ソウル、ファンク系のアルバムですが、多くを聴いているわけではなく、本当に狭い範囲です。他にも好きなアルバムは色々とあるのですが、当サイトの扱う範囲から離れてしまうので、これくらいにとどめます。どれも良いアルバムと思います。 |
ネヴィル・ブラザース
これはありました。 Fiyo on the Bayou
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FIYO ON THE BAYOU (A&M)
NEVILLE BROTHERS (1981)
ニューオリンズ・ファンクの雄、ミーターズが解散して、リーダーのアート・ネヴィルが自分の兄弟達を集めて結成した、ネヴィル・ブラザーズですが、おそらく1枚目になると思います。 ミーターズの終わり頃にも4男のシリルが参加していたり、彼らの叔父であるブラック・インディアンの『ビッグ・チーフ・ジョリー』率いる、「ワイルド・チョピトゥラス」の録音にも、ミーターズ共々参加していたりして、ややこしくて、詳しくは知りませんが、78年頃にネヴィル・ブラザーズとしてスタートしていると思います。 この後、80年代~90年代の代表的なバンドになります。FM放送でエアチェックしたライブなどにも良いのが多くあります。85年頃はビデオ・クリップもよく流れていましたから、見ている方も多いと思います。強力なバンドです。 |
ボビー・ウーマック
これはポエットの2ですが、1もありました。どちらも超お薦めです。 The Poet II
Poet
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THE POET 2 (BEVERLY GLEN)
BOBBY WOMACK (1981)
印税問題でモータウンからリリースされたりして、もめていた割には充実したアルバムを連発していた頃です。 前作の"POET"でも、『デビット・T・ウォーカー』のギターをバックにディープに歌っていましたが、ここでもパティ・ラベルとのデュオが素晴しく、アルバムを通して、ものすごいエナジーを感じます。 この後の、85年の
"SO MANY RIVERS" も良いアルバムです。その後は段々と打ち込みが増えていってしまいます。彼自身も、当時のアルバム製作で、ミュージシャンを使えず、打ち込みでやる事を嘆いていました。 |
J・ブラックフット
これはありました。 City Slicker
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CITY SLICKER (SOUND TOWN)
J.BLACKFOOT(1983)
"J.BLACKFOOT"こと、元ソウル・チルドレンのジョン・コルバートの久々のアルバム。この人も深い!。ヒット曲"TAXI"が入っています。ちなみに、ジャケットのイラストは渋谷駅前だとか。 |
ロバート・クレイ
これはクレイとしては今でも一番良いですね。 Strong Persuader
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STRONG PERSUADER(MERCURY)
ROBERT CRAY(1986)
プラチナ・アルバムとなった4作目。ブルーズ系としては、ビー・ビー・キング (B.B KING)の『スリル・イズ・ゴーン』以来のヒットとなった『スモーキング・ガン』から始まります。ポップではあるけど、やはり良い曲です。 ブルースと言うよりも、ソウルシンガー的な歌い手に感じます。ギターもブルースだけでなく、色々な要素を感じます。このアルバムが全体に好みのタイプが多いのでお薦めです。 どのアルバムもあまりバラつきは無い感じの人です。 |
ネヴィル・ブラザーズ イエロー・ムーン
これは国内盤と輸入盤がありました。解説書や歌詞が欲しければ、値段は高めですが国内盤がいいですね。 イエロー・ムーン
Yellow Moon
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YELLOW MOON (A&M)
NEVILLE BROTHERS (1989)
すでに、最高の評価を得て、絶頂期と言える頃のアルバムです。進化したニューオリンズサウンドとでも言いましょうか、さまざまな要素が渾然一体となったようなアルバムです。 ニューオリンズの音楽はいつの時代もスパイス的な役割をしてきた感じがします。 |
シャーリー・ブラウン
これはありました。 Fire & Ice
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FIRE&ICE (MALACO)
SHIRLEY BROWN(1989)
上記の"J.BLACKFOOT"と同じ、”SOUND TOWN”からも良いのが出ていますが、『マラコ』から出たこのアルバムは、打ち込みが多い事は多いのですが、それ以上に歌が良く、超ディープなボーカルが聴かれます。 曲そのものも、良いのが揃っています。それと、『ボビー・ウーマック』とのデュオは、本当に凄いの一語です。ジャケットだけ見ると、誰だかわかりませんでしたが・・。 |