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ハウリン・ウルフ (HOWLIN' WOLF)

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ハウリン・ウルフ(HOWLIN' WOLF)のおすすめ盤

強烈なヴォーカルとワイルドなバンドが魅力

Born:1910 : Died:1976

まさに、ハウリン・ウルフと言う名前が持つイメージどおりの歌声です。私はこの人の歌を聴いて、ブルースに本格的にハマル事になりました。最初に聴いたブルースマンではないのですが、決め手になった人です。「フォーティー・フォー」のインパクトはすごかった・・・

ハウリン・ウルフはマディ・ウォーターズと並ぶシカゴ・ブルース界のビッグ・ボスです。この人のレコードも多数ありすぎて、よくわからないところがありますが、いずれまとめたいと思います。重複する曲もあったりしますが、いずれも良いアルバムです。

ハウリン・ウルフ(本名:チェスター・アーサー・バーネット:Chester Arthur Burnett)1910年ミシシッピー州ウェスト・ポイント(アバディーン説もあり)生まれで、23年にデルタ地帯のルールヴィルに引っ越します。

ここはデルタブルースの祖と言われる「チャーリー・パットン」が住む「ドッカリー(ドッケリー)農園」の近くで、10代の後半頃にはパットンから直接教わった事もあるようです。この頃(29年)にパットンは初録音をしています。農園にはデルタ屈指のギタリスト「ウィリー・ブラウン」もいたようです。

ハウリン・ウルフはテキサスの「ブラインド・レモン・ジェファーソン」も好きで、こちらはレコード(26年からあり)で聴いていたようです。

33年にアーカンソー州パーキンに移り、41年に陸軍に召集されるまで住んでいます。この頃にサニーボーイ・ウィリアムソン二世(ライス・ミラー)とウルフの義理の妹が結婚し、ロバート・ジョンソンとも一緒に演奏したりしています。ジョニー・シャインズもこの頃はロバート・ジョンソンと行動を共にしたりしています。けっこういろんなところで繋がってるんですね。

46年に除隊して、48年にはメンフィスに出ていろんなブルースマンと知り合います。40年代の後半頃の活動拠点は、やはりメンフィスで、当時は周りに、ギターのパット・ヘア、ウィリー・ジョンソン、ハープのジュニア・パーカー、まだ13歳だったジェームス・コットン、などの草創たるメンバーがいました。

組んだバンドのメンバーは正確にはわかりませんが、マット・マーフィー、ジュニア・パーカー、パット・ヘア、ウィリー・ジョンソン、ジェームス・コットン、ヒューバート・サムリンと言った人達のようです。すごい顔ぶれですが、ハウリン・ウルフの歳はもう40近いですよね。

そこではラジオの番組も持っていて、あの声ですから、知らない人はいなかったのではないでしょうか。まさにメンフィスもシカゴに負けずブルースが盛んでした。

この頃はラジオ局も増えてきた頃ですし、メンフィスでは、ウルフもやったようにビー・ビー・キングもDJをやってました。サニーボーイ・ウィリアムソン二世はアーカンソー州ヘレナでキング・ビスケット・タイムのDJを長年やりましたから、やはりラジオが重要だったんですね。

ジュニア・パーカーエルヴィス・プレスリーなどで有名なサン・レコードが50年に設立されますが、社長のサム・フィリップスは自社で録音した音源をチェスに売ったりしていたようです。それで、モダーン・レコードのスカウトマンをしていたアイク・ターナー(この人もいつでもどこでも出てきます。ティナ・ターナーの旦那さん)もからみ、ハウリン・ウルフのレコードは二社から交互に出ました。

最初はチェスから「ハウ・メニー・モア・イヤーズ」が出て大ヒットし、53年からはシカゴで録音をするようになります。ですから2年間くらいはモダーン・レーベルがあります。録音はサンで行なわれたものだと思います。

いよいよシカゴでのハウリン・ウルフ・バンドの活動が始まりますが、メンバーはメンフィスまで戻りウィリー・ジョンソンとヒューバート・サムリンを連れてきます。やはりメンフィス・アグレッシブ・ギターでないと、ハウリン・ウルフの歌は生きないと言う事だと思います。

また、ハウリン・ウルフのハープはあまり上手いとは思えませんが、素朴な感じが妙に合っていると思う時もあります。ギターもよく持っていますが、彼のバンドにはジョディー・ウイリアムズヒューバート・サムリンと言った、個性的なギタリストが常に在籍していましたから、こちらも聴きものです。

