コンピレーション
Doctors, Professors, Kings and
Queens: The Big Ol' Box of New Orleans
Doctors, Professors, Kings and
Queens: The Big Ol' Box of New Orleans |
The Big Ol' Box of New Orleans
「ガンボ(ごった煮)」にたとえられるように、様々な音楽が息づくニューオリンズのコンピ盤がありました。
このアルバムの曲目紹介 |
コンピレーション
Various Artists
Crescent City Soul:
The Sound of New Orleans
Crescent City Soul: Sound of New Orleans 47-74
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Crescent City Soul
ニューオリンズR&Bのほとんどが網羅されたコンピレーション盤。デイブ・バーソロミューのバンドがほとんどのバックを務めていて、4枚CDを聴けば虜になります。
上のアルバムとのダブりは比較的少ないと思います。
このアルバムの曲目紹介
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コンピレーション
デイブ・バーソロミュー
他、オムニバス盤
このアルバムはありそうもないですね。代表してデイブ・バーソロミューのアルバムです。
The Chronological Dave Bartholomew:...
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ザ・ビッグ・ビート~デイヴ・バーソロミュー・ソングブック |
NEW
ORLEANS BOUNCE VOL1
左の上は49年から61年までの録音ですが、『テキサス』で取り上げた『ピー・ウィー・クレイトン』のバックをつけた『デイブ・バーソロミュー』の50年頃も聴かれます。
ウエストコーストのバンドと較べると、粘着的で泥臭く重厚なサウンドで、リズム的にもニューオリンズは独特で面白いものがあります。また、56年頃の『デイブ・バーソロミュー』がバックをつけた、『ロイ・ブラウン』の曲も聴かれます。50年代半ば頃になるとロックンロールになっているのがわかります。
デイブ・バーソロミューのバンドとしてのアルバムも楽しいです。また、彼がプロデュースした多くの人やヒットを集めた左下のアルバムは、お手軽にニューオリンズの魅力がわかると思います。 |
ファッツ・ドミノ
Rock & Rollin/Million Sellers
同じ時期のものです。やはり良い曲が多いです。代表曲のほとんどが入っています。さすがに良い曲が並んでいて、今更ながらに感心します。
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特にチャート上位の曲を集めたベスト盤で、初期は良いです。
Fats Domino Jukebox: 20 Greatest Hits
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ROCK AND ROLLIN' WITH FATS DOMINO
(原盤:インペリアル録音)
1956年の1枚目のアルバム。ロックンロールのヒットメーカーで、15曲ものミリオン・セラー・シングルを出しています。
この年は、3枚のアルバムをリリースしています。チャート上位の曲を集めたベスト盤も良いですし、オリジナルのアルバムにボーナストラック追加も良しです。
すでに48年に"THE
FAT MAN"のヒットがあり、その頃から、56年の"blueberry Hill"あたりや、"Blue
Monday"の頃までが良いです。
いずれにしても、知名度からいっても後のロック・ピアニストに与えた影響は大きい人です。バーソロミューのバンドも一つの時代を作った立役者で素晴らしいです。 |
スマイリー・ルイス
これに近いのがありました。
The Best of Smiley Lewis: I Hear You Knocking |
I HEAR YOU
KNOCKING
SMILEY LEWIS
(原盤:インペリアル録音)
40年代から活動していて、52年の"THE
BELLS ARE RINGING"のヒットが入っています。
やはり、『デイブ・バーソロミュー』がプロデュースからやっていて、ファッツ・ドミノも参加したりしています。ニューオリンズR&Bを代表するシンガーです。 |
シャーリー&リー
同じ時期のものです。やはり良い曲が多いです。代表曲のほとんどが入っています。
The Legendary Masters Series, Vol. 1 |
LET THE GOOD TIMES ROLL!
SHIRLEY & LEE
(原盤:インペリアル録音)
これは気持ち良いR&Bです。52年に"I'M
GONE"がヒットした時、まだ『リー』が17才、『シャーリー』が15才と言うコンビです。
バックの演奏が、デイブ・バーソロミューお抱えの連中ですから言う事なしのサウンドです。メインの二人ですが、『シャーリー』の突き抜ける声は重厚なバックのサウンドに乗り、不思議なバランスが取れていて、『リー』の10代と思えないマイルドな声との絡みも良いです。 |
ロイド・プライス
同じ時期のものです。
Lloyd Price Sings His Big Ten |
LLOYD PRICE (SPECIALTY)
この人も52年の"LOWDY
MISS CLAWDY"の大ヒットが17才でのもので、バックも同じく『バーソロミュー』と『ファッツ・ドミノ』のラインです。"SPECIALTY"時代が良いと思います。 |
プロフェッサー・ロングヘアー
上のアトランティック盤は見当たらず。
NEW ORLEANS PIANO
1972年
同じような内容のはずで、1949年~1953年のアトランティック録音。リリースは72年。名盤!
