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キング・カーティス

SOUL TWIST KING CURTIS (P-VINE)

SOUL TWIST キング・カーティスの名前になっていますが、オムニバスです。ジャケットはキング・カーティスのソロアルバムのデザインを使用しています。録音は古く1960年前後です。

「エンジョイ」レーベルでのもの。40年も前ですが、なかなか良いですよ。

とは言っても、R&Bとしては後期になります。ノーブル・ワッツ、ウィリス・ジャクソン(ギターは、ビル・ジェニングス)も良いです。

R&B、ジャンプ・ナンバー、スロー・バラードとインスト曲がほとんどですが、良いテイクが揃ってます。もっと新しいサックス奏者『デビット・サンボーン』『ウィルトン・フェルダー』あたりも良いですが、この時代の方がスリー・コードの曲で占められていて、私としては好きです。スリー・コードが好きなんですね、結局。

さらに、私の好みはギタリストが重要でして、ここで弾いているビリー・バトラー(Billy Butler)は素晴しいです。

販売状況→Soul Twist and Other Golden Classics 「エンジョイ」のこれですね。
こっちのベスト盤は「キャピトル」でのもの→The Best of King Curtisこっちの方が、カーティスで占められていて良いかも知れません。

『キング・カーティス』は自身のバンド『キング・ピンズ』のライブ盤なども良いです。『コーネル・デュプリー』もこのバンドから出た人です。さらに、ニューヨーク・ライブではアル・ケイシーがギターを弾いています。

フィルモアの有名なライブもありました。→Live at Fillmore West

こちらにも有ります。 

 

ジュニア・ウォーカー

SHOTGUN : JR.WALKER&ALL STARS (MOTOWN)

SHOTGUN 少し後の60年代半ばのファンキーなアルバムです。『アン・アーバー』にも出演しています。結構ヒットした曲が入っています。タイトル曲はカッコいいです。このアルバムもスリー・コードがほとんどです。

販売状況→Shotgun [Universal Special Products]

ジョニー・テイラー

WANTED ONE SOUL SINGER : JOHNNIE TAYLOR (ATLANTIC:STAX) (1967)

JOHNNIE TAYLOR 今日は70年頃のソウルです。『マラコ』のところで1枚紹介しましたが、60年代のこれも良いです。オーティス・レディング亡き後、スタックスの看板になったのが彼です。

サム・クックの後任としてソウル・スターラーズに在籍していました。超実力派です。スタックスのお馴染み、ブッカー・T&MG’Sなどのバック陣も良いです。ブルージーでもあり、大好きな人です。

販売状況→Wanted One Soul Singer

70年代に「ディスコ・レディ」のヒットで有名ですが、アルバムとしては、こちらが良いです。80年代〜90年代は『マラコ』レコードから多くのアルバムを出しました。マラコは初期の4枚くらいしか聴いていませんが、どれも渋くてなかなか良いです。特に1枚目はタイトル曲がヒットして復活と騒がれました。ぜひ聴きたいところです。
マラコThis Is Your Night

ジョニー・テイラー

WHO'S MAKING LOVE : JOHNNIE TAYLOR (STAX) (1969)

WHO'S MAKING LOVE スタックスでの2枚目で、上のアルバムの後に出たもの。甲乙付けがたいですが、個人的には1枚目の方が好きです。こっちの方が大ヒットしたんですけどね。70年頃は、今聴いても良いのが多いと感じます。

販売状況→Who's Making Love

 

 

どうにも散らかったページ構成ですみませんが、こちらに(1970〜80年頃のソウル系の最高のところ)も少しまとめてます。主に、この後の「マラコ・レコード」ですが、私はひじょうに好きでした。

ルーファス・トーマス

DO THE FUNKY CHICHEN : RUFUS THOMAS (STAX)(1970)

RUFUS THOMAS この頃のスタックスは良い人が揃ってますね。この人はこの時52才ですよ。凄い『ファンキーおじさん』です。ノリノリですね。近年に亡くなりましたが、ずっと現役でしたね。『アルバート・キング』もそうですが、この頃のスタックスは、かなり良いのが揃っています。

販売状況→Do the Funky Chicken

これより前の大ヒット「ドッグ」も→Walking the Dog

リトル・ジョニー・テイラー

PART TIME LOVE : LITTLE JOHNNY TAYLOR (CHARLY) (1970頃?)

