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ジョニー・オーティス・ショー

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The Johnny Otis Show Live At Monterey!:(1970)

アルバム収録曲

ジョニー・オーティス・ショー1

ジョニー・オーティス・ショー2

The Johnny Otis Show Live at Monterey

 

 

 

 

  参考:okehさんのサイト

1. WILLE AND THE HAND JIVE (3:18)
(J. Otis) Johnny Otis
2. CRY ME A RIVER BLUES (4:47)
(Arr: Esther Phillips) Little Esther Phillips
3. CLEANHEAD'S BLUES (4:55)
(E. Vinson) Eddie Cleanhead Vinson
4. I GOT A GAL (2:58)
(J. Turner) Joe Turner
5. SINCE I MET YOU BABY (2:38)
(I.J. Hunter) Ivory Joe Hunter
6. BABY YOU DON'T KNOW (3:01)
(R. Milton) Roy Milton
7. PREACHER'S BLUES (3:28)
(G Connors) Gene Connors
8. GOOD ROCKIN' TONIGHT (3:27)
(R. Brown) Roy Brown
9. THE TIME MACHINE (3:31)
(S. Otis)Shuggie Otis
10. MARGIE'S BOOGIE (3:33)
(J. Otis) Margie Evans
11. LITTLE ESTHER'S BLUES
BLOWTOP BLUES(L. Feather/J. Feather)
T BONE BLUES(L. Hite)
JELLY JELLY (6:50) Little Esther Phillips

12. KIDNEY STEW (3:08)
(L. Blackman-E. Vinson) Eddie Cleanhead Vinson
13. THE THINGS I USED TO DO (5:00)
(E. Jones) Pee Wee Crayton
14. R.M. BLUES (3:02)
(R. Milton) Roy Milton
15. SHUGGIE'S BOOGIE (4:06)
(J. Otis-s. Otis) Shuggie Otis
16. YOU BETTER LOOK OUT (4:10)
(J. Otis-D. Evans) Delmar Evans
17. GOIN' BACK TO L.A. (2:46)
(J. Otis-D. Evans) Johnny Otis & Delmar Evans
18. PLASTIC MAN (4:51)
(L. Chandler) Joe Turner
19. BOOGIE WOOGIE BYE BYE (2:38)
(J. Otis) Ensemble

ジョニー・オーティスと息子のシュギー・オーティスはずっと出ています。

ワンアーチストが2曲ずつ歌っているパターンです。エスター・フィリップスもブルース・ナンバーだけをやっています。

※アルバムジャケットはCDもLPも同じです。このジャケット良いですね。

 

ジョニー・オーティス・ショー

JOHNNY OTIS (Born:1921 : Died:2007)

ジャンプ・ブルース:シャウター:ブギ・ウギ:ロックン・ロール

 1930年代の後半に南西部で好まれたジャンプ・ブルースは、ビッグバンド編成でブラス楽器がリフ・フレーズをガンガン吹くのも特徴です。そんな演奏に負けないように、大きな声を張り上げて歌うのがボーカリストの特徴になりました。 その様なスタイルのボーカルを「シャウター」と言います。つまり、叫ぶ歌手です。 1940年代にシャウターは活躍しました。

 そんな彼等の人気が下火になった頃、彼等と自らのバンドのパッケージを組んで、 ツアーをしたりしたのが、「ジョニー・オーティス・ショー」です。ジョニー・オーティスはタレント発掘の達人であり、 いろんな人を世に出しています。13歳の天才少女「リトル・エスター」も、彼の元で「ダブル・クロッシング・ブルース」の 大ヒットを出してデビューしました。

 ジョニー・オーティスはギリシャ移民の二世で白人ですが、子供の頃から黒人達と交流がありました。最初はドラマーとして活動してましたが、 後にヴァイブに転向しています。1970年になり、かつての仲間をゲストに繰り広げられるライブは最高のテンションで、言う事無し!