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NEW ORLEANS PIANO
PROFESSOR LONGHAIR
ギャンブラーが本職のような生活らしいですが、ピアノを弾かせたら物凄いひとです。ノリが素晴しく良いです。ニューオーリンズ特有のカリプソ、ルンバ、サンバなどが混在したような彼のピアノは、ミュージシャンにも高く評価されています。
彼のスタイルを継承する人も多く、ヒューイ・スミス、アラン・トゥーサン、ドクター・ジョンなどもひじょうにリスペクトしています。
Classics 1949
1940年代に録音があり、さらに一時的に活動が表面化せず、10年以上経ってから再びメジャーなシーンでレコード・リリースやライブ活動を多くした人で、1949年の録音ならこちらを。(左の「NEW ORLEANS PIANO」とダブリ曲があり)
24曲中11曲がダブリで、判断が難しいですが、どちらかを聴いて気に入ったらもう一方も聴くと言う事が良いと思います。
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ヒューイ・スミス
これがありました。
Having a Good Time |
HAVING
A GOOD TIME
HUEY "PIANO" SMITH
50年代ニューオーリンズを代表するピアニストで、プロフェッサー・ロングヘアー系であり、そこからロックンロール色を強めた感じです。ノベルティー・タッチの曲が特徴ですね。
ドクター・ジョン、アラン・トゥーサンなど後のニューオリンズ・ピアノにも影響を与えています。ドクター・ジョンなどは、『ヒューイ・スミス・メドレー』を後に録音しています。 |
ポール・ゲイトゥン
Chess King of New Orleans/The Chess Years |
Chess King of New Orleans/The Chess Years
ドクター・ジョンは、自身が13歳くらいの時の、初めてのレコーディングセッションが、ポールのバンドでの仕事だったと言っています。誰のレコードかは覚えていないそうです。 |
ギター・スリム
ほぼ同じのアルバムがありました。
The Things That I Used to
Sufferin Mind |
THE THINGS I USED TO DO (SPECIALTY)
GUITAR SLIM
ピアノの人ばかり紹介していますが、ギターのヒーローもいます。EDDIE"GUITAR
SLIM"JONESは50年代のニューオリンズのスターで、"THE THINGS I USED TO
DO "は実に多くの人にカヴァーされました。
いつもピンクのスーツに赤い靴を履いていたらしいです。長いコードで動き回る事や長いストラップでギターを構えるという、後のロックギタリストがよくやるスタイルを50年代にやっていた人です。
大酒飲みだったらしく、59年に33才の若さで亡くなりました。聴く程に味が出る人です。 |
アール・キング
25曲と、倍以上収録されているのがありました。
Earl's Pearls
(原盤:インペリアル録音)
サヴォイ、スペシャルティー、エイスと移籍し、その後のインペリアル時代もまた、良い曲が並んでます。
Come On: The Complete Imperial Recordings |
THOSE LONLY,LONLY NIGHT (ACE)
EARL KING
53年頃から活動していますが、55年に設立された"ACE"での録音です。『ヒューイ・スミス』がピアノを弾いています。(ギター・スリムのバンドでも弾いていたらしいです)
『ジョニー・ギター・ワトソン』でも有名なタイトル曲はじめ、ほのぼのとした歌とギター・スリム風のギターが聴かれます。売れる前はギター・スリムの名を語ってドサ廻りをやっていたらしいです。
また、ソングライターとしても凄い人で、「Those Lonely, Lonely Nights 」「Let the Good Times Roll 」「Trick Bag」など、ブルース・スタンダードも多いです。
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Hard River to Cross
1993年の、ブラックトップ・レーベルからのリリース。曲・歌・ギター・バックのメンバーの全てが、かなり良いです。
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スヌークス・イーグリン
(原盤:インペリアル録音)
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Complete Imperial Recordings
なんとも洒脱な感じの軽妙さがGOOD!
2000曲のレパートリーを誇る、人間ジュークボックスの異名を持つ人です。
後のブラックトップでは4作をリリースで、どれも名盤。
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ドクター・ジョン
GUMBO (ATCO)
Dr. John's Gumbo
白人ですが、ニューオリンズの名物ボーカル・ピアニスト。アン・アーバーにも出演してます。とにかくいろんな所に顔を出す人で、個性的なダミ声とニューオリンズの様々なピアノ・スタイルをマスターしてる人です。
ジャズ・スタイルのアルバムやフュージョン・アルバム等、とにかく多才です。どんなスタイルでやっても強烈な歌声ですから、すぐわかります。 |
DR. JOHN (1972)
このアルバムが最もニューオリンズ的です。
この時期の録音では、ミーターズがバックを務めた、『イン・ザ・ライト・プレイス』もあります。こちらは、ニューオリンズ・ファンクと言った感じです。どちらも、名盤です。
こちらのつながりで聴くと日々雑聴も |