ブルース1990年代
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1990年代ブルース  (昨今のブルース:1985年頃~2010年頃まで)

ブルース・メイン

三大キング

ウェストサイド

シカゴブルース

ピアノ・ブルース

テキサスブルース

オンリー・ワン

アン・アーバー・フェス

リズム・アンド・ブルース

ソウル

日々雑聴

ブルース1990年代のおすすめ盤

 私の印象ですが、80年代の後半頃からが再び好みのブルースが多くなってきた感じです。そして90年代になるとかなりの数の好みのアルバムがリリースされてきました。まさに今の時代の良質のブルースと私は思います。

 デジタル機材の扱いも一つの波が過ぎて、やっと良い感じで使用されるようになった時期で、サウンド的には厚みが増したリッチな音になり良い時期だと思います。私は1990年代の録音アルバムに多くの愛聴盤があり、60年代とともに最も好きな年代です。

 それと、ソウルシンガーのベテランが、ブルース・アルバムをリリースするケースがけっこう有り、それも楽しめる時代です。60年代~70年代に活躍したベテランが新しく登場してきた若手達と演るブルースも良いものが多数あります。

BUDDY GUY(バディ・ガイ)

ダム・ライト・アイヴ・ガット・
ザ・ブルース
1991年

DAMN RIGHT, I'VE GOT THE BLUES

Damn Right, I've Got the Blues

ジェフ・ベックのギターはロック・ファン必聴です。

DAMN RIGHT, I'VE GOT THE BLUES (SILVERTONE:1991年)

1:DAMN RIGHT, I'VE GOT THE BLUES
2:WHERE IS THE NEXT ONE COMING FROM
3:FIVE LONG YEARS
4:MUSTANG SALLY
5:THERE IS SOMETHING ON YOUR MIND
6:EARLY IN THE MORNING
7:TOO BROKE TO SPEND THE NIGHT
8:BLACK NIGHT
9:LET ME LOVE YOU BABY
10:REMEMBERIN' STEVIE

 1991年のアルバムで、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン等の参加があり、バディ自身も久々に乗っている感じの好盤です。80年代は録音もほとんど無い状態でしたが、このアルバムを契機に再度人気が上がり、この後はコンスタントにアルバムリリースがあります。年齢を感じさせない歌、ギターが聴けただけでも嬉しいですが、出来も良いです。

Earl King(アール・キング)

セクシャル・テレパシー
1990年

アール・キング

セクシャル・テレパシー

 ニューオリンズの重鎮ブルースマンの90年代も良いアルバムがあります。だいたいこのブラックトップ・レーベルは若手の白人が多く、その人達がベテラン・ブルースマンの復活を支えた感があり、ひじょうに名盤が多いレーベルです。

Sexual Telepathy
(Black Top:1990年)

1. OLD MR.BAD LUCK
2. I’LL TAKE BACK HOME
3. A WEARY SILENT NIGHT
4. TIME FOR THE SUN TO RISE
5. NO ONE MORE FOR THE ROAD
6. GOING PUBLIC
7. LOVE IS THE WAY OF LIFE
8. SEXUAL TELEPATHY
9. HAPPY LITTLE NOBODY’S WAGGY TAIL DOG
10. ALWAYS A FIRST TIME
11. MAKE A BETTER WORLD

ブラックトップ・レーベルのページ

Hubert Sumlin
(ヒューバート・サムリン)

ヒーリング・フィーリング
1991年

ヒューバート・サムリン

Healing Feeling

 ハウリン・ウルフのバンドで長くギターで活躍しました。ウルフが亡くなってからはボーカルも取るようになり、ソロアルバムもかなりあります。ブラックトップでは2枚のリリースがあり、自身も歌っていますが、ゲストにボーカルを迎えている方が多いですね。「Healing Feeling」では「James "Thunderbird" Davis」をメインのボーカルに迎え、相変わらずの個性的なギターを弾いてます。

Healing Feeling
(Black Top:1990年)

1. I Don't Want To Hear About Yours
2. Healing Feeling
3. Just Like I Treat You
4. Come Back Little Girl
5. Play It Cool
6. Without A Friend Like You
7. I Don't Want No Woman
8. Blue Shadows
9. Down The Dusty Road
10. Honey Dumplins
11. Blues For Henry

ブラックトップ・レーベルのページ

Carl Weathersby

カール・ウェザースビー
(1996年)