 ウエストコーストのブルースを知る手がかりとして、最初に聴くにはピッタリです。 40年代から50年代にかけて一時代を築いた大物が沢山出演してますから、超お奨めのアルバムです。また録音された音質も良いです。

ブギ・ウギを基調としたジャンプ・ブルース、R&Bはロックンロールにもつながります。 「ビッグ・ジョー・ターナー」あたりはその代表と言えます。このアルバムでもロックンロール・ナンバーが何曲か聴かれます。

 R&Bの語源は「ブルース・ウィズ・リズム」ですから、やっている事はリズムのバリエーションが増えたブルースそのものです。テキサス・ジャンプもR&Bですから、ティー・ボーン・ウォーカーから、ゲイトマウス・ブラウンやB・B・キングと言ったスタイルの流れも、シカゴ・ブルースの第二世代「オーティス・ラッシュ」「フレディ・キング」「マジック・サム」なども皆R&Bを聴いて自分のスタイルを作りました。

 出演者の中では、ロイ・ミルトンもドラマーです。このライブには出演していないと思いますが、 ロイ・ミルトンのバンドのピアノはロイの奥さんで、この人が良い感じのピアノを弾きます。ロイ・ミルトンのアルバムもなかなか良いですから、ぜひ聴いて下さい。

出演者達

EddieVinson JoeTurner Ivory Joe Hunter RoyMilton

エディ・ビンソンとジョー・ターナーとジョー・ハンターとロイ・ミルトン

 1曲目は、軽快にジョニー・オーティスのヒット曲「 WILLE AND THE HAND JIVE」から始まります。2曲目は成長した「リトル・エスター」のジャンプ・ナンバーで、 スタジオ録音には無い、何か気持ち良く歌っている印象があります。

3曲目の「エディ・クリーンヘッド・ビンソン」は、ディープなサックス・イントロを決めてから歌います。 もう、次は「ビッグ・ジョー・ターナー」のジャンプ・ナンバー、そして「アイボリー・ジョー・ハンター」がしっとりとカントリー風のバラード、次は・・・ 、とにかく大物が続々登場して、代表曲を披露してくれます。どれも良い曲ばかりで、歌、演奏ともに最高の雰囲気です。

ジョニー・オーティス、シュギー・オーティス、エスター・フィリップス

ジョニーとシュギーとエスター

出演者達

RoyBrown PeeWeeCrayton

ロイ・ブラウンとピィー・ウィー・クレイトン

 ピィー・ウィー・クレイトンT・ボーン・ウォーカーと同じ頃、テキサスあたりでかなりの人気があった人で、ここではやってませんが、 「ブルース・アフター・アワーズ」と言う大ヒット曲があり、ブルースファンの間では、人気の高かった人です。何となくいいんですよ・・、この人は。

得意なギターのフレーズを、必ずと言っていいほど、どの曲でもやるという感じの人です。凄く良いフレーズなのですが・・・、ちょっとやり過ぎかなとも感じます。

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アルバム紹介

サヴォイ


ジョニーの周辺が網羅された、サヴォイの3枚組でコンプリート盤と言えるものです。リトル・エスターの「ダブル・クロッシング・ブルース」も聴けます。自らのヒット曲ハーレム・ノクターンも入っています。

Rhythm & Blues Caravan: The Complete Savoy Recordings
これはお薦めです。

シュギー・オーティス

アル・クーパーセッションクーパー・セッション
クーパー・セッション

アル・クーパーが企画した、シュギー・オーティスを迎えてのセッション。シュギーがまだ15歳の時で、天才少年ギタリストと言われたプレイをたっぷり聴かせます。

このあたりは以下でも
ブルース・ロック(米国1)

 

お薦め盤

70年代になり、息子のシュギーのギターを生かして、ロック的な作りのアルバムで、ルーズな雰囲気が良いです。


Cold Shot!

1.Signifyin' Monkey
2.Country Girl
3.I Believe I'll Go Back Home
4.High Heel Sneakers
5.Sittin' Here All Alone
6.C.C. Rider
7.You Better Look Out
8.Goin' Back to L.A.
9.Bye Bye Baby (Until We Meet Again)
10.Cold Shot

上のアルバムに10曲追加したものもありました。こっちがお得かな?

Cold Shot!/For Adults Only
Cold Shot!/For Adults Only

11曲目からは以下
11.Signifyin' Monkey Part 2
12.That's Life
13.Great Stack a Lee
14.Pissed-Off Cowboy
15.Hey Shine
16.Two Time Slim
17.Big John Jeeter
18.Two Girls in Love (With Each Other)
19.It's Good to Be Free [Mono Version][#]
20.Dirty Dozens [Mono Version][#]

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