パワーブルース
 ホーム> アン・アーバー・ブルース・フェスティバル > ルーサー・アリスン (LUTHER ALLISON)

ルーサー・アリスン (LUTHER ALLISON)

アン・アーバー・フェスティバル・メニュー

アン・アーバー・フェスハウンド・ドッグ・テイラーココ・テイラーボビー・ブルー・ブランド
ハウリン・ウルフマディ・ウォーターズフレディー・キングルーサー・アリスンオーティス・ラッシュ
ブルース地図リズム・アンド・ブルース・地図ホームサイトマップ前ページへ戻る

ブルース・メイン

三大キング

ウェストサイド

シカゴブルース

ピアノ・ブルース

テキサスブルース

オンリー・ワン

アン・アーバー・フェス

リズム・アンド・ブルース

ソウル

日々雑聴

ルーサー・アリスンのおすすめ盤

ブルースにいろんな可能性を求めた

Born:1939 : Died:1997

 私がブルースを聴くきっかけになった人の一人であるルーサー・アリスンですが、1997年に58才で亡くなりました。最初の頃に聴いた割には、途中をほとんど聴いていないのですが、それでも最近は下記のライブ盤を見つけ、感慨深いものを感じながら聴いています。

 アーカンソー州メイフラワー生まれで、52年にはシカゴに出ています。まだ13歳と言うことになりますから、家族と引っ越したと言う事でしょう。57年頃からギターを弾き始め、60年から64年まで「ウォルトンズ・コーナー」と言うクラブで演奏しています。ここはフレディ・キングの紹介で、フレディも「ルーサー・アリスンにプレイを教えた」と言っていますから、かなり親しかったのでしょう。

 70年代には出ていなかった、60年代のモータウンでのセッション・アルバムなども出ていますので、一番下に追加で取り上げます。まさに「ウォルトンズ・コーナー」でやっていた頃ですね。

ルーサー・アリスン
ライブ・イン・シカゴ

ルーサー・アリスンの 'LIVE IN CHICAGO'

かなりのアルバムが出ていましたが、選曲的にもこのアルバムが良いと思います。これを聴いて気に入った曲が入っているスタジオ録音盤を聴くのが良いでしょう。ロック好きは必聴です。

Live in Chicago

 

このライブでの選曲されたスタジオ盤は、主にこちら

LIVE IN CHICAGO

DISC.1
1:INTRO
2:SOUL FIXIN' MAN
3:CHERRY RED WINE
4:MOVE FROM THE HOOD
5:BAD LOVE
6:PUT YOUR MONEY WHERE YOUR MOUTH IS
7:BIG CITY
8:GIVE ME BACK MY WIG
9:IT HURTS ME TOO
10:MEDLEY: GAMBLER'S BLUES/SWEET LITTLE ANGEL
DISC.2
1:PARTY TIME
2:ALL THE KING'S HORSES
3:WHAT HAVE I DONE WRONG?
4:WALKING PAPERS
5:THINK WITH YOUR HEART
6:WHAT'S GOING ON IN MY HOME?
7:WILL IT EVER CHANGE?
8:YOU'RE GONNA MAKE ME CRY
9:EVERYTHING'S GONNA BE ALL RIGHT

99年に出された追悼盤的アルバム。CD2枚組ですが、かなり切れてます。DISC1はフェスティバルでのもので、1曲目からフル回転です。ドライブの効いたカッコ良いギターが聴けます。ただ、段々とギターがオーバードライブ気味になり過ぎの感はあります。

1曲だけですが、オーティス・ラッシュのゲスト参加もうれしいです。聴き始めの頃は1枚目の方が良いかなと思ってましたが、最近ではライブハウスでのDISC2の方がバランス的に気に入ってます。

アン・アーバー・ブルース・フェスティバルでも、オーバー・ドライブのギターサウンドでしたが、ここではさらに拍車がかかった感じです。ロックが好きな人には好まれそうです。

