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ロバート・クレイ(Robert Cray)

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ロバート・クレイの生い立ち

Robert Cray : Born:1953 Georgia・Columbus

 1953年の8月にジョージア州のコロンバスで生まれました。 スティーヴィー・レイ・ヴォーンのところで書きましたが、1970年代の後半から80年代の前半にも、いろいろなレコードを聴いていたのですが、何かこれと言ってブルースの印象強いアルバムが無い頃でした。その様な時期に出てきたのが、 スティーヴィー・レイ・ヴォーンと、ロバート・クレイでしたね。

 この時期に、再びブルースを一般に紹介してきたという点で、二人の存在は大きかったと思います。もちろん他にも多くのブルースマンやロック・プレイヤーが、ブルースをやり、アルバムを提供していますが、やはり、時々には大きなセールスをしてくれる人が出ないと、ますますマイノリティになってしまいますからね。

 ロバート・クレイは、父親が軍人だったので各地を移り住む生活が続きました。 両親が音楽好きで、ブルースの「ボビー・ブランド」「ビー・ビー・キング」から、「サム・クック」「レイ・チャールズ」と言ったソウルや、ジャズのレコードも聴いていたようです。ビートルズを聴いてギターを初めたようです。

 1968年に家族がワシントン州タコマに定住します。ハイスクールの頃に、ベースの「リチャード・カズンズ:Richard Cousins」と知り合って、バンドを組む頃には「ジミ・ヘンドリックス」の影響もあったようで、ロックも聴いていたようです。その頃にはアーバン系のマジック・サム、バディ・ガイあたりも聴き、何とうらやましい事に、たまたま家にあった「ハウリン・ウルフ」を聴いてから、ブルースのプロになろうと決めたようです。

 非常に蛇足になりますが、この流れって私と同じで笑いました。私の紹介のところで、「ビートルズ」から入り、「チャック・ベリー」を経て、ブルースを聴くうちに「ハウリン・ウルフ」でガツーンときて、ブルースにのめり込んだ事と書きましたが、ほとんど同じです。但し、ロバート・クレイはアメリカ生れですから、当然全てが10年くらい先を行ってます。うらやましいですね。

 ちなみに、日本的な学年で言うと、私と「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」は同学年で、「ロバート・クレイ」は1年先輩になりますが、聴ける音楽の差がこれだけあったんですね。

 話を戻して、1974年にロバート・クレイは、ベーシストのリチャード・カズンズと共にRobert Cray Bandを結成して、ブルース・アーティスト達のバックを務めたりします。タコマ辺りでは有名になっていたようで、後にブルース・ブラザースでブレイクする、ジョン・ベルーシとも出会い、映画「アニマル・ハウス」でOtis Day and the Knightsのベーシストとして出演したらしいです。 (映画は見てますが、全然記憶に無いです)

 さらに、ハイスクールの卒業パーティーにアルバート・コリンズが来て、その時に話をして知り合いとなり、さらにコリンズの「追っかけ」のような事をしているうちに、コリンズのバック・バンドになれたようです。そして、1977年に「サンフランシスコ・ブルース・フェスティバル」出演で「トマト・レコード」のブルース・ブロムバーグから話を持ちかけられ、契約・録音となりました。

 1978年「フーズ・ビーン・トーキン:Who's Been Talkin'」を録音しますが、会社が経営難になり、リリースされるのは2年後の1980年になります。この辺の買収などの事はわかりませんが、落ち込むロバート・クレイの為に、ブルース・ブロムバーグは「ハイ・トーン」レーベルを設立して、1983年「バッド・インフルエンス」をリリースします。

 この頃から、活動も活発になり85年に「ハイトーン」でのセカンド・アルバム「偽りの罪」がリリ-スされ、いよいよ知名度も上がっていき、メジャー・レコード会社の「マーキュリー」が獲得に動きます。

