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ビー・ビー・キング(B.B.King)追加

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1990~2010年頃・コラボレーション

 突然1990年代になりますが、最初のページビー・ビー・キングの方も見ていただければ、だいたいの流れがわかると思います。私見ですが、B.B.Kingに限ったことではなく、ひとつの方法論としてゲストを迎えてアルバム制作やライブをやるのは常套手段です。実際それが楽しめることは多いです。(リアルタイムでは賛否両論が多いですが・・・)
まさにB.B.Kingはそれを何度もやってきています。また大物のメンバーを集められるカリスマでもあるので、すごい顔ぶれになるのは当然ですが、話題性からいけばブルース・ブラザースの出演でしょうか、それが縁なのかエリック・クラプトンとのアルバムはやはり注目でした。
Blues Summitは多数のブルースマン、ブルースウーマンをゲストに迎えた作品です。CDでは、映像(DVD・ビデオ)で出ているライブとは違って、スタジオ録音で曲も違うのをやってます。どちらもほとんどメンバーは同じですが、B.B.KIngとしてはどのメンバーとのセッションも入魂の歌・ギターといった印象があります。CDのみになりますがジョン・リー・フッカーとのセッションは最高です。
もしかすると、1989年にロック系のゲストを迎えて、「THE HEALER」でカムバックが成功したジョンの手法を参考にしたのかも・・・、ジョンはそれからは、97年までコンスタントに5枚出しています。

Riding with the King
Riding with the King
Heart to Heart
Heart to Heart
2000年 (Reprise)
これは、こちらのビー・ビーとクラプトンで見てもらった方がいいですね。

1994年 (GRP) )
白人女性ジャズ系の「ダイアン・シューア」とのコラボレーション・アルバムです。チャールズ・ブラウンを意識したようなブルース・アルバムもあります。チャールズ・ブラウンはB.B.Kingもあこがれたと言うほどで、そのあたりを考えて聴くのもいいです。

Together for the First Time Live
Together for the First Time Live
 

1974年 (Dunhill)
少しブルースからロックやソウル、フュージョンを取り入れていく時期のものです。「Lucille」は10分以上に及ぶ語り調の曲で、雰囲気がたまらないですね。やはり60年代後半は、BBに限らず好きだな~。

 
Blues Summit
Blues Summit
Lucille & Friends
Lucille & Friends
1993年 (MCA)
映像(DVD・ビデオ)で出ているライブとは違って、スタジオ録音で曲も違うのをやってます。(訂正:同じ曲のようです。スタジオが先か、ライブが先かは不明)、CD(スタジオ録音)のゲストを左に記しておきます。
ついでにゲストからいくつかページを作りますので、左に「ブルース・サミット」を参考にして下さい。今まで取り上げなかった人を集めます。
この辺は、BBのぺージで右帯にあげてますので、そちらも見てください。

※気をつけて欲しいのは、同じようなタイトルでも、CDはスタジオ録音盤で、DVDはライブの映像であったりします。見ていないものも多数あり、分からない事も多いので、よく確かめてください。
1995年 (MCA)
ダイアン・シューア、ジョン・リー・フッカー、ロバート・クレイ、ボビー・ブランド、スティービー・ワンダー、他超豪華ゲスト陣。
さすが、もう言うこと無いですね。
Deuces Wild
Deuces Wild
80
80

1997年 (MCA)
こちらもゲストが全員すごい。ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、ヴァン・モリソンあたりはよく分かりますが、デイヴ・ギルモアとポール・キャラックは60年代のブリティッシュからですね。考えてみればクラプトンやストーンズがゲストだから、その流れで参加したのかな?
ディアンジェロは、はじめて聴いたんですが良いですね。ジョー・コッカー、ボニー・レイット、ドクター・ジョンとまさに豪華と言う以外にないです。音も非常に良いです。(単なる私の好みですが)

2005年 (Geffen)
BBの80歳を祝ってのアルバムということですが、80歳でこの歌とギターは本当に素晴らしい事ですね。白人ロックの人が多いですが、ボビー・ブランドが参加してるのが嬉しいです。「Funny How Time Slips Away」をやってますが、これは仲間のジュニア・パーカーも良かったな~・・・

ビー・ビー・キング(B.B.King)初期~

このサイトを作った頃から10年近く経ちましたが、あまり詳しく調べていなかったのと、更新や追加が大変で放置状態だったので、また少しづつでも追加していきましょうか。1950年代の頃 B.B.Kingはケント (Kent)クラウン (Crown)あたりでレコーディングしていました。まあ古い事ですから、全部は難しいですが、なるべくレコードを取り上げてみます。

シンギン・ザ・ブルース
シンギン・ザ・ブルース
ザ・ブルース
ザ・ブルース
1956年 (Crown)
1951年から1956年にかけて、モダーン/ケントから発表されたシングル曲を収録。