カール・ウェザースビー

Don't Lay Your Blues on Me  

アルバート・キングのバックでも弾いていたらしく、かなり気に入っています。声がディープで落ち着きます。ギターも太い音で弾きまくっています。

Don't Lay Your Blues on Me
(1996年)

1. Rock Your Town
2. The Things The Blues Will Make You Do
3. Killing Floor
4. Your Love Is Everything
5. All Your Affection Is Gone
6. Don't Lay Your Blues On Me
7. Same Thing
8. Poverty
9. Somebody Help Me
10. Fannie Mae

この人のアルバムはどれも良いです。

LUCKY PETERSON

ラッキー・ピーターソン
(1992年)

ラッキー・ピーターソン

アイム・レディ

1964年生まれ。5歳で天才オルガン・プレーヤーとしてデビューしてます。父ジェームス・ピーターソンもレコードリリースのあるブルースマンです。キーボードも上手いがギターも素晴らしく、良いアルバムです。

I'm Ready
(1992年)

1. アイム・レディ
2. イット・エイント・ライト
3. ユー・シュック・ミー
4. ジャンク・ヤード
5. フーズ・ビーン・トーキン
6. アイ・ロスト・フェイス・ラスト・ナイト
7. トリビュート・トゥ・ザ・キング
8. オン・ザ・シー・オブ・ラヴ
9. ナッシング・バット・スモーク
10. スパンキン・リロイ
11. ドント・クラウド・アップ・オン・ミー
12. プレシャス・ロード・テイク・マイ・ハンド

Billy Boy Arnold

ビリー・ボーイ・アーノルド
(1993年)

ビリー・ボーイ・アーノルド

Back Where I Belong

 1935年、シカゴ生まれのハーピスト。サニー・ボーイ・ウィリアムソン(一世)をリスペクトし、R&B系の曲が得意です。ボ・ディドリーの最初のチェス・セッションにも参加して、自分も数曲の録音をしています。その時にはリリースされませんでしたが、後に「Chess Blues 1947-1967」でリリースされます。

Back Where I Belong
(1993年)

1. I Wish You Would
2. Move On Down The Road
3. Fine Young Girl
4. You Got Me Wrong
5. Fool For You
6. Wandering Eye
7. Shake Your Hips
8. Whiskey, Beer And Reefer
9. Prisoner's Plea
10. High Fashion Woman
11. Young And Evil
12. Shake The Boogie
13. Worried Life Blues
14. Streetwise Advisors

 1955年の「I Wish You Would(Vee-Jay Records)」がヒット。「I ain't got you」「prisoner's plea」など、当時のジョディ・ウィリアムズのギターも素敵です。

 このアルバムは1950~60年代の再演版で、いい感じのロッキン・ブルースが聴けます。

Carey Bell
(キャリー・ベル)

キャリー・ベル

Deep Down

若い頃はソロのリリースが少なかったですが、バスター・ベントンのアルバムでは最高のパフォーマンスでした。ビッグ・ウォルターともコラボしたりと、いい活動をしてきたハーピストです。

Deep Down
(1995年)

1. I Got To Go
2. Let Me Stir In Your Pot
3. When I Get Drunk
4. Low Down Dirty Shame
5. Borrow Your Love
6. Lonesome Stranger
7. After You
8. I Got A Rich Man's Woman
9. Jawbreaker
10. Must I Holler
11. Tired Of Giving You My Love
12. Easy

 90年代以降はけっこうリリースが多く、息子のルーリー・ベルのギターをバックに豪快なブルースを聴かせてくれます。

 

 

グランド・スラム

グランド・スラム

1. Early Every Morning
2. She Belongs to Me
3. Just to Be with You
4. Walking the Dog
5. Slammin'
6. Rough Dried Woman
7. Fannie May
8. Give Me Back My Wig
9. Scuffling
10. Make My Dreams Come True
11. 1823 South Michigan Avenue
12. Wonder Why
13. If You Need Me
14. Teardrop

   

Charles Brown
(チャールズ・ブラウン)

One More for the Road
(1986年)

チャールズ・ブラウン・2

One More for the Road

1940年代から50年代にかけて多くの曲を録音して、ヒットもかなりあり、中でも「Driftin' Blues」「Merry Christmas Baby」「Black Night」「Get Yourself Another Fool」と言った、ブルース界でのスタンダード的な曲のオリジネーターでもあるのですが、60年代頃からは録音も少なくなり、80年代半ばまで、20年間以上も表舞台からは遠ざかっていた状況でした。