オムニバス
スィート・ホーム・シカゴ

オムニバス盤 SWEET HOME CHICAGO

これもありました。このアルバムのルーサー・アリスンはすごく気に入っています。変わった雰囲気を作り出していて、味わいがあります。マジック・サムやサックスのエディー・ショウも全部気に入ってます。

Sweet Home Chicago / Various

 

SWEET HOME CHICAGO

1 My Luck Don't Ever Change (Luther Allison)
2 Gotta Move on Up (Luther Allison)

3 Top 'O the Harp (Louis Myers)
4 That's All Right (Louis Myers)
5 Move on Out of Town (Big Mojo)
6 Slow Down Baby (Big Mojo)
7 That's Why I'm Crying (Magic Sam)
8 Riding High
9 Bad Luck Blues (Magic Sam)
10 Blues for the West Side
11 Coming Down With the Blues

 このページ冒頭で、私がブルースを聴くきっかけになった人の一人である、「ルーサー・アリスンが入っていた」と言うアルバムがこれです。オムニバス盤で、1曲目と2曲目のみですが、実に彼らしい味が出ているテイクです。

「フレッド・ルーレット」と言うスティール・ギターの人が参加していますが、これも良いです。ブルースでは、他にプレイしている人を知りませんが、元々、スライド・ギター(ボトル・ネック)は、南部のブルースには普通ですから、あまり違和感はありません。アール・フッカーの名盤にも参加しています。

ちなみに、スティール・ギターと言う楽器は、アメリカの「カントリー・アンド・ウェスタン」が盛んな地域で生まれた楽器かと思っていましたが、そうではなく、「ハワイ」が原産らしいです。そう言えば、ハワイアンにはウクレレとスティール・ギターは必ずいるような気がします。

このアルバムに関してですが、全体を通して良い曲が揃っています。マジック・サムや、エイシスのルイス・マイヤースも、実に良い感じです。今でも愛聴盤の一枚です。67年の録音です。

ルーサー・アリスン
ラブ・ミー・ママ と
ナイト・ライフ

ルーサー・アリスンの'LOVE ME MAMA'と'Night Life'

ラブ・ミー・ママがありました。初期のアリスンの荒削りな感じが良いです。

Love Me Mama 

 

 

 

 

LOVE ME MAMA

A:
1:WHY I LOVE THE BLUES
2:LITTLE RED ROOSTER
3:4:00 IN THE MORNING
4:FIVE LONG YEARS
5:DUST MY BROOM
B:
1:LOVE ME MAMA
2:THE SKIES ARE CRYING
3:YOU GOTTA HELP ME
4:YOU DONE LOST YOUR GOOD THING NOW
5:BLOOMINGTON CLOSER

おなじみの曲を多く取り上げたアルバムで、軽目の声質とラフな演奏が良い雰囲気を出しています。この人の、この『さっぱり、あっさり』的な感覚が好きでしたが、ラストの曲あたりに、変貌していく予兆がありました。

全体にワウワウ・ペダルを使い、やはり何かの変化を求めているような感覚です。

NIGHT LIFE

A:
1:TURN BACK THE HANDS OF TIME
2:I CAN MAKE IT THRU THE DAY (BUT OH THOSE LONELY NIGHTS)
3:THE BUM IS MINE
4:HOLLYWOOD BE THY NAME
5:THAT'S WHAT LOVE WILL MAKE YOU DO
B:
1:NIGHT LIFE
2:FULL SPEED AHEAD
3:CROSS-CUT SAW
4:BLOOMINGTON CLOSING

上のアルバムとの間に、何枚かあったかもしれませんが、私としては、これが2枚目。その間、アン・アーバーでの変貌は見ていますが、このアルバムはモータウン・レーベル(マイケル・ジャクソンとかが在籍のポップなソウル・レーベル)と言う、意外すぎる所から出てきました。