ハウリン・ウルフの場合、シカゴのチェス・レコードで多くのレコードを出していますが、バック・ボーンになっているのは、常に南部のアグレッシブなブルースであり、メンフィスこそがハウリン・ウルフを形成した街と言えるでしょう。

モーニン・イン・ザ・ムーンライト

ハウリン・ウルフ MOANIN' AT THE MIDNIGHT

モーニン・イン・ザ・ムーンライト 

1970年頃までに、チェスからアルバムとしては4枚がリリースされていました。これは、最初のアルバムで、2枚目のアルバム(下)との2イン1のCDです。

良い買い物だと思います。私はこの人の歌声を聴いてから、本格的にブルースに取りつかれたのでした。

あの時のインパクトはそれまでの音楽観を覆されるものでした。「こんな人がいるんだなあ」と感心、感動しました。1950年代の絶頂期をお薦めします。

MOANIN' IN THE MOONLIGHT(1959)

A:
1:MOANIN' AT THE MIDNIGHT
2:HOW MANY MORE YEARS
3:SMOKESTACK LIGHTNIN'
4:BABY HOW LONG
5:NO PLACE TO GO
6:ALL NIGHT BOOGIE
B:
1:EVIL
2:I'M LEAVIN' YOU
3:MOANIN' FOR MY BABY
4:I ASKED FOR WATER(SHE GAVE ME GASOLINE)
5:FORTY FOUR
6:SOMEBODY IN MY HOME

アルバムとしては最初のもので、ウィリー・ジョンソンジョディー・ウイリアムズのギター、さらに、ヒューバート・サムリンのギターがサポート。このアルバムではジョディー・ウイリアムズは特にカッコ良いです。

ハウリン・ウルフ

ハウリン・ウルフ HOWLIN' WOLF

モーニン・イン・ザ・ムーンライト 
同じです。上との2枚分。

 

 

HOWLIN' WOLF(1962)

A:
1:SHAKE FOR ME
2:THE RED ROOSTER
3:YOU'LL BE MINE
4:WHO'S BEEN TALKIN'
5:WANG-DANG-DOODLE
6:LITTLE BABY
B:
1:SPOONFUL
2:GOING DOWN SLOW
3:DOWN IN THE BOTTOM
4:BACK DOOR MAN
5:HOWLIN' FOR MY BABY
6:TELL ME

上のアルバムに続くアルバムで、ポップ度があがっています。

ヒューバート・サムリンが専属的にギターを弾くようになったアルバム。ジミ-・ロジャースも参加しています。こちらはウィーリー・ディクソン(ベーシストで作曲・プロデュースも手がける、チェス・レコードの屋台骨的な人)の馴染みやすい曲が多いです。

リアル・フォーク・ブルースと
モア・ リアル・フォーク・ブルース

The Real Folk Blues /More Real Folk Blues

こちらは、3枚目と4枚目の2イン1のCDです。

ですから、上の「モーニン・イン・ザ・ムーンライト」を合わせると、60年代までのアルバムが揃うことになります。

当時の日本で出たベスト盤などは、ほとんどが、この4枚からの選択でしたから、重複する曲が多くて、私も訳がわからない状態でした。

今はこの2枚のCDを聴けば、まずウルフの初期~中期がわかると思います。

The Real Folk Blues(1966)
More Real Folk Blues(1967)

1.KILLING FLOOR
2.LOUISE
3.POOR BOY
4.SITTING ON TOP OF THE WORLD
5.NATURE
6.MY COUNTRY SUGAR MAMA
7.TAIL DRAGGER
8.THREE HUNDRED POUNDS OF JOY
9.NATCHEZ BURNIN'
10.BUILT FOR COMFORT
11.OOH BABY, HOLD ME
12.TELL ME WHAT I'VE DONE
13.JUST MY KIND
14.I'VE GOT A WOMAN
15.WORK FOR YOUR MONEY
16.I'LL BE AROUND
17.YOU CAN'T BE BEAT
18.NO PLACE TO GO (YOU GONNA WRECK MY LIFE)
19.I LOVE MY BABY
20.NEIGHBORS
21.I'M THE WOLF
22.ROCKIN' DADDY
23.WHO WILL BE NEXT
24.I HAVE A LITTLE GIRL

ベスト・オブ・ハウリン・ウルフ

ハウリン・ウルフ BEST OF HOWLIN' WOLF

上述のように、1969年までに、チェスからアルバムとしては4枚がリリースされていました。

これは1970年代に出た日本編集のベスト盤ですが、デビュー・シングル「SADDLE MY PONY」と、ウルフのベスト・テイクとも言われたりする「I WALKED FROM DALLAS」が入っていて、確かに「I WALKED FROM DALLAS」は最高にシビレました。