All My Life
(1991年)

チャールズ・ブラウン・1

All My Life

One More for the Road
(1991年)

1.I Cried Last Night
2.Save Your Love for Me
3.I Stepped in Quicksand
4.One for My Baby
5.(Get Your Kicks On) Route 66
6.Who Will the Next Fool Be?
7.You Changed My Life
8.Cottage for Sale
9.My Heart Is Mended
10.I Miss You So
11.Travelin' Blues

 奇跡的なカムバックは1986年のこのアルバム「One More for the Road」で、ブルー・サイドと言うレーベルからリリースされました。このレーベルの事はほとんど知らないのですが、後に「アリゲーター」レコードが再発売をしてくれたので、私なども今聴いていられるのですね。

ギターに名手「ビリー・バトラー」が参加。

 

All My Life
(1991年)

1. Early In The Morning
2. Fool's Paradise
3. Bad Bad Whiskey
4. When The Sun Comes Out
5. Nobody Knows The Trouble I've Seen
6. That's Pretty Good Love
7. A Virus Called The Blues
8. Seven Long Days
9. Joyce's Boogie
10. Trouble Blues
11. Tell Me Who
12. All My Life
13. Too Late

2つほどブログにも書きました。

ロン・リーヴィーとチャールズ・ブラウン

ロン・リーヴィーとチャールズ・ブラウン2

John Lee Hooker
(ジョン・リー・フッカー)

ザ・ヒーラー
(1989年 )

ジョン・リー・フッカー・1

Healer

Best of Friends
(1998年 )

ジョン・リー・フッカー・2

Best of Friends

「Best of Friends (1998年 ) 」は「ザ・ヒーラー」で見事なカムバックを果してから、多くのミュージシャンを迎えて制作された5枚のアルバム

1989 - The Healer (Chameleon)
1991 - Mr. Lucky (Pointblank/Charisma)
1992 - Boom Boom (Pointblank)
1995 - Chill Out (Pointblank)
1997 - Don't Look Back (Pointblank)

から選曲され、さらにエリック・クラプトンを迎えて録音された「Boogie Chillen」など、新たに3曲をプラスした13曲のベスト盤です。(最近のは、さらにボートラも1曲有り)

The Healer
(1989年 )

1. The Healer
2. I'm In The Mood
3. Baby Lee
4. Cuttin' Out
5. Think Twice Before You Go
6. Sally Mae
7. That's Alright
8. Rockin' Chair
9. My Dream
10. No Substitute

Best of Friends
(1998年 )

1. Boogie Chillen
2. This Is Hip
3. The Healer
4. I Cover The Waterfront
5. Boom Boom
6. I'm In The Mood
7. Burnin' Hell
8. Tupelo
9. Baby Lee
10. Dimples
11. Chill Out (Things Gonna Change)
12. Big Legs Tight Skirt
13. Don't Look Back
14. Up And Down

ジョン・リー・フッカーに関しては、ブログにかなりの数を書きましたので参考にして下さい。

ブログのジョン・リー・フッカー

Ron Levy's Wild Kindgom
ロン・リーヴィー

Safari To New Orleans
1988年

ロン・レヴィ・1

Safari to New Orleans

 ニューオリンズのレーベル「ブラックトップ」に1986年「Ron Levy's Wild Kingdom」のアルバムがあります。これがデビューかもしれません。

 その後の1988年、やはりブラックトップからの「Safari To New Orleans」がひじょうにカッコいいです。

B-3 Blues & Grooves
(1993年)

ロン・レヴィ・2

Ron Levy's Wild Kindgom: B-3 Blues & Grooves

Safari To New Orleans

1. Stir The Roux With You
2. Life Is Like That
3. The Fall Guy
4. Big Mamou
5. Coconut Milk
6. Mary Can't Count
7. Cool The Fool
8. The South Shall Rise Again
9. Carry On Our Carrying On
10. Nine Pound Hammer
11. Everybody's Gotta Cry Sometime

 

ブラックトップのページも参考に

ブログでも時々書いてます。

 

 

B-3 Blues & Grooves

 アルバート・キングやBBキングと関係があるので、ブルースは当然ですが、ファンキー、ファンク、ジャズのかなり凄い人です。2001年からは自己のレーベル「Levtron」を立ち上げています。そこからはコンスタントにリリースがあります。

SMOKIN' JOE KUBEK & BNOIS KING
(スモークン・ジョー・キュベック&ブノイス・キング)

