ブルース・ギター(Blues Guitar)
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ギターの話:エレクトリック:Electric

ギブソン(Gibson) レス・ポール(Les Paul Model)

 レス・ポール・モデルは1952年から製造・販売を行っている、ソリッド・タイプのエレクトリック・ギターです。54年にはトラピーズ(ブランコ型)のテールピースから、バーブリッジ・テールピースに、さらに56年にはブリッジが独立して設けられて、各弦ごとに正確なオクターブ・チューニングが可能になります。57年にはピックアップが、シングルコイルからダブルコイルのピックアップになり、その後もいろいろなタイプのモデルが出されました。

1952

gibson-les-paul-52
トラピーズ・テールピース

1954 / 1956

下図のように、テールピースが変遷していきます。やっぱりチューニングが合わないと、気持ちが悪いですからね。

54-56

レス・ポール・ジュニア

レス・ポール

1952年モデル・タイプ 

 

 

 

 

 

 

 

ピック・アップ


P-90の「ソープバー(石鹸)(上)」と「ドッグイヤー(犬の耳)(下)」

幅が少し広い、ダブルコイル型のハムバッカーに対応したシングル・コイル


つづく(7月)

レオ・フェンダーとレス・ポール

 以前に「1950年頃には、ロックの歴史を変えたギター群が販売されてきます。ジャズ用のギターに力を入れるギブソンは、ジャズとカントリー&ウエスタンの中間をいくスタイルで、ミリオン・セラーを連発した人気ギタリスト、レス・ポール氏と共同開発して、1952年に発表されたソリッド・ギター・レスポール・モデルを発表しました。」と書きましたが、最初にレス・ポール氏がギブソン社に話を持って行った時には、ギブソン社は断っていたそうです。(1948年頃)

 それで、レオ・フェンダーがレス・ポールに、共同開発のような事を提案したら、今度はレス・ポールがそれを断ったらしいです。

幅広のシングルコイル・ピックアップ

 ジャズマスターのピックアップとギブソンP-90は、見た感じが良く似ています。幅広で上から見ると長方形で、一列6個のポールピースが並んでいるシングルコイルPUです。 しかし使用する磁石と構造が違うので、音の個性はちょっと異なります。ポールピース自体が磁石であるフェンダーのシングルコイルは、テレキャスターやストラトキャスターに象徴されるように、立ち上がりが早くて透明感があります。

 ギブソンの場合、バータイプのマグネットを底面に敷いて、その上に鋼製のポールピースを立てている構造で、見えているのはマグネットではありません。間接的な磁石のためか、全体に刺激の少ない、ふっくらとした感じの音です。

 

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