テキサス

ギター・ワトソン
JOHNNY GUITAR WATSON

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概要

クールな都会派サウンド

Born:1935 : Died:1996

 テキサスのギタリストは、乾いた音で弾きまくる人が多いと思いますが、この人は正にそのイメージで、私のギターアイドル的な存在です。テキサス系のギターはキレが身上だと思いますが、この人の歩んだ70年代後半からのファンク路線は、クールなキレとブルースマンならではのギターフレーズがぴったりで、彼独自のスタイルを表現していたと思います。

ブルースの枠にあてはめるよりは、『ジョニー・ギター・ワトソン』個人の魅力として聴いています。80年代に見た渋谷でのライブは最高でしたが、その後96年の横浜でのライブ中に亡くなりました。

初期スタジオ盤

THE GANGSTER IS BACK

ギャングスター・イズ・バック

THE GANGSTER IS BACK

The Very Best of Johnny "Guitar" Watson...

 かなり近いところです。良い曲もカバーしてます。

56年~61年の最高にホットなジョニー・ギター・ワトソンが聴かれます。パキン、パキンと乾いた音は、彼の軽めの声に実によくマッチしています。

R&B感覚が強く、モロにブルースを感じさせるタイプではないですが、後のファンク路線が格好いいように、ブルースベースのオリジナルなギタースタイルが魅力です。

BOBBY "BLUE" BLAND &
JOHNNY "GUITAR" WATSON

(CROWN)

BOBBY BLUE BLAND & JHONNY GUITAR WATSON

The Best of the Modern Years

ブランドが入っていない、ワトソンのモダン時代がありました。これはかなりの内容です。

ボビー・ブランドが3曲入っていて、さらに上のアルバムとの重複(赤文字)もありますが、こちらでしか聞かれない曲が3曲あり、それがまた良い曲です。

"THREE HOURS PAST MIDNIGHT"は一世一代(大袈裟!)のスローブルースです。

※DON'T TOUCH ME BABYとI'M GONNA HIT THE HIGHWAYは異名同曲

ファンク路線

AIN'T THAT A BITCH

(DJM)

AIN'T THAT A BITCH

Ain't That a Bitch

76年のファンク路線1枚目。ほとんどの楽器は自分でやっていて、正に彼の世界にどっぷり浸かれます。この頃はブルース・ナンバーと呼べる曲は、ほとんどありませんが、ブルース・ギタリストにしか出せないような、独特のクールな世界を創造しています。

ドラムはこの後も"EMRY THOMAS"がやっていくのですが、この人は軽くシンプルな良いドラマーです。名前から男女どちらかもわかりませんが。

FUNK BEYOND THE CALL OF DUTY

(DJM)

FUNK BEYOND THE CALL OF DUTY

Funk Beyond the Call of Duty [Bonus...

もう一枚
A Real Mother for Ya

上のアルバムとの間にもう一枚あり、それも良いですが、私はこちらが好きです。この後も何枚か矢継ぎ早にリリースされましたが、ほとんどこの2枚を聞いています。私はファンクはそれほど聞きませんが、ワトソンの場合は、馴染んだ声と、ギターに引かれて聴いています。

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