パワーブルースのブルース・ブラザーズ

ブルース・ブラザーズ・デビュー・アルバムの詳細(原曲)

BRIEFCASE FULL OF BLUES (邦題:ブルースは絆)

BRIEFCASE FULL OF BLUES

 

 

日本盤:ブルースは絆/ライヴ・デビュー

輸入盤:Briefcase Full of Blues

 

(ライブ盤の作りですが、擬似的にライブの雰囲気にしたものです。)

 ※一応、原曲としていますが、わからない部分もありますので、御了承願います。
 ※わからない時は、私の好きなテイクを取り上げてます。

曲名 原曲 アルバム

1. Opening: I Can't Turn You Loose

( Otis Redding )

 スタックスの看板シンガーだった「Otis Redding」の曲で、アル・ジャクソンのドラムに、ダンとクロッパーのコンビです。

Otis Redding →I Can't Turn You Loose

Otis Redding

ライブ盤

Live in Europe

2. Hey Bartender

( Floyd Dickson )
Floyd Dixon じゃないのかな?

 作者の「Floyd Dickson」は、ピアノ弾き語りアルバムなどしか聴いていなくて、あまり無いのですが、1曲それ風なのがありました。

Floyd Dixon →That'sAllICare

「KOKO TAYLOR」のこのアルバムは、選曲も良いので。

 サミー・ローホーンの、ギターが、なかなかセツナイです。ブルース・ブラザースも、ココ・テイラーのテイクが好きなんだと思いますが・・、私も、70年代の、とても好きなアルバムの1枚です。

Koko Taylor →Hey Bartender

私もサンプルしか聴いてないですが、このアルバムのテイクは洒落てます。

Marshall Texas Is My Home
Floyd Dixon

Koko Taylor

ココ・テイラーも

The Earthshaker

 

3. Messin' With The Kid

( Mel London )

  1960年の「Junior Wells」の「Chief Records」録音が最初のようです。

 「songwriter/producer」に「 Mel London」とあるので、この人は知りませんが、ソング・ライター、プロデューサーのようです。Wellsのテイクは、バディ・ガイとのコンビでもいくつか聴いていますが。

Junior Wells →Messin' With The Kid

 

Junior Wells

これは、70年頃で、クラプトンも参加。

 

Buddy Guy & Junior Wells Play the Blues

4. (I Got Every Thing I Need) Almost

( Don Walsh  )

これは、これから調べます。

→なんか、それらしきものを見つけました。捜してみるもんですね。ノイズありますが、かなりカッコイイです。ギターも良い!誰かはわかりませんが・・・

Don Walsh
→ (I Got Every Thing I Need) Almost

一応、サイトです。4曲目かな・・・

「Downchild」と言う、ライブ盤のようです。音は良いですので。

5. Rubber Biscuit

( 作者 ?)

なんか、とても面白い感じの曲ですが、「The Chips」と言う、コーラス・グループがやっています。

「Jubilee & Josie R&B Vocal Groups, Vol. 4 」と言うCDに入っていますが、アマゾンには、Vol. 2 と Vol. 3 しか 無かったですね。
The Chips → Rubber Biscuit

Jubilee & Josie R&B Vocal Groups, Vol. 4 一応、ジャケットはこんなです。

 

この曲は、okehさんから教えていただきました。
okeh's blog
(okehさんのブログ)

6. Shot Gun Blues

 ( Don and Rick Walsh )

これは、マット・マーフィーのギターがフィーチャーされた、スロー・ブルースですが、誰が作ったんでしょう?

 オリジナル、あるいは他のテイクはありませんので、パスです。

一旦はパスしましたが、さらに調べて、わかってきました。カナダのブルース・バンドでした。写真は全然なくて、わかりません。ドンとリックと言う、兄弟かな?、身内であるのは、間違いないでしょう。

ドンは、「 (I Got Every Thing I Need) Almost」と同じ作者ですね。

ダン・エイクロイドはカナダ出身なので、その関係の知り合いかもしれません。

7. Groove Me

 ( Oliver Wang  )

ニューオリンズ的なリズムが得意な、フロイドのヒット曲。グルーブって良い言葉ですね。何か・・・

King Floyd→ Groove Me

King Floyd

 

Choice Cuts

8. I Don't Know

( Willie Mabon )

 これは、一般に「Willie Mabon」作と言われていますが、私はクリップル・クラレンス・ロフトンの曲を聴いた時、「こっちが原点じゃないかな」と思ったので、それを聴いて下さい。

CRIPPLE 'CLARENCE 'LOFTON
→ I Don't Know

あと、ジェームス・コットンのテイクは、ギターが「マット・マーフィー」ですので、参考まで。

James Cotton  → I Don't Know

LOFTON

十八番なのか、数テイクやってますね。

 

Complete Recorded Works (1935-39)
Complete Recorded Works (1939-43)

100% COTTON


100% Cotton

 

9. Soul Man

( Isaac Hayes/David Porter )

 

スタックスでは、コンポーザーのコンビとして、多くの曲を書いてます。「Isaac Hayes」は、映画「シャフト」の音楽でも、70年頃に有名でしたが、「David Porter」は良く知りません。

「サム・アンド・デイブ」の曲の多くも、二人は書いてます。この曲は全米1位になった曲です。

Sam and Dave → Soul Man

Sam and Dave

良い曲だらけのアルバム。バックはもちろんブッカーT&Mg'sです。

The Best of Sam & Dave

10. 'B' Movie Box Car Blues

( Delbert Mcclinton )

この曲は、全然わかりませんが、白人のヴォーカリスト・ギタリストみたいです。かなりのアルバムを出してるようです。

一応、アルバムを見つけましたが・・・

Delbert Mcclinton

 

 

The Definitive Collection

11. Flip, Flop & Fly

( Charles Calhoun/Big Joe Turner )

さて、ラストを飾るのは、御大「ビッグ・ジョー・ターナー」の曲です。「Charles Calhoun」は知りませんが、一応、二人のクレジットになってます。

Big Joe Turner → Flip, Flop & Fly

Big Joe Turner's Greatest Hits サンプルのライブではありませんが、数多いアルバムの中の、ベスト盤を1枚。

Big Joe Turner's Greatest Hits

12. Closing: I Can't Turn You Loose

( Otis Redding )

 これは、最初と同じです。  
 いや~、けっこう疲れましたが、何とか終ってよかったです。まあまあ見つかりました。オリジナルや、他の人達のカヴァーも、それぞれに良いですね。ブルース、ソウル、最高です!