 

THE BEST OF HOWLIN' WOLF

A:
1:MOANIN' AT MIDNIGHT
2:HOW MANY MORE YEARS
3:SADDLE MY PONY
4:ALL NIGHT BOOGIE
5:JUST MY KIND
6:EVIL (IS GOIN' ON)
7:I'LL BE AROUND
B:
1:FORTY-FOUR
2:WHO WILL BE NEXT
3:I ASKED FOR WATER
4:NATCHES BURNIN'
5:I'M LEAVIN' YOU
6:GOING DOWN SLOW
7:I WALKED FROM DALLAS

ベスト盤です。4枚のアルバムからのセレクト盤で、上2枚と重複曲もありますが、ラストの「I WALKED FROM DALLAS」ではヒューバート・サムリンの炸裂ギターが聴かれます。

バックドア・ウルフ

THE BACK DOOR WOLF 

最後のアルバムとなったものです。録音も良くて内容も充実しています。ここでも、1曲目からヒューバート・サムリンならではのスリリングなギターが良いです。

THE BACK DOOR WOLF(1973)

A:
1:MOVIN
2:COON ON THE MOON
3:SPEAK NOW WOMAN
4:TRYING TO FORGET YOU
5:STOP USING ME
B:
1:LEAVE HERE WALKING
2:THE BACK DOOR WOLF
3:YOU TURN SLICK ON ME
4:WATERGATE BLUES
5:CAN'T STAY HERE

勿論、ボーカルあってのブルースですから、ボスのウルフはいつでも最高なのですが、ジミ・ヘンドリックスエリック・クラプトンも大ファンだったヒューバート・サムリンは、個性派の中でもかなり際立っています。

300パウンド・オブ・ザ・ブルース

 

これは、右の「The Chess Box」の3枚組に半分ほど入っています。

参考:収録曲

300 POUNDS OF THE BLUES(1963)

A:
1:I DIDN'T KNOW
2:HOWLIN' BLUES
3:CAN'T PUT ME OUT
4:CHANGE MY WAY
5:GETTIN' LATE
6:I'VE BEEN ABUSED
7:MY PEOPLE'S GONE
8:MR.AIRPLANE MAN
B:
1:JUST LIKE I TREAT YOU
2:I AIN'T SUPERSTITIOUS
3:MAMA'S BABY
4:DO THE DO
5:TAIL DRAGGER
6:LONG GREEN STUFF
7:HIDDEN CHARMS
8:THREE HUNDRED POUNDS OF JOY

 

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番外編

スーパー・スーパー
ブルース・バンド

ハウリン・ウルフとマディ・ウォーターズとボ・ディドリーの三人によるセッションです。ウルフとマディは、かなりライバル意識むき出しで、ボ・ディドリーはマイペース。

以前はそれほど聴きませんでしたが、今になると、この三人のセッションが聴ける事が単純に嬉しいです。最近の愛聴盤。
The Super Super Blues Band

 

ロンドン

イギリスのロック・プレイヤーとのセッション。「フーズ・ビーン・トーキン」なんかは、かなり良いです。

London Howlin' Wolf Sessions

日本盤:
ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ

 

オリジナル・
フォーク・ブルース

ORIGINAL FOLK BLUES

ユナイテッド・レーベルが編集したもので、ジャケットなども凄くチープだったアナログ盤です。

おそらく、「アウト・テイク集」的なもので、他のアルバムとダブりが少なくて良い内容でした。

アルバムのタイトルと曲名以外は何も書いてません。もちろん解説やクレジットも無しです。

もちろん今は無いでしょうけど、70年代はこんな輸入アルバムが、かなり安価で売ってました。(普通2000円くらいの頃に1000円くらい)

でも、時々オムニバスなどの選曲が良いのに当ることもあります。私はこのアルバムのチープな雰囲気のデザインが大好きです。

 

ボックス・ベスト

The Chess Box

The Chess Box

3枚組CDで、チェスの75曲が網羅されたものです。チェスではこの2倍くらいの録音がありますが、だいたいを把握するには、これが一番手っ取り早いかもしれません。

ウルフは駄作が少ないですから、これから聴く方には、これをお薦めします。

参考:収録曲

 

Smokestack Lightning/Complete Chess Masters 1951-60

こちらは、51-60年までの録音です。重複はあります。

参考:収録曲

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