ライトニン・ホプキンス(LIGHTNIN' HOPKINS)
LIGHTNIN' HOPKINS : Born:1912 : Died:1982 この人はジョン・リー・フッカー以上に、「独り、我が道を行く」と言うイメージが強いのですが、テキサス・ブルースのライトニン・ホプキンスは1912年生まれで、1982年に70歳で亡くなりました。こちらも何枚あるかわかりませんが、ご紹介するアルバムは、同じく良いアルバムと思います。 カントリー系が好きな人も、アーバン系・モダン系が好きな人も、きっと気に入ると思います。存在そのものが「ブルース」と言う感じですね。特にテキサス系のアーバン・ブルースマンは、必ずと言って良いほど、「ブラインド・レモン・ジェファーソン」「ティー・ボーン・ウォーカー」と一緒に、この人の名前をフェイバリットとして挙げます。戦後のテキサス・カントリー・ブルースを象徴する人です。 私の場合、ライトニン・ホプキンスのブルースは、ソロでやるのが特に好きです。もちろんバンドをバックにしてやるのも良いです。ほとんど自分の世界でやっている人ですから、コード・チェンジも気分次第で、バックのメンバーが必死について行くのも面白いです。また、それが生み出す不協和音の世界を楽しんでる風でもありますが・・・
コンプリート・アラジン・レコーディング:ライトニン・ホプキンス
Complete Aladdin Recordings(1946-1948)
1912年テキサス州センタービル生まれで、1946年のライトニン・ホプキンス・デビューアルバム。30代半ばでのデビューですが、遅いと感じますが、彼はマイペースで、自分を歓迎してくれる田舎の町を巡ってたんでしょうね。もうベテランですから歌もギターもすでに完成の領域ですね。まあ聴いて下さい。 アラジン・レコードでのデビュー曲は「KATIE MAY」で「SHORT HAIRED WOMAN」などもローカルヒットしていますし、50年頃は「ハロー・セントラル」がビルボードにチャートインするほどで、カントリー・ブルースでも珍しいくらいの人気でした。 Complete Aladdin Recordings ディスク: 1 1.KATIE MAY 2.FEEL SO BAD 3.BLUES (THAT MEAN OLD TWISTER) 4.I CAN'T STAY HERE IN YOUR TOWN 5.CAN'T DO LIKE YOU USED TO 6.WEST COAST BLUES 7.SHORT HAIRED WOMAN 8.L.A. BLUES 9.BIG MAMA JUMP 10.DOWN BABY 11.LET ME PLAY WITH YOUR POODLE 12.FAST MAIL RAMBLER 13.THINKIN' AND WORRYIN' 14.CAN'T GET THAT WOMAN OFF MY MIND 15.WOMAN WOMAN 16.PICTURE ON THE WALL 17.YOU'RE NOT GOIN' TO WORRY MY LIFE ANYMORE 18.YOU'RE GONNA MISS ME 19.SUGAR ON MY MIND 20.NIGHTMARE BLUES 21.SOMEDAY BABY 22.COME BACK BABY
ディスク: 2 1.LIGHTNIN'S BOOGIE 2.BABY YOU'RE NOT GOING TO MAKE A FOOL OUT OF ME 3.DADDY WILL BE HOME ONE DAY 4.MOON RISE BLUES 5.HOWLING WOLF 6.MORNING BLUES 7.HAVE TO LET YOU GO 8.MAMA'S BABY CHILD 9.MISTREATED BLUES 10.MY CALIFORNIA 11.HONEY BABE 12.SO LONG 13.SEE SEE RIDER 14.UNPREDICTABLE WOMAN 15.I JUST DON'T CARE 16.DRINKIN' WOMAN 17.ABILENE 18.SHOTGUN 19.ROLLIN' AND ROLLIN' 20.TELL IT LIKE IT IS 21.MISS LORETTA
モジョ・ハンド:ライトニン・ホプキンス
MOJO HAND (FIRE)(1960)LIGHTNIN' HOPKINS
いつでも自由奔放に歌い弾くライトニンです。ブルースそのものと言う感じの人で、テキサス・カントリー・ブルースの大スターです。 ジョン・リー・フッカーがデトロイトと言う都会を活動の場にしたのに対して、ずっと田舎に根付いていたイメージがあり、よりアーシーな感じです。 82年に70歳で亡くなりました。これは60年の録音で、彼のベストと言えるでしょう。 日本盤と輸入盤がありました。ボーナス・トラックとかが違うかもしれませんね。 モージョ・ハンド(コンプリ... Mojo Hand [Collectables]
1.Mojo Hand
2.Coffee for Mama
3.Awful Dream
4.Black Mare Trot
5.Have You Ever Loved a Woman
6.Glory Bee
7.Sometimes She Will
8.Shine on, Moon!
9.Santa
テキサス・ブルースマン:ライトニン・ホプキンス
TEXAS BLUES MAN (ARHOOLIE)(1962)
61年の「アーフーリー」移籍第一弾と翌年の第二弾が2オン1になったもの。このジャケットは二作目の「テキサス・ブルースマン」のほうです。 CDの時代になってからは、2枚をまとめて聴けるから良いですね。昔は1枚買うのも悩んだもので、同じくらいの値段(場合によってはもっと安い)で随分とお得な気がします。もっとも組み合わせはこっちで選べないので、すでに持ってるのと重複してしまったりしますが・・・ 彼の世界にドップリと浸かりましょう。 Texas Blues それにしても、ライトニン・ホプキンスの生ギター一本の弾き語りはスゴイですね。一作目の方はバンドでやっているんですが、二作目のこれは「生」「レア」と言った感じで、この人でないと出せない雰囲気です。ドロッとした感じとでも言いましょうか、バンド・スタイルが好きな私も、「ライトニン・ホプキンスは弾き語りがいいな」と感じる一枚です。このアルバムは歌もギターも最高!
ライトニン・アンド・ザ・ブルース:ライトニン・ホプキンス
LIGHTNIN' AND THE BLUES (HERALD)(1972)
ボーナストラックが追加され再発されたCD盤です。還暦の頃の録音ですが、元気一杯にマイペースしていて痛快です。それにしても渋いジャケットですね。
1. Nothin' but the blues
2. Don't think cause you're pretty
3. Lightnin's boogie
4. Life I used to live
5. Sick feelin' blues
6. Evil hearted woman
7. Blues for my cookie
8. Sittin' here thinkin'
9. My baby's gone
10. Lonesome in your home
11. Lightnin's special
12. My little Kewpie doll
13. Shine on moon
14. Had a girl called Sal
15. Remember me
16. Moving on out boogie
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