フ-ジョン系のバックがついて音も良く、かなり聴きましたが、この次からは買っていません。やはり、二の足を踏みました。これが良くても、また次に同じ路線で来られたらがっかりしますからね。この後20年くらいはアリスンの新譜は聴いていなかった訳です。

このアルバム自体はかなり好きで、当時はアルバート・キングやファンク系のアルバムを出していたジョニー・ギター・ワトソンなどと同じ感覚で聴いたものです。

選曲はソウルとブルース、あとニューオリンズのドンこと「アラン・トゥーサン」の曲やドクター・ジョンの曲などです。レイ・チャールズやタイロン・デイビスの曲もかなり歌えていて良いですし、デビット・ニューマンやブレッカー・ブラザースと言ったジャズ・フュージョン系のバックも良いです。

ルーサー・アリスンらしい、ギターの弾きまくりはそれほど無いですが、要所には良い感じでソロを入れています。

モータウン・セッション 1962-64

モータウン・セッション

Motown Sessions 1962-64

モータウンにこんな録音があったとは驚きです。おそらくお蔵入りになっていたのでしょう。デビュー作と言われていた、上述の「スィート・ホーム・シカゴ」「ラブ・ミー・ママ」よりも数年古く、まさに60年から64年まで「ウォルトンズ・コーナー」と言うクラブで演奏していた頃の演奏です。

 

MOTOWN SESSIONS 1962-64

1.LITTLE RED ROOSTER
2.RAGGEDY AND DIRTY
3.CUT YOU A-LOOSE
4.DUST MY BROOM
5.LUTHERS BLUES
6.SOMEDAY PRETTY BABY
7.EASY BABY
8.PART TIME LOVE
9.NOW YOU GOT IT
10.K.T.
11.LET'S HAVE A LITTLE TALK
12.DRIVIN' WHEEL
13.INTO MY LIFE
14.I CAN MAKE IT THRU THE DAY (BUT OH THOSE...)
15.THAT'S WHAT LOVE WILL MAKE YOU DO
16.NIGHT LIFE
17.LAST NIGHT I LOST THE BEST FRIEND I EVER HAD(LIVE)

このページの最初のアルバム「LIVE IN CHICAGO」では、
以下のアルバム3枚から、ほとんどやっています。

Blue Streak

Blue Streak
 Blue Streak

このページの最初のアルバム「LIVE IN CHICAGO」では、このアルバムから8曲やっています。スタジオ盤で聴くなら、これが良いです。

1995年

1. All the King's Horses
2. What Have I Done Wrong?
3. Big City
4. Move from the Hood
5. What's Going on in My Home?
6. I Believe in You
7. Cherry Red Wine
8. Walking Papers
9. Think With Your Heart
10. You Don't Know
11. Should I Wait?
12. Midnight Creeper

 Blue Streak

Soul Fixin' Man

Soul Fixin' Man
 Soul Fixin' Man

1994年

1. Bad Love
2. I Want to Know
3. Soul Fixin' Man
4. Middle of the Road
5. She Was Born That Way
6. Gave It All
7. You Been Teasin' Me
8. Nobody But You
9. Put Your Money Where Your Mouth Is
10. Things I Used to Do
11. Love String
12. Freedom

Reckless

Reckless

 Reckless

1997年

1. Low Down and Dirty
2. You Can Run But You Can't Hide
3. Living in the House of the Blues
4. You Can, You Can
5. Will It Ever Change?
6. Just as I Am
7. There Comes a Time
8. Drowning at the Bottom
9. Playin' a Losin' Game
10. It's a Blues Thing
11. Cancel My Check
12. Pain in the Streets
13. You're Gonna Make Me Cry
14. I'm Back

ホーム

サイトマップ

馴染みやすい
ブルースアルバム

ブルース・ブラザーズ等

ロック系との影響

1960年代

お薦めブルース一覧

ブルース編1

ブルース編2

R&B編

ソウル編

話題のDVDなど

ブルースの歴史など

**追加記事など**

←前へページトップへ↑次へ→

--Copyright(C) since 2002 yi355 All right reserved--