ジョニー・ジェンキンズ・パイントッパーズで、ソロ・シンガーとして音楽活動を始めたのが20歳くらいの頃で、1962年にリリースした、「These Arms of Mine」がヒットして、チャンスを得ていきます。(R&Bのチャートで最高位20位) 1964年スタックス傘下のヴォルト(配給:アトコ(アトランティック・レコード))からアルバム「Pain in My Heart」を発表して一気に人気を得ます。メンフィスのスタックスのメンバー(ブルース・ブラザースでもお馴染み)とも共同制作などをする存在となり、素晴らしいアルバムを次々とリリースしました。 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」では第8位です。 リスペクトする、サム・クックの曲を多くカバーしています。どちらも必聴です。
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Pain in My Heart(Volt 1964)(ATCO)
最初のアルバムですが、ソロ活動の初期から試行錯誤を繰り返した「サム・クック」と比べると、すでに「ブッカーT&MG’」による「サザン・ソウル」のサウンドが完成に近い状態で提供されているので、ソウル・アルバムとして素晴らしい出来です。 さっそくサムの「You Send Me」をカバーしています。 |
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Sings Soul Ballads(Volt 1965) |
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Otis Blue(Volt 1965)
私は、この時代に出たサザンソウルのアルバムでは、屈指の名盤だと思います。ここでもサム・クックの曲を3曲カバーしています。
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The Soul Album(Sundazed 1966) |
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Dictionary of Soul(1966)Dictionary of Soul [12 inch Analog] このアルバムでは、これまでの路線を変えて、デヴィッド・ポーター&アイザック・ヘイズが初めてオーティスのプロデュースを担当しました。 アイザック・ヘイズなシンガーとしても、映画「シャフト」のテーマなどで有名な人ですが、かなり都会派の人です。 「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa [Sad Song]」などは、後にカバーする人が沢山いる名曲です。 |
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King & Queen(1967)
ルーファス・トーマスの娘、カーラ・トーマスとのデュオ。 |
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Dock of the Bay(1967)
日本ではとても人気のある「 (Sittin' On) the Dock of the Bay 」ですが、港が多い国だからかな? |
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Immortal(1968)
死後にリリースされたアルバムです。 |
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Love Man(1969)
死後にリリースされたアルバムです。 リズム・ナンバーが多いです。 |