LITTLE JOHNNY TAYLOR 『ジョニー・テーラー』と同じ名前ですが、きっと好きだったんでしょうね。歌い方も似ています。こちらが5才くらい年下です。

このアルバムはイギリスの『チャーリー』レコードの編集ですが、タイトルの『パート・タイム・ラブ』は、彼の代表曲で、カバーも多くの人にされてます。ゴスペル・ブルースなどと言う表現もされます。ゆったりした曲が多く、本家テーラーよりも良いところは、全曲、ブルースであるところでしょうか。

販売状況→Greatest Hits 同じではありませんが、17曲入り在庫1枚です。

イギリスの『レッド・ライトニン』レコードの編集アルバムも良いのが多いです。この二つのレーベルに関しては、迷ったら『買い』にしていました。20年前の事ですが。

トミー・タッカー

MOTHER TUCKER : TOMMY TUCKER (RED LIGHTNIN)

TOMMY TUCKER イギリスの『レッド・ライトニン・レコード』の編集で、60〜70年代の曲が16曲入ってます。

いかにも中堅と言った感じですが、ルーズな感じのファンキーさが良いです。特に70年頃の曲はいかしてます。この人はキーボーディストですが、オルガンは特にカッコいいです。

 

販売状況→Titans of R&B 
Titus Turner & Tommy Tuckerの名前になっていますが、「Titus Turner」が誰かはわかりません。25曲入りで、このトミー・タッカーのアルバムの16曲中10曲が収録されています。

バスター・ベントン

SPIDER IN MY STEW : BUSTER BENTON (P-VINE SPECIAL)

BUSTER BENTON こちらは、70代では特に気に入ってる一枚。これが良すぎるので、この人のベスト盤かも?。

バック陣は完璧とも言えるサウンドです。ハープのキャリー・ベル、ギターのジミー・ジョンソンマイティ・ジョー・ヤングなどの好サポートにベントンのテンションの効いた歌、ギターが良く絡み、気持ちの良いアルバムです。フライング・Vを持ってますが、ギタースタイルは、ほとんどアルバート・キングですね。今、ライブでこのままやっても良い様なサウンドです。

まだアマゾンでは扱ってないみたいですが、ジャケットや曲順が変わって(全曲入っています)、ボーナストラック4曲で輸入盤はあります。ボーナス聴きたい!

Spider in My Stew  

Blues at the Top

 Blues at the Top
1985年にフランスで行われたセッション中心に編集されたものです。「スパイダー・イン・マイ・シチュー」から2曲やっていますが、「デインジャラス・ウーマン」などは、比べるのが酷と言うものです。ブルース・アルバムとして聴くなら、かなり良いアルバムで、特に「Blues and Trouble」や、後半に多いスロー・ナンバーはバスター・ベントンの味がよく出ています。上の「スパイダー・イン・マイ・シチュー」が良すぎたために目立ちませんが、名盤の1枚です。

メンバーもハープにビリー・ブランチ、フランス人ピアニストのフランソワ・リリャックなどの若手中心ですが、83年(おそらく)セッションもあり、ジョン・リトル・ジョン、オディー・ペイン、ラファイエット・リーク(スパイダー・イン・マイ・シチューのピアノ)のビッグネームに加え、カール・ウェザースビーの名前も見えます。

ボーカルも良いですし、ギターも独特の粘りある音です。「スパイダー・イン・マイ・シチュー」が入手出来なければ、まずこれからでも良いと思います。

ミーターズ

SECOND LINE FUNK (P-VINE) : THE MEETERS

THE MEETERS 今日は、ニューオリンズの70年頃のアルバムです。アメリカの中でも独特の土地柄です。

70年頃の『ジョシー・レコード』録音のアルバム3枚からのベスト盤的なアルバム。ジャケットデザインは『LOOK-KA PY PY』からのもの。ニューオリンズを代表するファンク・バンドで、4人で作り出すグルーブは凄いです。

