60年代は様々なスタイルの音楽が聴かれる時代だったと思います。ブルーズは黒人層より白人層で聴かれ、大きなフェスティバルが開催されます。レコードもマルチトラックの録音になり、ステレオ再生が普及して、より高いレベルで聴く事ができるようになりました。 60年代の特徴はギターの台頭にもあると思います。私自身もエレクトリック・ギターが好きで、ロックン・ロール、ロック、ブルーズ、ソウルと聴くようになりましたが、大方は良いギターが入っているのを好きになっていました。 アラバマ州マッスル・ショールズの『フェイム・スタジオ』では多くのソウルが録音されました。やはり、良いシンガーも良いバックサウンドがないと良い音楽にはならないです。スタジオ専属のミュージシャンがいて、そのスタジオのサウンドが決め手になる事もあるわけです。小さな新興レーベルなども、特徴のある音がセールスポイントにもなる時代になってきました。 『フェイム・スタジオ』は白人で構成されたミュージシャンのグループがいくつかあったようで、60年代後期には『デュアン・オールマン』も在籍していました。ブルーズ好きの私などは、最初はカントリー(白人)的な感じに馴染めない部分もありましたが、あのサウンド無くしては、あの歌も生まれ得ないわけで、やはり素晴しいサウンドです。黒人の持つソウルネスが最も出ていると言う事で、サザン・ソウルはブルーズと同じに好きな音楽です。 |
ソロモン・バークTHE
BEST OF SOLOMON BURKE (ATLANTIC)
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ウィルソン・ピケットTHE
EXCITING WILSON PICKETT
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ジェームス・カーYOU GOT MY MIND MESSED UP
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ガーネット・ミムズCRY BABY (UNITED ARTISTS)
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ガーネット・ミムズAS LONG AS I HAVE YOU (UNITED ARTISTS)
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ジミー・ヒュースSTEAL AWAY
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パーシー・スレッジWHEN A MAN LOVES A WOMAN
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オーティス・レディングOTIS BLUE/OTIS REDDING SINGS SOUL
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クラレンス・カーターTHIS IS CLAEENCE CARTER
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クラレンス・カーターDYNAMIC CLAEENCE CARTER
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ボビー・ウォマックと
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ボビー・ウォマックSOMEBODY
SPECIAL
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