ステッピンアウト・
テキサス・スタイル
(1991年)

スモークン・ジョー・キュベック&ブノイス・キング

Steppin Out Texas Style

Steppin Out Texas Style
(1991年)

1. Comin' Home Today
2. I Wonder Why
3. Natural Born Lover
4. Everybody's Talkin'
5. Square Bizness
6. Hands On It
7. Smokin' Joe's Cafe
8. That's All I Want
9. Steppin' Out
10. Lonely Days

黒人のボーカル(ジャズ系ギタリスト)「ブノイス・キング」と白人ロック系のブルースギター「スモークン・ジョー・キュベック」が良い感じで絡むバンドです。

ロン・レヴィが参加してるこのアルバムがGood!!

こちらもブログに書きました。

The Holmes Brothers
ホルムズ・ブラザース

Promised Land
(1997年)

ホルムズ・ブラザース

Promised Land

 

こちらも2つほどブログに書きました。

ディープな兄弟:The Holmes Brothers

ディープな兄弟:The Holmes Brothers-2

Promised Land
(1997年)

1. Promised Land
2. Start Stoppin'
3. Train Song
4. Easy Access
5. You're Good For Me
6. You Got To Go
7. And I Love Her
8. There's A Train
9. Got Myself Together
10. Thank God For You
11. The New And Improved Me
12. I Surrender All

 ホルムズ・ブラザース(ホームズ・ブラザース)は1990年からコンスタントにアルバム・リリースして、1997年の「Promised Land」が6枚目となります。大きくサウンドやコンセプトが変わったわけではないですが、曲のタイプなどからこのアルバムが一番好きです。 1曲目のアルバムタイトル曲から、スモーキング・ガン(ロバート・クレイの80年代大ヒット)風に始まり、それがなかなか良いです。似たような雰囲気の「」も良いです。こっちがより良いかな?・・

それよりも、相変わらずディープに歌っている「アンド・アイ・ラブ・ハー」がシビレル・・ もちろん、ビートルズのオリジナルですが、こういう感じも良いです。

Byther Smith
(バイザー・スミス)

Addressing The Nation With The Blues (1989年)

バイザー・スミス

Addressing the Nation With the Blues

Addressing The Nation With The Blues (1989年)

1. What Have I Done
2. I'm Movin' On
3. I Was Coming Home
4. What Is This
5. Looking For A Woman
6. Play The Blues On The Moon
7. I Wish My Mother Was Here
8. Hello Mrs. Brown
9. Addressing The Nation With The Blues
10. You Should Be Proud Of Your Daughter
11. Put Your Arms Around Me

穏やかな印象のベテラン。聴くほどに味がある人です。

Shemekia Copeland
(シェメキア・コープランド)

Turn the Heat Up
(1998年)

シェメキア・コープランド

Turn the Heat Up

Turn the Heat Up

アルバムデビュー盤ですが、父ジョニー・コープランド譲りのシャウトもあり、荒削りですが良いです。この後はコンスタントにリリースしていて、ドクター・ジョン、スティーブ・クロッパーらがプロデュースを担当し、どのアルバムもなかなか良いです。特に5作目が気に入ってます。

以下のページにも詳しく書いてます。
つながりで聴くの1

Johnnie Johnson
(ジョニー・ジョンソン)

Johnnie B Bad
(1991年)

ジョニー・ジョンソン

Johnnie B Bad

何と言っても1950年代の中頃の、ロックン・ロールの元祖の一人である「チャック・ベリー」のバンドのピアニストです。

 有名な「ジョニー・B・グッド」は、この人のことを歌った曲です。

Johnnie B Bad
(1991年)

1. Tanqueray
2. Hush Oh Hush
3. Johnnie B. Bad
4. Creek Mud
5. Fault Line Tremor
6. Stepped In What!?
7. Can You Stand It
8. Key To The Highway
9. Blues #572
10. Baby What's Wrong
11. Cow Cow Blues
12. Movin' Out

 1991年のこのアルバム(初めてのソロ・アルバムです)のタイトルである、「ジョニー・B・バッド」は「ジョニー・B・グッド」をもじったものですね。

ブログのページ

Phillip Walker
(フィリップ・ウォーカー)

Big Blues from Texas
(1992年)

フィリップ・ウォーカー

Big Blues from Texas

Big Blues from Texas
(1992年)

