モダン

ビー・ビー・キング
B.B.King

ホーム

概要

正にキング・オブ・ブルース!

Born:1925

 ビー・ビー・キング(本名:ライリー・B・キング)も多くの長期にわたり活躍した人と同じく、楽曲・アルバムがあまりにも多過ぎ、それがいろんなところから発売されていて、現在も現役で新録音が出ていますから、かなり迷います。むしろ最近になってから、以前より聴くようになりました。長生きしてずっとブルースを、それも飛び切りのパワーブルースをやって欲しいですね。

 ブルース・ブラザーズ2000では主役的な存在でしたし、エリック・クラプトンとのコラボレーション・アルバムなど精力的に活動するビー・ビー・キングは半世紀以上もブルース界の顔的な人でした。生まれはミシシッピー州サンフラワー郡インディアノーラの近くと言いますから、アルバート・キングとも近いですね。二人はライバルでもあり、二人ともビッグすぎて、あまり仲が良さそうじゃありません。

 何度か同じステージに立ったりもしていますが、仲が良さそうには見えません。昔はイトコ説もありましたが、どうも違うようです。ビー・ビー・キングのイトコと言えば、「ブッカ・ホワイト」は本当にイトコです。子供の頃は教会のコーラス隊にも入っていて、ゴスペル的な歌唱を形成する礎になったと思われます。

 ビー・ビー・キングは、ブルース・ブラザース・2000に主役の一人のような感じで出演しています。この後も自身の、ライブのDVDなども発売されていますが、もう存在感だけでも良いと言ったところですが、年齢に関係なく、達者な歌とギターが聴かれます。

お勧め1:初期のアルバム

スタックス・レコード(1967年)

ビー・ビー・キングのSINGIN' THE BLUES

このアルバムにもう一枚分追加されてます。初期の録音はこれで良いのではないでしょうか。50年代の代表曲のほとんどが聴けます。
Singin' the Blues/The Blues

デビュー(50年)当時から56年頃までのもので、この頃の曲を集めたアルバムが、どれだけあるかはわかりません。これは、CD盤では20曲くらい入ってるようで、どんな曲かはわかりませんが、取り合えず(あくまでも取り合えずです)初期のビー・ビー・キングを知るには充分と思います。

THE JUNGLE

Kent・レコード(1967年)

ビー・ビー・キングのTHE JUNGLE

60年代の人気アルバム。スタジオ盤は50年代は下のを聴いて、そんなところでいいかなとも思います。「ロック・ミー・ベイビー」が入っていないのが少々残念ですが。
ザ・ジャングル

紙ジャケ仕様もあります

 私の場合、後述する3枚のライブ盤を重点的に聴いてきましたが、スタジオ録音盤のなかではこれをよく聴きました。60年頃のケント時代のものです。昔から人気があったアルバムです。

ロック・ミー・ベイビー

「ザ・ジャングル」で、「ロック・ミー・ベイビー」が入っていないのが少々残念と書きましたが、これに入っています。重複がありますから、曲目掲載します。この頃の曲は名曲が多いんですよね。これは50年代から60年代初期までの録音です。

ロック・ミー・ベイビー
ロック・ミー・ベイビー

お勧め2:ライブ

LIVE AT THE REGAL

ABC・レコード(1964年)

ビー・ビー・キング/ライブ・アット・ザ・リーガル

Live at the Regal
これは超名盤です。

※CDはジャケットデザインが変わっています。(けっこう沢山あります)

いよいよライブ盤です。以下の3枚は、どれも名盤と呼ばれたものです。こちらは64年のシカゴ・リーガル劇場でのライブです。これが一番人気かも知れません。超名盤と呼ばれています。

バンド全体のブルーブも良いし、BBの歌・ギター最高です。

BLUES IS KING

Bluesway・レコード(1966年)

ビー・ビー・キングのBLUES IS KING

個人的には一番聴いてます。
ブルース・イズ・キング

 年代的にはこれは2番目で、66年のシカゴのクラブでのライブです。一番聴いたと思います。3枚共にビー・ビー・キングもバンドも完成度が高く、今聴いてもシビレます。

LIVE IN COOK COUNTY JAIL

ABC・レコード(1971年)

ビー・ビー・キング/LIVE IN COOK COUNTY JAIL
Live in Cook County Jail (Rmst)

Live in Cook County Jail& Completely Well(2in1)

 

ここでは、大ヒット曲の『スリル・イズ・ゴーン』が聴かれます。刑務所でのライブですが、最初の女性MCなど刑務所に場違いのようですが、妙な雰囲気があります。70年頃のライブです。

それにしても、数年間に3枚もライブ盤がリリースされるのもあまり無いのでは。

ここでピアノを弾いているのは、アルバート・キングに見出された後、BBキングのバンドに採用された、まだ10代のロン・リービー(Ron Levy)です。

Completely Well (Rmst)
ここでは、紹介が漏れましたが、これもいいアルバムです。在庫2枚みたいです。 

ページをたたむ

--Copyright(C) yi355 All right reserved--