 1986年にマーキュリーから「ストロング・パースウェイダー」がリリースされ、「スモーキング・ガン」がブルース系の曲では、ビー・ビー・キングのスリル・イズ・ゴーン(1970年)以来となる大ヒットとなりました。アルバムもブルース界では、ボビー・ブランドのツーステップ・フロム・ザ・ブルース(1963年)以来の話題性の高いものになり、100万枚以上を売りプラチナ・アルバムになりました。

 ここでは、私がよく聴いた、デビューの1作目から6作目までのご紹介ですが、順位を付けるならば、ストロング・パースウェイダーが一番で、次点でミッドナイト・ストロールフーズ・ビーン・トーキンでしょうか。6枚のどれも平均点以上ではあります。

1990年までのアルバム紹介

デビュー・アルバム(トマト・レーベル)

フーズ・ビーン・トーキン : Who's Been Talkin'(1980年)

1978年に録音されていて、リリースは1980年になったものです。全編ブルースと言った感じで、まだ後のようなバリエーションはありませんが、すでに歌・ギターともに申し分なく、むしろ私はストレートな表現が好きです。

1曲目からノリの良い、若さあふれるロック・ブルースで、気持ちいいです。アルバム・タイトルはハウリン・ウルフの「フーズ・ビーン・トーキン」にするあたりは、やはりフェイバリットだったんでしょうね。ホーン・アレンジもバランス良くて、良い感じです。7.SLEEPING IN THE GROUNDあたりはすでに得意なスタイルが出来上がっています。

上がオリジナル・ジャケットですが、最近は下のデザインに変わったようです。何か、かわいいイラストですが、まさか、これがロバート・クレイだと言うのでしょうか?

WHO'S BEEN TALKIN'

1.TOO MANY COOKS
2.SCORE
3.WELFARE (TURNS ITS BACK ON YOU)
4.THAT'S WHAT I'LL DO
5.I'D RATHER BE A WINO
6.WHO'S BEEN TALKING
7.SLEEPING IN THE GROUND
8.I'M GONNA FORGET ABOUT YOU
9.NICE AS A FOOL CAN BE
10.IF YOU'RE THINKIN' WHAT I'M THINKIN'

ハイトーン・レーベル

バッド・インフルエンス:BAD INFLUENCE (1983年)

バッド・インフルエンス

1.PHONE BOOTH
2.BAD INFLUENCE
3.GRINDER
4.GOT TO MAKE A COMEBACK
5.SO MANY WOMEN, SO LITTLE TIME
6.WHERE DO I GO FROM HERE
7.WAITING FOR THE TIDE TO TURN
8.MARCH ON
9.DON'T TOUCH ME
10.NO BIG DEAL
11.I GOT LOADED
12.SHARE WHAT YOU'VE GOT, KEEP WHAT YOU NEED

ハイトーンでの1作目ですが、これも大変良いアルバムです。アルバート・キングと競作となった、「PHONE BOOTH」の軽快なキレはロバート・クレイの真骨頂です。ジョニー・ギター・ワトソンの「DON'T TOUCH ME」あたりもカヴァーして、かなり自信も持ってきた感じです。

偽りの罪:FALSE ACCUSATIONS (1985年)

偽りの罪:FALSE ACCUSATIONS

1.PORCH LIGHT
2.CHANGE OF HEART, CHANGE OF MIND (S.O.F.T.)
3.SHE'S GONE
4.PLAYIN' IN THE DIRT
5.I'VE SLIPPED HER MIND
6.FALSE ACCUSATIONS
7.LAST TIME (I GET BURNED LIKE THIS)
8.PAYIN' FOR IT NOW
9.SONNY

前2作に比べ、徐々にソウル色が強くなってきている印象で、育った年代や周りの音楽状況から見ても、当然の成り行きですね。ただ、過渡期のような感じで、焦点が絞れていない印象です。

マーキュリー・レコード

ストロング・パースウェイダー:STRONG PERSUADER(1986年)