1. Dressin' Trashy
2. Young Devil
3. She's Gone
4. Bluesmobile
5. Beatrice, Beatrice
6. Don't Leave Me Baby
7. Play Me Some Blues
8. Insomnia
9. Goodie Train
10. She Torture Me
11. You're So Fine
12. Big Blues From Texas

 白人ブルースマンのオーティス・グランドとのコラボ。1曲目からフィリップ独特の「p-90 ピックアップ」トーンのギターがかっこいいです。

Koko Taylor
(ココ・テイラー)

Force of Nature
(1993年)

ココ・テイラー

Force of Nature

 ビッグ・ママ・ソートンの「ハウンド・ドッグ」カバーも良いです。さらに、ゲストのバディ・ガイとの「Born under a bad sign」もGoodです。(なんか、なつかしの60年代を思い出します)ハープでは、キャリー・ベルも参加しています。

Force of Nature
(1993年)

1 Mother Nature
2 If I Can't Be First
3 Hound Dog
4 Born Under A Bad Sign
5 Let The Juke Joint Jump
6 63 Year Old Mama
7 Don't Put Your Hands On Me
8 Bad Case Of Loving You
9 Fish In Dirty Water
10 Tit For Tat
11 Put The Pot On
12 Nothing Takes The Place Of You
13 Spellbound
14 Greedy Man

ココ・テイラーの生年を、私は1935年生まれと認識していましたが、1928年生まれと書いてあるサイトもあるので、正確な生年はわかりません。私の1935年説でいっても、この時(1993年)には58歳となります。1928年説でいったら65歳ですから、どちらにしても素晴らしく歌えていると思います。

Luther "Guitar Junior" Johnson
(ルーサー・ジョンソン)

Country Sugar Papa
(1994年)

ルーサー・ジョンソン

Country Sugar Papa

 ルーサー・ジョンソンは、マディのバンドに同時期に二人いて、この人の方が多く参加していたような気がしますが、よくはわかりません。こちらは「ギター・ジュニア」を名乗り、もう一人は「スネーク・ボーイ(あるいは、ジョージア・ボーイ)」を名乗っていました。

Country Sugar Papa
(1994年)

1. Walkin' With You Baby
2. If The Blues Was Whiskey
3. Big Leg Woman
4. Called Me On The Phone Last Night
5. You Told Me Baby
6. Southern Country Boy
7. I'm A King Bee
8. Can't Come Home
9. I'm Going Back, Back, Back
10. I Love You
11. Whiskey Drinkin' Woman
12. Ain't Treating Me Right
13. You Belong To Me

 ソロ・アルバムは70年代・80年代に各一枚のリリースがありますが、90年代になってからの、「ブルザイ(Bullseye)」からが好きです。このアルバムはブルザイの3枚目で、ルーサーもバンドもトータルに音が良いと思います。

 

Clarence "Gatemouth" Brown
(ゲイトマウス・ブラウン)

Standing My Ground
(1989年)

ゲイトマウス・ブラウン・1

Standing My Ground

No Looking Back
(1992年)

ゲイトマウス・ブラウン・2

No Looking Back

Standing My Ground
(1989年)

1. Got My Mojo Working
2. Born In Louisiana
3. Cool Jazz
4. I Hate These Doggone Blues
5. She Walks Right In
6. Leftover Blues
7. Louisiana Zydeco
8. What Am I Living For
9. Never Unpack Your Suitcase

 

No Looking Back
(1992年)

1. Better Off With The Blues
2. Digging New Ground
3. Dope
4. My Own Prison
5. Stop Time
6. C Jam Blues
7. Straighten Up
8. The Peeper
9. Alligator Eating Dog
10. I Will Be Your Friend
11. We're Outta Here

 1980年代後半はリリースが少なかったですが、1989年になり「Standing My Ground」を「アリゲーター:Alligator」からリリース。さらに「No Looking Back」と、ブルースの名門レーベル「アリゲーター」の2枚は、ゲイトマウスの様々なスタイルの魅力が凝縮されたものです。

 ゲイトマウス・ブラウンのページ

Joe Louis Walker
ジョー・ルイス・ウォーカー

Great Guitars
(1997年)

ジョー・ルイス・ウォーカー

Great Guitars

 このアルバム以前にも、初アルバム「Cold Is The Night (HighTone, 1986)」から 数えるとライブ盤を入れて10枚近くリリースがあります。これは豪華なゲストを多数迎えてのアルバムで、曲も演奏も全てがお気に入りです。

