マディ・ウォーターズなどのアルバムでも聴かれますが、やはりリーダーアルバムも取り上げておきます。ハーピストではジュニア・ウエルズ、ジュニア・パーカー(リトル・ジュニア・パーカー)とこの人が特に好きで、70年代のファンクを基盤としたブルースはインパクトがありました。80年代のライブも最高!
ミシシッピー州テューニカ出身ですが、すでに13歳頃にはメンフィスで活動をしています。まだメンバーにはなれませんが、ハウリン・ウルフのバンドの周辺で動いていたようです。1953年、17歳の時にはウルフのバンドにもいた、アグレッシブ・ギターで有名なパット・ヘアのサポートで「コットン・クロップ・ブルース」を録音しています。
54年には、マディ・ウォーターズ・バンドのハーピスト「ヘンリー・ストロング」の不慮の急死で、ジェームス・コットンが後釜として加入しました。この頃に「アイム・レディ」「フーチー・クーチー・マン」のハープをやってます。
100% COTTON
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HIGH ENERGY
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Mighty Long Timeマイティ・ロングタイム
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ソロ初録音Chicago Blues Today 2サミュエル・チャーターズの企画で録音された3枚のシリーズ。この中のVol.2に5曲入っています。これが、実質のソロデビューになります。(以前には、マディの録音には何度か参加しています)このシリーズでは、コットンはとても良いです。 オーティス・スパンがピアノです。スパンは同じシリーズのVol.1でドラムの「S・P・リアリー」と二人だけでやっていますが、それも素晴らしいテイクだと思います。
100%コットン以前Cut You Loose!
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70年代にファンクなブルーズで話題になった2枚組です。マット・マーフィー(ブルース・ブラザーズのマット・ギターがこの人)が参加していた頃です。何曲かで彼の火を吹くようなギターが聞かれます。当時は本当に凄いアルバムでした。
これは70年代を代表するライブ盤です。本当によく聴きました。
Live & On the Move [Bonus Track]
ボーナス・トラックがありますね。私も聴きたいです。また買おうかな・・・
私は80年代の、このライブが一番好きです。とにかく熱い!!。いつでも熱い人なのです。先日テレビでブルーズの特番を見ていたら出ていました。手術をして声も苦し気でしたが、長くやって欲しいです。
これがあったのは嬉しいですね。私としては上のアルバムと甲乙つけがたいです。
Live from Chicago Mr. Superharp Himself