Strong Persuader

1.SMOKING GUN
2.I GUESS I SHOWED HER
3.RIGHT NEXT DOOR (BECAUSE OF ME)
4.NOTHIN' BUT A WOMAN
5.STILL AROUND
6.MORE THAN I CAN STAND
7.FOUL PLAY
8.I WONDER
9.FANTASIZED
10.NEW BLOOD

大ヒットしたアルバムです。ブルース系の曲では記録的なヒットとなった、「SMOKING GUN」はいつ聴いても、飽きないタイプの曲で、20年経った今でも輝いてます。「I WONDER」のソウルフルなヴォーカルは、懐の深さの証明ですね。ブルース、ソウル、ロックといろんな要素がバランス良く配合された、ベストなアルバムと言って良いでしょう。

私は1980年代の後半から1995年頃までの10年間は、ロバート・クレイ・バンドの1990年の6作目までを聴いてきました。 どれも気に入っていますが、ご紹介が遅くなったのは、ロバート・クレイと言う人が、様々なスタイルをこなして、表現もテクニックも豊かなアーティスト(何か売れ過ぎていて、ブルースの範疇にしがたい)を、どこに取り上げるべきか迷っていたからです。

私の考えですが、ロバート・クレイ自身はブルースマンと呼ばれる事が一番嬉しいのではないかと思います。彼の一番ブルースらしいところは、ギター・ソロだと思いますが、それは、ブルースをイメージしてフレーズの組み立てや、コードを弾いているが感じられるからです。じゃあギター以外の事はどうかと言いますと、ボーカルの上手さは素晴らしいですが、ブルースっぽいよりも、ソウルっぽいと感じます。

特別にブルースにこだわるなら、ブルースアルバムと言えるのは1作目で、後は徐々にソウル、ロック、その他の要素が入ってきて、クロスオーバーしたブルースとでも言ったらいいんでしょうか。

以下は、後日に。

ドント・ビー・アフレイド・オブ・ザダーク:DON'T BE AFRAID OF THE DARK
(1988年)

Don't Be Afraid of the Dark

1.DON'T BE AFRAID OF THE DARK
2.DON'T YOU EVEN CARE
3.YOUR SECRET'S SAFE WITH ME
4.I CAN'T GO HOME
5.NIGHT PATROL
6.ACTING THIS WAY
7.GOTTA CHANGE THE RULES
8.ACROSS THE LINE
9.AT LAST
10.LAUGH OUT LOUD

このアルバムは、前作の大ヒット名盤と、次作の名盤のツナギ的に聴きました。インパクトは少ないですが、全体に佳曲が揃っています。

 

ミッドナイト・ストロール:MIDNIGHT STROLL(1990年)

MIDNIGHT STROLL

1.FORECAST (CALLS FOR PAIN)
2.THESE THINGS
3.MY PROBLEM
4.LABOR OF LOVE
5.BOUNCIN' BACK
6.CONSEQUENCES
7.THINGS YOU DO TO ME
8.WALK AROUND TIME
9.MOVE A MOUNTAIN
10.HOLDIN' COURT [*]
11.MIDNIGHT STROLL

このアルバム以降は、ポツリ、ポツリとしか聴いていません。90年に出たので89年頃の録音でしょうけど、いろんな意味で完成された感じを受けました。あとは、これまでのアルバムを順繰りに聴いていけば良いかなと言った感じです。コンテンポラリー・ブルースの名盤と言って良いと思います。

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 1985年のリリースです。「アルバート・コリンズ」や「ジョニー・コープランド:Johnny Copeland」といった仲間達と共演した、とても良いアルバムです。 グラミー賞を取り、最終的に25万枚以上を売り上げました。
Showdown  

 やはり、かつてのボス、アルバート・コリンズが目立ってる感じですが、ストロング・パースウェイダーへの刺激になったのではないでしょうか。(アルバート・コリンズと一緒にやったら、彼以上に目立つのは大変です)

 

 

 

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