Great Guitars

1.Great Guitars
2.First Degree
3.Mile High Dub
4.Fix Our Love
5.Every Girl I See
6.Cold And Evil Night
7.Hop On It
8.Nighttime
9.Sugar
10.In God's Hands
11.High Blood Pressure

 

 ゲスト陣に期待する感じの、この手のアルバムは多くありますが、このアルバムに関しては自身の歌・ギターともによく生きています。

エタ・ジェームス
Etta James

The Right Time
(1992年)

エタ・ジェームス・1

Right Time

 80年から5年間はリリースが無かったですが、それでも2年に1枚と言う感じでリリースしていました。さらに、その時期も過ぎて90年代(音的に私の好きな時期です)になってからこのアルバムが出たんですが、プロデュースにかつてのアトランティックのプロデューサー「ジェリー・ウェクスラー」を迎えて制作されました。

Live From San Francisco
(1994年)

エタ・ジェームス・2

Live From San Francisco

The Right Time

1. I Sing the Blues
2. Love and Happiness
3. Evening of Love
4. Wet Match
5. You're Taking Up Another Man's Place
6. Give It Up
7. Let It Rock
8. Ninety Nine and a Half (Won't Do)
9. You've Got Me
10. Nighttime Is the Right Time
11. Down Home Blues

 メインとなるセッションは、かつてのフェイム・スタジオのドラム「Roger Hawkins 」とベース「David Hood」に、ギターがスティーブ・クロッパー(スタックス、ブルース・ブラザース)、キーボード・ギターにラッキー・ピーターソンなど素晴らしい顔ぶれで、さらにはサックスのミスター・ブルース「Hank Crawford 」や、ベースに「Willie Weeks 」あたりも起用していて、さらにドラムにアベレージ・ホワイトの「Steve Ferrone 」、さらには歌だけですが「Steve Winwood」までいます。

Live From San Francisco
(1994年)

1. I Just Want To Make Love To You
2. Take It To The Limit
3. Baby What You Want Me To Do
4. Sugar On The Floor
5. Tell Mama
6. I'd Rather Go Blind
7. Otis Redding Medley: Hard To Handle/Just One More Day/Can't Turn You Loose
8. Born Blue

 この時期のライブ盤では、ソウル・ブルースが好きな人なら94年のライブ盤「 Live from San Francisco」は、かなり聴き応えがあると思います。

 この頃はひじょうに充実しています。

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お薦めブルース一覧

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ブルースの歴史など

**追加記事など**

2000年代のお勧め盤

カルロス・ジョンソン
(Carlos Johnson)

ギター最高!ライブ盤

彼のギブソン335はとっても良い音がする。神が降りている感じ・・

映像でも是非!

カルロス・ジョンソン

スタジオ盤の2枚目

アルゼンチン録音の1枚目が見つからなかった・・・。見つけたらそれもお勧めです。

カルロス・ジョンソン

ビリー・ブランチとのコラボ

ジョディ・ウィリアムス
(Jody Williams)

Return of a Legend

チェスでのハウリン・ウルフのバッキングも勤めた名人の2002年になっての初ソロ・アルバム。長~いブランクを感じさせないギターは必聴もの。歌もなかなか行けてるし名盤です。

2枚のみのリリースなので、こちらもお勧めです。

1960年代の「ビリー・ボーイ・アーノルド」のバッキングも素晴らしいですよ。

Joe Louis Walker

Witness To The Blues
(2008年)

左で紹介してる「Great Guitars(1997年)」以降も好きなアルバムがいくつかありますが、曲・サウンド的にもこれが一番良いかな・・、同じく左で紹介してるシェメキア・コープランドとのデュオ曲もGood!!

Ron Levy

Assorted Special Guests
(2003年)

ロン・リーヴィーがセッションしたテイクを集めたアルバムで、顔ぶれが素晴らしい。Albert Collins, BB King, Jimmie Vaughn, Lowell Fulson, Ronnie Earl,Sax Gordon,Melvin Sparks,Freddie Hubbardと言ったところですが、「Smokin' Joe Kubeck」と「Bnos King」の2曲も最高と言えます。
「Sax Gordon」と「Melvin Sparks」も実に良いです。

Sax Gordon

You Knock Me Out
(2000年)

上のロン・リーヴィーのアルバムでも良いサックスを吹いてますが、こちらでたっぷりと豪快なR&Bスタイルが聴けます。

 

 

 

 


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