「Three O'Clock Blues」が録音されたのが1951年で、この曲が最初のメジャーなヒットとなりました。

1950年代の初め頃から、ローカルではヒット曲をボチボチと出してはいました。

この盤はアマゾンでは見つけられませんでしたが、シンギン・ザ・ブルースを洗練させて、録音の音も良くなった印象です。

それと、2枚が一緒になったのが時々出ているので、値段などと相談して考えて下さい。

Singin' the Blues/The Blues

キング・オブ・ブルース
キング・オブ・ブルース
マイ・カインド・オブ・ブルース
マイ・カインド・オブ・ブルース

最初のページビー・ビー・キングで、一番に紹介した名盤『ジャングル』を録音する直前の60年録音。

もう歌もギターも、素晴らしく切れがあり良いです。

下の3枚あたりまでが私の聴いてる初期といったところですね。(アマゾンで見つからないのがあったりしますが・・・)

 
ザ・ソウル・オブ・B.B.キング
ザ・ソウル・オブ・B.B.キング
ザ・ジャングル
ザ・ジャングル
紙ジャケ仕様あり

 

1965~80年頃

 70年代になると、ソウル色やロック色が濃くなり、クロスオーバーやフュージョンと言ったジャンルが流行するなど、どんどんブルース本来のスタイルが薄くなります。最初のページビー・ビー・キングでは、この頃(64年のリーガル~ボビー・ブランドとのコラボ・セッションなど)のライブ盤を書きましたが、ここではスタジオ録音を取り上げます。その時々で様々なスタイルを取り入れたり、いろんな人達とコラボしたりと、今改めて聴くとこの頃は非常に良いです。
所有していても、当時はあまり聴かなかったアルバムも結構有りましたが、今はかなり聴くことが多くなりました。と言うのも、当時はアルバート・キング、フレディ・キング、オーティス・ラッシュ、バディ・ガイと言った、少しロック寄りの人が好きでした。その人達と比べると、かなり「渋い」と感じていましたので・・・・、それで現在(2010年)は、一番聴く人です。

ミスター・ブルース
Mr. Blues
Blues On Top Of Blues
Blues On Top Of Blues
1963年 (ABC)
1961年に「ケント」から「ABC/パラマウント」に移籍して、「ライブ・アット・リーガル」などのライブ盤も含めて、コンスタントにリリースがあります。

1968年(Bluesway)
「Bluesway」 に移籍して、2作目のアルバム。「
Paying The Cost to Be The Boss」はけっこうヒットした曲で、この軽妙さはB.B.Kingならではと言う感じです。「Bluesway」は「ABC」内の1レーベルだと思いましたが・・・

Lucille
Lucille
Completely Well
Completely Well

1968年 Lucille (Bluesway)
少しブルースからロックやソウル、フュージョンを取り入れていく時期のものです。「Lucille」は10分以上に及ぶ語り調の曲で、雰囲気がたまらないですね。やはり60年代後半は、BBに限らず好きだな~。

1969年 (Bluesway)
歴史的な曲「The Thrill Is Gone」の入ったアルバム。私はストリングスが好きなほうではないので、ライブ盤の「Live in Cook County Jail」のテイクをよく聴いてましたが、近年はこちらもよく聴いています。とても綺麗な録音です。
Indianola Mississippi Seeds
Indianola Mississippi Seeds
Guess Who
Guess Who
1970年 (ABC)
B.B.King本人が、当時の録音では、「アーティスティックな面で一番良かった」と言ってるアルバムですが、おそらく革新的な試みをしたと言うことだと思います。

1972年 (ABC)1971年
最初のページビー・ビー・キングで紹介した、 In London(1971年)のセッションや、評判のライブ
Live in Cook County Jail (1972年)の後のアルバムですが、アルバム・タイトル「Guess Who」は最高です。

L.A. Midnight
L.A. Midnight
To Know You Is to Love You
To Know You Is to Love You
1972年 (ABC)
この頃って、BBと言えばリーガルをはじめとしたライブ盤ばかり聴いていた気がします。「ライブではピュアなブルースをやってくれる」みたいな気がしてたんですね。まあ、若い頃はやたらとこだわってたんですね・・・私が勝手に・・・

これは単独のCDが見つからず、
次のと2枚一緒のがありました。
La Midnight/to Know You Is to Love You
1973年 (ABC)
私は文章書きは得意ではないので、コメントが少ないのが特徴ですが、この頃の録音は質は高いので聴く価値はあると思うのです。あとは好みの問題なので、まとめて買うことはやめて、少しずつ聴いていくのが良いと思います。ほとんどのアルバムはしっかりと作られています。タイトル曲なんかメチャクチャかっこいいしね。(こういう感じの曲って、ブルースではないですが、ブルースマンならではなんですね)あとゲストもすごいです。
LUCILLE TALKS BACK
LUCILLE TALKS BACK
 
1976年 (ABC)
かなり前にこちら(かなり下の方)で取り上げましたが、ジャケが全然違うな~・・。あっちが良い!。これってBBがワウ・ペダル(足で踏んで音を変化させる)を踏んでると思うのですが、最初で最後のような気がします。(ハズレテルカモ)
エフェクト・アタッチメント自体、使うことはかなり珍しいですね。
 
 1990~2010年頃・通常盤
 コラボ・アルバムとは別に、本来のスタジオ録音やライブ盤もかなり出ていまして、さすがにB.B.Kingといった感じですが、これらのアルバムにも良いものがたくさんあります。時間が出来たら更新します。(年内には・・)
2010-10-07 つづく

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