『ラベル(パティ・ラベルが在籍した女性ボーカルトリオ)』のヒット曲『レディ・マーマレード』のバックを務めたのも彼等です。イントロを聴いただけで、すぐにわかる独特のノリです。

販売状況→Look-Ka Py Py
ジョシー・レコード時代のもの→Struttin'
ベスト盤もいろいろとあり、これから聴くのが良いかも→The Very Best of the Meters [Rhino]

リーダー格の『アート・ネヴィル』は、有名なネヴィル兄弟の長男です。この後にも何枚かアルバムがありますが、どれも良いです。

ミーターズ

CABBAGE ALLEY (REPRISE) : THE MEETERS (1972)

CABBAGE ALLEY リプリース移籍後の1枚目で、重厚感が増してます。この次の『REJUVENATION 』も良いアルバムです。どれでもいいから、1枚は聴いて欲しいグループです。

Cabbage Alley

こちらも→Rejuvenation 

 

 

ミーターズ育ての親とでも言う、ニューオリンズを代表するプロデューサー・アレンジャーのアラン・トゥーサン(Allen Toussaint)のソロ・アルバムがありました。これもかなり雰囲気が良いです→ サザン・ナイツ 

ドクター・ジョン

GUMBO (ATCO) : DR. JOHN (1972)

GUMBO

白人ですが、ニューオリンズの名物ボーカル・ピアニスト。アン・アーバーにも出演してます。とにかくいろんな所に顔を出す人で、個性的なダミ声とニューオリンズの様々なピアノ・スタイルをマスターしてる人です。

ジャズ・スタイルのアルバムやフュージョン・アルバム等、とにかく多才です。どんなスタイルでやっても強烈な歌声ですから、すぐわかります。このアルバムが最もニューオリンズ的です。

Dr. John's Gumbo

この時期の録音では、上記のミーターズがバックを務めた、『イン・ザ・ライト・プレイス』もあります。こちらは、ニューオリンズ・ファンクと言った感じです。どちらも、名盤です。

In the Right Place

 

 

 

 

ドクター・ジョン

ZUZUMAN (P-VINE) : DR. JOHN

ZUZUMAN こちらは、73,74年にリリースされた2枚からの編集盤で、とにかく色々なタイプの曲が網羅されていて面白いです。時々ポップで変な曲もあったりしますが、カッコいい曲はなかなかカッコいいです。

この時期の録音では、上記のミーターズがバックを務めた、『イン・ザ・ライト・プレイス』もあります。

販売状況→Zu Zu Man [Trip/Delta]

かなり良い選曲のベスト盤→Mos' Scocious : The Dr. John Anthology ガンボの曲からイン・ザ・ライト・プレイスなども入っていて、これ良いです。

 

 

こちらのつながりで聴く ドクター・ジョンの比較的近作(1990年頃から〜最近2008年)も、アルバムごとに得意の変幻自在のスタイルで楽しませてくれます。

 

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このページ紹介の
アルバム

キング・カーティス
Soul Twist and Other Golden Classics

The Best of King Curtis

Live at Fillmore West

ジュニア・ウォーカー
Shotgun [Universal Special Products]

ジョニー・テイラー
Wanted One Soul Singer

Who's Making Love

ルーファス・トーマス
Do the Funky Chicken

Walking the Dog

リトル・ジョニー・テイラー
Greatest Hits

トミー・タッカー
Titans of R&B

バスター・ベントン

ミーターズ
Look-Ka Py Py

Struttin'

The Very Best of the Meters [Rhino]

Cabbage Alley

Rejuvenation 

ドクター・ジョン
Dr. John's Gumbo

Zu Zu Man [Trip/Delta]

アラン・トゥーサン
Mos' Scocious : The Dr. John Anthology

 

 

 

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