えず、簡単なメロディーが付きました。
これをネックの端から端まで発展させていけば、ギター・ソロも出来るようになります。
※ここでは基本的なメジャー・ペンタトニック・スケール(5個の音のスケール)を使いました。
(♭Gの音は省いています)
■コードとラインを混ぜながら弾いてみましょう。
■リズム・パターン   (4/19)
 
■かなり頻繁に使われる、定番のパターンを一つ上げます。
まずEの時です。押さえている音は人差し指で、5弦の2フレだけです。
ピッキングは6弦の開放と五弦の2本だけを弾きます。
そのままの押さえで、薬指で青丸の音を弾きます。(六弦開放も一緒に)
■これは、ロックンロールなどでも使われる必須パターンです。
 
■Aの時は下側にずらすだけで、同じ事をやります。
簡単でしょう。
 
■Bの時だけは少しだけ変わります。(開放弦を使いませんから)
5弦の2フレを人差し指で押さえます。
4弦の4フレを薬指で押さえます。青丸を小指で押さえたり、離したりします。
つまり、開放弦が使えない代わりを別の指に替えるだけで、やる事は同じです。

※突然ですが、以後はコード音の黒、青などの丸の中の数字は押さえる指をさします。
1が人差し指、2が中指、3が薬指、4が小指となります。

やってみたら、よく聴くパターンである事に気づいたでしょう。
前回のパターンと織り交ぜながらやるのも良いかも。
■ハイポジションのコードも使おう!   (4/21)
■ハイポジションのコードで問題になるのは、人差し指だけで全部の弦を押さえられるようにならないといけません。
最初は音がつぶれると思いますが、毎日のように押さえる練習をしてると、大抵は出来るようになります。
まず、1フレットで押さえる、「F」をやってみましょう。
 
■けっして、ピシッとまっすぐに押さえてはいませんが、音が出ていれば良いです。なるべくフレットの際を押さえる事です。

■前回の「B」のパターンでの押さえも、これと同じです。フレットの位置を変えて、いろんなところで試してみて下さい。
 
上は「A」コード(5フレ)で同じパターンをやっています。
押さえているのは、人差し指は5フレを一応全部(音を出しているのは6弦のみ)で、
薬指は5弦の7フレ。小指で5弦の9フレを押さえたり離したりしてます。
2本の弦しかピッキングはしていません。
■ここまでのまとめ   
■開放弦を使った、「E」や「A」コードのフォームはハイコードの時のフォームの基本形です。自由に豪快に弾きこなせるようになりましょう。次ページからはセブンス・コードを中心にテンションを加えた、実用コード、スケール、進行などを書きます。

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12小節1コーラスの定番進行を「前半」「中盤」「後半」の各4小節に分け、それぞれ20個のフレーズを紹介しています。


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